翌日の放課後。練習中に部室のドアがノックされ、1人の男子生徒が入ってきた。男子にしては少々長めの茶髪、意志の強そうな瞳、そして・・・・
「やぁ失礼するよ。プロデューサー募集のポスターをみてきたよっ!!イェィ!!」
さわやか笑顔が特徴だった。さわやかイケメンのようで言動がチャラい。2枚目のようで3枚目。そんな印象の男子生徒だった。ポスターをみてきたという事は、応募者という事だろう。
美久「ふぁ、さっそく応募者が・・・・」
アイリーン「来ていただいてありがとうございます。いくつか質問させていただいてもよろしい?」
流奈「わ、イケメンだからってぬけがけしたっ」
ののか「いやしいわね」
アイリーン「ち、ちがいますわ!!べ、別にイケメンだからって真っ先に話を始めたんじゃないんですわよ!?応募者の面接はわたくしがするって話だったでしょう!?」
翼「そうだね。2人共。変な誤解はしちゃだめだよ」
律音「へぇ?放送委員なんだ。じゃあお昼休みに曲流してるのも風祭君?」
風祭と呼ばれた男子「イェィ。そうだYO。曲の選曲は委員長である僕がしてるんだ。曲はそのへんでCD買ってきて、それを流してるんだよ」
律音「そうなんだ〜」
アイリーン&流奈&ののか「ぬけがけしてるっ!!」
律音が呼称していた風祭。それは彼の名字で、名前は風祭燿。律音と同じ2年生で放送委員。曲の選曲、再生、はたまた曲の編集など、いろいろとこなしているらしい。昼の放送はずっと放送室にいるのではなく、曲を編集でつなげて昼休みは45分あるのだが、45分分編集で繋げ、流しているだけなのだとか。今回応募してきただけあり、ホームページデザイン、動画編集、画像編集もお手の物らしい。
翼「へぇすごいね。僕なんかパソコンには疎いから・・・・」
美久「普通以上ですよ・・・・もうそれでお仕事できちゃうんじゃないでしょうか・・・・」
燿「そういう技術は全部親父に教わったんだ。親父、プロデューサーだから」
流奈「なんの?」
燿「アイドルの」
アイリーン「・・・・・・・・1つよろしい?アイドルのプロデューサーで風祭・・・・もしや?・・・・」
燿「たぶん推測通りだよ。親父がお世話になってるねお嬢様。そ。風祭史記は僕の親父だよ」
アイリーン「やはり。あの方の息子さんでその技術を受け継いでいるのでしたら全然問題ないでしょう」
ののか「だよね?だよね?キャー!!イケメンエンジニアゲット!!ここからはじまるラブストーリー!!きゃー!!」
燿「・・・ha?」
両頬を抑えて(>▽<)←こんな顔をして1人で盛り上がっているののか。史記が目が点になっているので、アイリーンは「きにしないように」と半眼で伝える。そして採用なので、律音にポスター撤去を指示。すぐに律音は回収にでていった。これではどっちがリーダー兼部長かわからない。
とりあえず採用になりこれでメンバーもそろい、大会への応募も済み、プロデューサーも決まった。
あとは東京予選まで練習するのみだ。曲や振付はある程度できあがってきたので、明日から練習を始めることに。まだどちらも完成はしていないが練習時間を少しでも捻出するため、出来上がっている部分を練習を始める話になった。
都予選まであまり時間はない。明日からスタートだ--------------------
------------------------------------SCENE3へ------------------------------
ログインしてコメントを確認・投稿する