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2014年12月12日12:19

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「最終回」とある現実界の超未来(�后�/SS

幻想世界に足を踏み入れた雅輝。幻想世界は古フランスの住宅街のような建築物がいくつも建っており、遠くには表通りのような場所にいくつものお店が立ち並んでいた。


雅輝はあたりをみまわす。夜に足を踏みれて夜。時間のズレは・・・・なさそうだ。表通りを歩きつつ、考える。


どうやってシーラを見つけ出すか。ただ闇雲に歩き回っていてもつかれるだけだし、時間のムダだ。
とりあえず人通りの多い道を歩いていると、あたりから聞こえる話し声。その主な話題は舞踏会のようだ。2日後におこなわれる舞踏会。そこで王子の花嫁を決めるらしいという話題だ。

セレナの言ったとおり、舞踏会は開催されるようだ。筋書きだと、その舞踏会で王子に見初められる筈だが・・・・。雅輝は舞踏会までにシーラを探し出そうと思っていたが、2日後、城で張っていた方が手っ取り早そうだ。


しかし・・・・だ。その舞踏会は・・・・入れるのだろうか?名のある名家の人達しかはいれなければ、雅輝は入ることができない。現実では世界最強財閥の跡取りとなっているが、幻想世界ではただの男の若者でしかない。城に入れてくれるかもあやしい。

(やっぱり、明後日までにシーラちゃんを見つけ出すしかないかな・・・・)

入れるかどうかわからない城で明後日待ち構える??よりは、その前に見つけ出してしまったほうがいいだろう正樹は近くの人にシーラの事を尋ねてみた。しかし・・・・シンデレラという少女を知っている人はいなかった。


雅輝「・・・・無名??いや・・・・シンデレラはたしか・・・・どこかの名家の三女の筈だ。意地悪な姉やら母親にいろいろとコキ使われて、お使いかなにかで出歩きはしている筈だよな・・・・。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あ・・・・!!!!」


雅輝は重要な事に気づいた今代のシンデレラであるシーラには幻想世界で過ごす筈だった16年間がない。つい最近戻ったばかりのシンデレラを皆知らないのは至極当然だった。

雅輝は頭を悩ませる。シーラの住む家の場所がわからなければ尋ねることもできない。しかも・・・・あたりの人に聞いても誰も知らない。


そういえば・・・・と思う。今代のシンデレラをしらなくても、2人の姉の事くらいは皆しっているだろう。2人の姉の名前をだせば、おそらくいい返事が返ってきそうだが、あいにくと・・・・2人の姉の名前を雅輝は覚えていなかった。


雅輝「くそ・・・・こんな事なら聞いておくべきだったな・・・・。しかしどうする・・・・一度現実に戻って皆に聞いてみようか・・・・」


セレナでも知っているだろうが、たしかシーラが帰るまでの間、鴇神龍刃の家に住んでいた筈だ。彼に聞けば、アッサリ答えてくれるだろう。一度戻ろうとした時だった・・・・。



雅輝「・・・・あれ?僕、どこをどう歩いてきたんだっけ・・・・??」


考え事をしながら闇雲に歩いたものだから、時空の歪の場所がわからなくなってしまった。土地勘のない幻想世界のシンデレラの物語の城下町で迷子になってしまったようだ・・・・。


雅輝「・・・・しかたない・・・・野宿して、明るくなるのを待つか・・・・。昼間なら人もたくさん闊歩しているだろうし、1人くらいシーラちゃんを知っている人に出会えるかも」

幸い、季節は春。野宿しても寒くはない。表で寝ていてもさして風邪をひいたりはしないだろう。雅輝は適当にみつけた公園の芝生で一夜を明かした。
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