基準は『掠奪された七人の花嫁』

先日は、『舞子はレディ』を見た。

ヒロインは力のある、素敵な子でした。
歌も上手だし（踊りはイマイチかな、和装で動くから？）、画面を支える力があるように思いました。

ミュージカル映画でしたが、日本語は音楽に上手くのらないと再認識。
どうしても、説明や解説を無理やりメロディに乗せている感じがして、なじめないです。
テーマ曲の『舞子はレディ』は、好きになりました。
『舞子はレディ音頭』も。

基本的に、ラストにニコニコ出来る映画も好きなので、悪い印象は持たなかったです。
個人的な好みとして、“京都人の腹芸”といったものは、あまり好きではないので、そういった言い回しや情緒が出てくると、そのたびに気持ちが一歩引いてしまう。

楽しく見られましたし、悪い印象もなく、役者さんたちも品良く、上手にまとまっていると思いますが、全体的な感想は、ビミョーといったところ。
ど田舎出身の何も知らない少女が、ひたむきに舞子に向かって精進する映画です。
念願が叶って舞子になれて、めでたしめでたしなのですが…。
この先は、このお嬢さんも御茶屋遊びの金と男と駆け引きとに揉まれて、したたかに生きていくようになるのかと思うと、手放しに喜べない。

女の子の笑顔が無邪気で明るければ明るいほど、素直に、よかったよかったと喜べない気持ちが、じわじわ〜っと沸いてきます。
『掠奪された七人の花嫁』みたく、カラッとそしてラストは「mine！」で終わったように、将来に幸があると予感させて、スッキリ終わらせて欲しかった。



今日のテーマ
　　「お知らせ 11日（土）、12日（日）の予定です」

所用のため、
11日（土）：
☆施療は、18時までになります

・“今日の大井町”更新は、お休みさせていただきます
・“いつもの日記”更新は致します

12日（日）：
☆施療時間は通常通り

準備その他のため、
☆日記更新を休ませていただきます


ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。