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2015年04月13日11:42

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東洋医学の考え方1 内臓の呼称について

お客様の施療中に、ツボの話題から健康上の話に広がっていく場合があります。
その時に、東洋医学の内臓と西洋医学の内臓は違いがあると知らなければ、頭の中が混乱します。
これから何回かに渡って、東洋医学的な“臓腑”の考え方をアップしてみたいと思います。
(過去の記事に加筆修正して再アップいたします)

東洋医学と西洋医学の考え方は違います。
同じ人間の身体を扱っていても、東洋医学と西洋医学では共通点もありますが、大きな隔たりもあります。
人間観察に基づいて成立していった東洋医学は、現代の私達でも感覚的にうなずけるものがあると思いますが、私達の常識は、西洋科学(医学)に基づくものがほとんどなので、首を傾げてしまうことも多々あるでしょう。
体や健康に対する考え方の一つとして、参考にしていただければ幸いです。

最初に押さえておきたいのは、臓腑の呼称問題です。
まずはこの問題をクリアーしていかないと、混乱に拍車がかかってしまいます。
呼称問題を踏まえてから、東洋医学的な臓腑をアップしていきたいと思います。

お客様: 「効く〜、そこのツボは何?」
   私: 「肝臓関係です」
お客様: 「肝臓ですか」
   私: 「いえ、東洋医学の“肝の臓”です」
お客様: 「肝臓ではないのですか?」
   私: 「そうです。西洋医学の肝臓ではありません。東洋医学の“肝の臓”です」

お客様:「はああ?」

お客様とお話しさせていただいるときの一場面です。
何故、説明が分かりにくくなってしまうのでしょう?

東洋医学と西洋医学には共通して使われる「専門用語」があります。
内臓の名前だけでなく、血、脈など組織や器官など多岐に渡っています。しかし同じ言葉を使いながら、東洋医学と西洋医学では意味するものが大きく違っています。
どうしてそうなったのか?
歴史的には下記のように考えられています。

西洋医学の原典を翻訳するときに、全く新しい専門用語を作るのではなく、既に東洋医学で使われている言葉を流用した。
そのため一つの名称が、東洋医学と西洋医学の二つの意味を持つようになった。

私達が持っている身体に対する考え方のほとんどは、西洋医学的な知識ですが、、、

☆同じ用語を使っていても、東洋医学の解説や説明を読んだり聞いたリするときには、全く違う理論体系だと考えてください

どちらも、身体の仕組みを解釈するのですが、東西両医では大きな考え方の差もあります。過去にこのような成因があったと覚えていただければ、混乱も少なく東洋医学的な知識に触れられるのではないでしょうか。


昨日(12日)は、せっかくの無料放送なので録画した『リディック ギャラクシーバトル』(サラウンド)を見た。
やりたいことは伝わったけれど、あまり面白いと思わなかった。
残念。

余談ですが、数年前はNHKBSでもサラウンドでよく放送してくれましたが、最近はめっきり減ってしまった。
何か原因があるのだろうか?

飲酒なし、昼食は控えめにする。
20時前に、直径20cmぐらいのケーキを半分食べて、夕食とする。
(^_^)v
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