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2025年12月09日07:13

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【特別編】マイティ井上さん追悼(179)

全日本プロレス87年「創立15周年記念新春ジャイアント・シリーズ」1月12日福岡県北九州市西日本総合展示場(観衆2,250人発表)大会。1月の同会場での興行は、ジャパンプロレス勢が乗り込んで来てからの85年以降は3年連続開催、85年1月10日(録画)、86年1月11日(生中継)といずれもテレビマッチでしたが、この年はノーテレビでした。

メインイベントは全日本対ジャパン軍団抗争6人タッグマッチ、ジャンボ鶴田&天龍源一郎&ハル薗田組と長州力&谷津嘉章&寺西勇組が対戦7分45秒、長州が豪腕からのリキラリアット一閃、薗田を体固めに降しました。
   
九州初登場の輪島大士は師匠ジャイアント馬場、日大相撲部からの後輩である石川敬士と組んでタイガー・ジェット・シン&フランク・ランカスター&ネルソン・ロイヤル組と6人タッグマッチで対戦、10分3秒、両チームリングアウトの引き分け。 
    
カート・ヘニングはマイティ井上とシングルマッチを行い15分24秒、回転エビ固めで勝利を収めています。これはマニア好みのいい試合ではなかったかと思います。

M井上は国際プロレス時代の73年1月にカートの父、ラリー・ヘニングと対戦、1月14日鹿児島県姶良郡隼人町(現在の霧島市)体育館でシングルマッチ45分3本勝負で一騎討ち。

1本目は11分19秒、ラリーが片エビ固め、2本目は4分30秒、井上がエビ固め、決勝の3本目は3分2秒に両者リングアウトで1−1の引分けに終わっています。

この日よりシリーズ参戦のキラー・カーンは1月10日、大阪城ホールでの長州と阿修羅・原のシングルマッチに原のセコンドとして姿を現し、国際血盟軍と共闘していくことを明らかにしましたが、この日いきなり国際血盟軍の大将であるラッシャー木村と2人だけの初タッグを結成。ジャパンのアニマル浜口&栗栖正伸組と対戦、R木村が10分57秒、ブルドッキング・ヘッドロックからの体固めで栗栖を降しました。

R木村とKカーンは新日本プロレス時代からの因縁があり、82年3月6日、大田区体育館での「第5回MSGシリーズ」創立10周年記念興行で公式戦で対戦、8分52秒、Kカーンがダイビング・ダブルニードロップからの体固めでフォール勝ちして、ファンに強烈なインパクトを与えました。

当時のKカーンは新日本本隊におり、この時点で猪木が フォール勝ちしていないR木村にあっさり勝ってしまったのは衝撃大でした。83年に入るとKカーンはマサ齋藤、長州と行動を共にし革命軍としてR木村、浜口、寺西の国際軍団とも対戦しますが、シングルでは3月14日、奈良県橿原市総合体育館でIWGPアジア・ゾーン予選で対戦、8分5秒に両者リングアウトの引き分け。

3度目のシングル対決は5月11日、福島市スポーツセンターでのIWGP決勝リーグ戦でこの時は12分54秒にKカーンの反則勝ちとなっています。 

闘いの舞台を全日本プロレスに移してからもジャパン軍と国際血盟軍として抗争を展開していた両者でしたが、Kカーンがジャパンに造反、ついにR木村との合体を果たしています。

全日本対国際血盟軍&カルガリー・ハリケーンズ混成チーム、タイガーマスク&渕正信組vs原&ヒロ斉藤組は10分56秒両チームリングアウトの引き分け。ザ・グレート・カブキはマーク・レーガンとシングルマッチで対戦、7分16秒バックドロップからの体固めで快勝。

小林邦昭&保永昇男組vsア・シーク&鶴見五郎組は5分9秒にジャパン軍の反則勝ち。
  
第1〜3試合は全て全日本対ジャパン、サムソン冬木と仲野信市のシングルマッチは10分2秒、ラリアットからの片エビ固めで冬木の勝利。成長著しい佐々木健介が永源遙とタッグを組んで大熊元司&百田光雄組の全日本ベテランチームと対戦。8分27秒、大熊のジャンピング・ヘッドバットの手痛い洗礼を受けて片エビ固めでフォール負けを喫しました。

第1試合の小川良成と笹崎伸司の若手対決は15分時間切れ引き分けとなりました。
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