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2025年05月30日07:19

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【特別編】前田日明のYouTubeにおける問題提起について(47)

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05年の「G1クライマックス」はIWGPヘビー級王者藤田和之、川田利明、鈴木みのるの外敵が参戦しています。

川田はこの年の2月16日全日本プロレス国立代々木競技場第二体育館で小島聡に敗れ、03年9月6日日本武道館で、前王者橋本真也の負傷により返上されて空位になり王座決定トーナメントでザ・グラジエーター、大谷晋二郎を連破し獲得、1年5か月保持していた三冠ヘビー級王座から転落。

3月に「無所属」宣言をして全日本プロレスを去ることを表明、その中で川田は99年1月31日の馬場の逝去から6年間、契約書をかわさずに全日本プロレスのリングに上がっていたことを明らかにしています。

川田は全日本プロレスと並行してハッスルのリングに参戦、また太田プロダクションと芸能のマネジメント契約をしており、以後は他団体にも積極的に出ていくことになり、今回のG1参戦となったものでした。

8月14日両国国技館での優勝決定戦は決勝進出者決定トーナメントで中邑真輔を裏STFで破った蝶野正洋と、川田を膝蹴りからの片エビ固めで降した藤田の対戦となりました。蝶野は入場テーマ曲「CRUSH」のイントロに7月11日に亡くなった橋本真也のテーマ曲「爆勝宣言」を入れての入場、館内からは大歓声が沸き上がっています。

膝蹴り、サッカーボールキックと蝶野を蹴りまくる藤田に蝶野も反撃、橋本の得意技だったニールキック、ジャンピングDDT、武藤敬司のシャイニング・ウィザードを出して「闘魂三銃士を背負って」闘います。

コーナーにもたれかかった藤田に蝶野は串刺し式シャイニング・キックを連発、3発目は藤田がカウンターの膝蹴りで迎撃、ダウンした蝶野に藤田はグラウンド状態から脇腹に膝蹴り、さらにサッカーボールキック。蝶野は低空ドロップキックで反撃、STFで絞め上げるとシャイニング・ケンカキック、起きがって来た藤田にもう一発シャイニング・ケンカキック、すかさず押さえ込み8分52秒、片エビ固めでフォール勝ち。02年以来2年ぶり5度目の優勝を果たしました。

10月7日は後楽園ホールで東京ドーム前夜祭が行われましたが試合終了後、サイモン・ケリー猪木社長が記者会見を行い、長州力の現場監督復帰を発表しました。

サイモン社長は「80年代のあの強かった頃の新日本プロレスを取り戻す、ということで色々動いてきましたが、長州力さんを新日本プロレス、立場的には現場監督として迎えることになりました。」

(選手の反応は?)「受け入れてくれる選手もいれば、ちょっとあり得ない、という選手もいます。しかし、強い新日本を取り戻すことが優先なので飲んでもらいました。」

(長州を戻すことはサイモン社長が決めたのか?)「僕もそうですが、猪木さんからヒントをもらいました。猪木さんからは思い切ったことをやれと、そういう部分では長州さんは爆弾になりますが、猪木さんからはOKをもらいました。」

長州の新日本プロレス現場監督復帰は吉と出るか?凶と出るか?

10月8日土曜日、東京ドーム大会「闘魂創造〜NEW CHAPTER〜」は38,000人満員発表の観衆を動員しましたが、相変わらずアリーナ席の椅子の数を減少させての対応ぶり。外野席はもとより3階スタンドは全閉鎖、2階スタンドも後方は閉鎖されていました。

メインイベントはIWGPヘビー級選手権試合、初の3WAYマッチ、王者藤田にWWEとの契約が切れて晴れて新日本プロレスに初参戦のブロック・レスナー、G1覇者の蝶野が挑戦。ルールは先に勝った選手が勝ちで、王者の藤田が直接負けなくてもベルトは移動します。

まずは藤田と蝶野が2人がかりでストンピング、レスナーは全くこたえず、2人を同時突き飛ばして蝶野を担ぎ上げるとリフトアップスラム。レスナーは藤田に豪快なジャーマン・スープレックスからフォールの体勢へ。カウント2でクリア。

藤田はレスナーにフロントネックロックを狙いますがパンチで決めさせない。藤田と蝶野を場外に落とすと、レスナーはスライディングキック、器用な一面を見せました。

リングに戻った蝶野は藤田にダイビング・ショルダータックルからシャイニング・ケンカキック、そして裏STFへいきましたがこれはレスナーがカット、藤田はコーナーにもたれかかりそこへレスナーのタックル、これをかわしてのバックドロップからフォールの体勢へ。レスナーはカウント1で軽々と跳ね上げました。

レスナーは藤田を担ぐとF5改めバーディクトで叩きつけ、入ってきた蝶野にもバーディクト、8分8秒、レスナーが蝶野を片エビ固めで破り、王者藤田から直接のフォールではないものの、ルールによりベルト移動。レスナーがIWGPヘビー級王座初挑戦、初戴冠を果たしています。

新王者となったレスナーは猪木から新調された三代目IWGPヘビー級ベルトを授与されました。

セミファイナルは中邑真輔&棚橋弘至組が川田利明&安生洋二組とノンタイトルの30分1本勝負で対戦し、IWGPタッグ王座は賭けられず。川田&安生組はハッスルのキャラクターモンスターK、アン・ジョー司令長官ではなく、通常のスタイルで登場。

安生は棚橋をビクトル式膝十字固めに捉えました。しかし中邑が場外の川田にトルニージョを決めると棚橋は体勢を入れ換えてジャーマン・スープレックスホールド、さらに連続してのドラゴン・スープレックスホールド(飛龍原爆固め)、18分11秒、カウント3が入り、中邑&棚橋組の勝利しています。

この大会にレスナー以外にも元WWEスーパースターが出場、チャーリー・ハース&マーク・ジンドラック組はチームJAPANの中西学&ケンドー・カシン組と対戦、中西のヘラクレスカッターの前にハースがフォール負け、マット・モーガンは永田裕志をマウント・モーガンドロップ(変型フェイスバスター)から片エビ固めで降しています。
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