ハッスル1で復帰を果たした橋本真也はホームのZERO−ONEのリングで右肩をガチガチにテーピングで固め、04年1月9日後楽園ホールでの「ゼロ中祭り�検廚派�帰。セミファイナルで横井宏考&佐々木義人とのトリオでアパッチプロレス軍のミスター雁之助&黒田哲広&一宮章一組と6人タッグマッチで対戦、FMWの先輩だった黒田が義人をラリアットからの体固めで降しています。
2月22日全日本プロレス日本武道館大会では川田利明の保持する三冠ヘビー級王座に挑戦。本来なら前03年7月19日日本武道館で、当時の王者橋本に川田が挑戦する予定でした。
全日本プロレスではこの大会を最後に馬場時代から連綿と続いてきた日本武道館大会からの当面撤退を発表しており、16,000人超満員発表の大観衆が集まりました。
橋本は川田の古傷である右膝を集中攻撃、膝十字固めから痛がる川田の膝に何度もストンピング、橋本のニールキックがかわされて攻守逆転、川田は橋本の負傷箇所である右腕を取ると腕ひしぎ逆十字固めから三角絞めに移行、コーナーに逃れた橋本に串刺し顔面蹴りからパワーボム、橋本はこれは返したものの、川田はすぐさまジャンピング・ハイキックからのバックドロップからフォールへ。カウント2。
川田はストレッチプラムで絞り上げる。橋本は重爆キックで切り返すと垂直落下式DDT、しかしダメージ色濃い橋本はカバーにいけず、川田はジャンピング・ハイキックから再びストレッチプラム、今度はグラウンド式。橋本の痛めた右肩がねじ切られるようです。
自力脱出はもはや不可能、橋本のセコンドの中村祥之ZERO−ONE専務がタオルを投入、19分57秒、川田がTKO勝ちで3度目のタイトル防衛を果たしています。
2月29日(04年は閏年)両国国技館で旗揚げ3周年記念興行「MANIFEST−1」を開催、観客は8,500人満員発表。
橋本はメインイベントで因縁の長州力とシングルマッチ60分1本勝負で対戦。長州はリキラリアットを3連発、意地で倒れない橋本、4発目を前蹴りでカットした橋本がDDTからミドルキックを入れてカバーの体勢に入ると、あっさりカウント3が入ってしまい、11分8秒、橋本が片エビ固めでフォール勝ち。呆気ない幕切れで長州の無気力試合ぶりが出てしまっています。
試合後の橋本のマイクでの挨拶に客席からは「しょっぱいぞ!」、「金返せ!」という心ない野次が飛びました。橋本は控室に戻ると無言で右肩の治療の為、病院へ直行しました。
セミファイナルはWJを退団しZERO-ONEにフリー参戦した大森隆男と武藤敬司のシングル戦、若手時代武藤似ていると言われた大森でしたが、前半は武藤の執拗な足殺し、低空ドロップキック、ドラゴンスクリュー、足4の字固めに防戦一方。
大森は足攻めからようやく脱出するとアックスボンバーからドラゴン・スープレックスホールド(飛龍原爆固め)、アックス・ギロチンドライバーと畳み掛けていきましたが武藤は一瞬の隙を突いてのシャイニング・ウィザード、これがフィニッシュとなり武藤が体固めでフォール勝ちしています。
3月7日横浜アリーナで「ハッスル2」が開催され、観客は10,430人発表。満員には成らず。
メインイベントは小川とマット・ガファリがプロレスルールで対戦、両者は02年8月8日東京ドームでのUFO「LEGEND」で総合格闘技ルールで対戦。1ラウンド1分56秒、左ストレートからパウンドにより小川のTKO勝ち。
ガファリは96年アトランタ五輪アマレス130kg級銀メダリストであり、決勝でアレキサンダー・カレリンに負けましたがレスリング出身者のまだ見ぬ強豪の一人。
しかし、この時は180Kg位ありかなりウェートオーバーしており動きは悪く期待外れに終わっています。ガファリは敗因として「コンタクトレンズが外れた」とコメントしファンの失笑を買いました。
総合で駄目だったガファリのキャラクターの面白さに目をつけたのがZERO-ONE。プロレスのリングに上げることに成功しました。02年12月15日両国国技館でガファリはトム・ハワードと組んで橋本&小川組のNWAインターコンチネンタル・タッグ王座に挑戦。ガファリプレスで小川を圧殺し体固めで勝利。小川はプロレスでは初めて3カウントを奪われてのフォール負けを喫しました。
ハッスル2で「高田総統」と「高田モンスター軍」が初登場、高田モンスター軍のレスラーがグルリと周りを取り囲み、乱入、介入を繰り返した挙げ句、最後にちょこっと出てきたガファリのガファリプレスに僅か4分46秒、体固めでフォール負け。またしてもガファリに苦杯を舐めさせられた訳です。
橋本はセミファイナルで2週間前に全日本プロレスの日本武道館で激闘を展開した川田とタッグを結成、マーク・コールマン&ケビン・ランデルマン組と対戦、コールマンが橋本にマウントを取って痛めている右肩にパンチの連打、ここでレフェリーが試合をストップし、無念のレフェリーストップ負けとなりました。
満身創痍の橋本は3週連続ビッグマッチを行いましたが、内容も結果も不本意なものに終わっています。
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