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2024年11月26日07:15

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ジャンボ鶴田怪物伝説(1002)

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88年全日本プロレス「サマー・アクション・シリーズ」第20戦、7月27日長野市民体育館(テレビ収録、観衆2,900人発表)大会。

メインイベントは天龍源一郎のPWFヘビー級、UNヘビー級の二冠王座に前同王者のスタン・ハンセンが挑戦た60分1本勝負。

3月9日横浜文化体育館でPWFヘビー級王者ハンセンとUNヘビー級王者天龍がダブル・タイトルマッチで激突、天龍はハンセンの猛攻の前にボロボロにされながらも14分40秒、最後は一発逆転の首固めでフォール勝ちしベルト移動。天龍が二冠を制しました。

これは前87年6月に「ジャンボの背中は見飽きた。輪島のお守りは疲れた」として長州力以下ジャパンプロレス勢が抜けたことに対する危機感から「全日本プロレス活性化の為」立ち上がり、当時国際血盟軍でくすぶっていた阿修羅・原に声を賭けて天龍同盟を結成、本隊に牙を剥いた「天龍革命」が大きな結果を出したことになりました。

3月27日日本武道館ではこれまで格下で散々ウェスタンラリアットの餌食にしてきた天龍に丸め込みとはいえピンフォール負けを喫した怒りのハンセンが天龍のPWFヘビー級、UNヘビー級の二冠王座に挑戦。ハンセンが暴走し15分37秒、天龍の反則勝ちとなりました。

両者の二冠王座戦はそれ以来4か月ぶり。日本の地で盟友ブルーザー・ブロディ刺殺の報を聴いたハンセンは気力を奮い立たせてリングに上がりました。

試合前に天龍は「ハンセンが自分の意地だけで向かってくると、結局、そうなると見ている人にとっては不満の残る試合になってしまうんだよな…。そうならないことを願うだけだけど」と漏らしました。

元を辿れば3月5日秋田市立体育館のテレビ生中継での天龍&原組の龍原砲vsハンセン&テリー・ゴディ組のタッグマッチで龍原砲のサンドイッチ延髄斬りを食らったハンセンがリング上で失神。

蘇生したハンセンは場外の天龍にトペ・スイシーダを出して突撃。天龍と原を見境なく滅多打ちにしてノーコンテストとなっておりますが、それ以来ハンセンは天龍が相手だと必要以上にスイッチが入り激しい攻めを見せるようになっていました。

先に入場してきた挑戦者のハンセンは後から入場してきた王者の天龍を通路で襲撃。このハンセンの奇襲攻撃で早くも天龍は額から出血。タイトルマッチセレモニー中もハンセンは天龍に突っかかっていきます。

試合開始のゴング、天龍はハンセンの腰に狙いを定めてキック、ハンセンは流血させた天龍の顔面に容赦ないキックからエルボードロップ、これはもう「壊し合い」。天龍は延髄斬りで反撃も突破口は開けず。

天龍がハンセンのお株を奪うラリアットを見舞えばハンセンは天龍の得意技DDT(デンジャラス・ドライバー・テンリュウ)を出し一歩も譲らず。

天龍が勝負を賭けたパワーボムはハンセンの巨体を持ち上げ切れずに腰砕けになり決まりません。

ダウンした天龍、ハンセンはコーナーまで行くと両膝のサポーターを外して片腕を突き上げるブロディが見せていたポーズからキングコング・ニードロップを見せました。これには天龍もたまらず場外エスケープ。

エプロンからトップロープに上がろうとした天龍をハンセンがリング内からウェスタンラリアット一閃、完全に決まった!これで場外に吹っ飛ばされた天龍は場外フェンスを越えてダウンしリングへ戻れず、14分33秒、リングアウト負け。天龍はPWFヘビー級王座3度目、UNヘビー級王座11度目の防衛に失敗、ハンセンが二冠王者となっています。

セミファイナルは鶴田&谷津嘉章組の五輪コンビがテリー・ゴディ&ミッチ・スノー組と対戦したタッグマッチ45分1本勝負で8分54秒、鶴田がバックドロップからスノーを体固めで降し五輪コンビの完勝。

セミ前は決起軍対天龍同盟のタッグマッチ30分1本勝負、タイガーマスク&仲野信市組と原&川田利明組が激突。

タイガーマスクはドロップキックで倒れた原を亡き師匠・ハル薗田の得意技だったスライディングキックで場外に落としプランチャこれを原がかわし場外戦に。

リング内にいた川田がタイガーマスクへプランチャ、仲野が原へスライディングキックから場外の原めがけダイビング・ボディアタック、4者リングへ戻れず、17分18秒、試合権利のあるタイガーマスクと原が両者リングアウトとなりました。

輪島大士&ザ・グレート・カブキ組とシーク・アリ&レオ・バーク組は9分22秒、輪島がSアリを逆片エビ固めでギブアップさせています。

馬場は高木功と組んでラッシャー木村&鶴見五郎組の国際血盟軍と対戦、13分5秒、鶴見がレフェリーに暴行を加えて馬場&高木組の反則勝ち。高野俊二&ジョン・テンタ組vsザ・デストロイヤー&デビッド・サンマルチノ組の一戦は12分29秒、テンタがDサンマルチノをフロント・スープレックス(ベリー・トゥー・ベリー・スープレックス)からの片エビ固めで破りました。

田上明と小橋健太のシングルマッチは7分19秒、バックフリップからの片エビ固めで田上のフォール勝ち。渕正信&菊地毅組vsサムソン冬木&小川良成組は11分6秒、冬木が菊地をフィッシャーマンズ・スープレックスホールド(網打ち式原爆固め)で降しています。

マイティ井上&寺西勇組の元国際プロレスチームは大熊元司&永源遙組と対戦、8分52秒、大熊の急所へのヘッドバットで寺西が反則勝ち。百田光雄は北原辰巳に10分21秒、逆さ押さえ込みでフォール勝ちしています。
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