88年全日本プロレス「サマー・アクション・シリーズ」第3戦は7月5日、福井県小浜市民体育館(観衆1,750人発表)大会。
メインイベントは天龍源一郎&阿修羅・原&サムソン冬木組の天龍同盟とスタン・ハンセン&テリー・ゴディ&ミッチ・スノー組が対戦した6人タッグマッチ60分1本勝負。
「地方のノーテレビでも観客が少なくても決して手を抜かない」が信条の天龍同盟はハードヒットな攻撃で外国人組の闘志に火をつけます。がここでアクシデントが発生。
シリーズ3戦目にして因縁の天龍とハンセンがぶつかるとあって両チームともエキサイト。10分過ぎ、ハンセンのイス攻撃により天龍が流血、17分頃から天龍がハンセンに捕まり、サポーターを外したエグいニー攻撃の連発、フォールに入りましたが原が入ってこれをカット。
ここでハンセンがブチ切れ、コーナーに戻ろうとロープをくぐっていた原の背後から強烈なタックルを一撃、受ける体勢が出来ていなかった原は勢い余って鉄柱に顔面から激突、しかもコーナーの金具が飛び出している箇所にぶつかってしまい左眼の横からザックリと切れてしまい大流血、戦闘不能となってしまいました。
試合は20分41秒、天龍がパワーボムからのエビ固めでスノーからフォール勝ちしていますがハンセンの新日本プロレス時代初期の異名である「ブレーキの壊れたダンプカー」ぶりを見せつけています。
原は翌日の7月6日岡山県新見市民体育館から欠場となりました。
セミファイナルは本隊対決起軍世代闘争、鶴田&谷津嘉章&ザ・グレート・カブキ組vsタイガーマスク&仲野信市&田上明組の6人タッグマッチ45分1本勝負。18分54秒、鶴田が田上をバックドロップからの体固めで降して鶴田&谷津&カブキ組の快勝。
セミ前は馬場がジョン・テンタと組んで国際血盟軍のラッシャー木村&鶴見五郎組とタッグマッチ30分1本勝負で対戦、前87年5月1日後楽園ホールにおけるテンタのデビュー戦と同一カードです。
13分、テンタがフロント・スープレックス(ベリー・トゥー・ベリー・スープレックス)からの片エビ固めで鶴見を撃破しました。
輪島大士はデビッド・サンマルチノを9分23秒、ゴールデン・アームボンバー(のど輪落とし)からの片エビ固めで破り、決起軍の高野俊二&高木功組vsシーク・アリ&レオ・バーク組のタッグマッチは11分21秒、高木が140kgの体重を利したダイビング・ボディアタックからの体固めでバークを破りました。
寺西勇とザ・デストロイヤーのシングルマッチは11分6秒、デストロイヤーが足4の字固めでギブアップ勝ち。
前アジア・タッグ王者チームの石川敬士&マイティ井上組と大熊元司&永源遙組は、12分33秒、石川が永源をサソリ固めでギブアップさせています。
左ヒジ負傷により欠場していた小川良成がこの日復帰し川田利明と組んで渕正信&小橋健太組と対戦、11分15秒、渕がジャックナイフ式エビ固めで小川を降しました。若手時代の小川はヒジの故障を繰り返し試練の日々が続いています。
百田光雄は北原辰巳を10分32秒、逆さ押さえ込みでフォールしています。
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