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2024年08月23日23:37

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ストロング小林さん追悼最終章(787)

81年新日本プロレス「ブラディ・ファイト・シリーズ」最終戦の行われた9月23日田園コロシアムの試合前に新間寿営業本部長から10月8日蔵前国技館大会で行われる「創立10周年記念興行第3弾 新日本プロレス対国際プロレス全面対決」のカード変更発表がありました。

発表済カードは対抗戦が猪木vsラッシャー木村、藤波辰巳vs阿修羅・原、タイガーマスクvsマッハ隼人、長州力vsアニマル浜口、星野勘太郎&剛竜馬組vs寺西勇&鶴見五郎組。スペシャルマッチがスタン・ハンセン&ハルク・ホーガン組vsアレックス・スミルノフ&バッドニュース・アレン組。

発表の前に新日本プロレスと全日本プロレスの両団体に参加が発表されていたスミルノフについて二重契約が判明、新日本プロレスは吉原功国際プロレス社長、ブッカーの大剛鉄之助を通して参加の約束を取り付けていましたが、全日本プロレスもザ・デストロイヤーが交渉にあたりスミルノフは契約を交わしていると主張。

猪木から「二重契約をするようなレスラーは日本のプロレス界がボイコットしなければならない。そこまでして欲しい選手ではない。」との話があり、ウチは招聘しないことにした、とコメント。スミルノフの新日本プロレス参戦はなくなりました。

変更後対戦カードは猪木vsR木村、ハンセン&ホーガン組vsディノ・ブラボー&長州組、敗者覆面剥ぎマッチタイガーマスクvsマスクド・ハリケーン、藤波vs寺西、坂口征二&ストロング小林組vsビリー・クラッシャー&アレン組、剛vs浜口、星野&グラン浜田&ジョージ高野組vsエル・シグノ&エル・テハノ&ネグロ・ナバーロ組、永源遙vsディック・マードック、前田明(日明)vsジ・アサシンの全9試合となりました。

国際プロレス勢は原、マッハ、鶴見の名前が消えて当日田園コロシアムの会場に姿を現したR木村、浜口、寺西の3選手のみとなり弱体化。「全面」対抗戦とは程遠いカードになりました。

そんな中で藤波との対戦が発表されていた原は9月7日新宿・京王プラザホテルでの記者会見に出席者後、故郷である長崎に帰っており、9月24日東京スポーツの取材に応えています。(一部他媒体からも引用)

原は「ヘビー級の俺が何で今更ジュニアの藤波と対戦する意味はない。俺はWWU世界ジュニア・ヘビー級のベルトを返上している身、ヘビー級として頂点に立ちたい。フリーとして海外で暴れてみたいと思っている。その為には全日本プロレスのルートを使わせてもらうことも考えている。

自分と大して年齢もキャリアが変わらない天龍が全日本プロレス所属というだけで(リック・)フレアーのNWA世界ヘビー級王座に挑戦出来るなどおかしい。天龍は俺と闘って勝ってから挑戦しろ!」と矛先を急に天龍と全日本プロレスに向けてしまい、これで新日本プロレス参戦の目はなくなり、全日本プロレスへの参戦が濃厚になりました。

81年新日本プロレス「ブラディ・ファイト・シリーズ」を振り返りたいと思います。

シリーズを通してのエースだったハンセンは相変わらずの猪突猛進のブルファイトを展開、シリーズ最終戦9月23日田園コロシアム大会でのアンドレ・ザ・ジャイアント戦はまさに超弩級のスケールの大きい大肉弾バトルを展開、反則勝ちと不透明決着ではありましたが、超満員13,500人発表の大観衆の度肝を抜きました。

アンドレを完璧な「溜めのある」ボディスラムで投げ捨て、豪快なアイリッシュ・ホイップ(一本背負い)でマットに叩きつけ、カウンターのウェスタン・ラリアートで首を狩り、優勢に試合を進めた上での反則勝ち。

新日本プロレス、全日本プロレスに来日する外国人レスラー全体の頂点に立ったように思います。

前半戦特別参加のディック・マードックはテレビ登場は開幕戦の8月21日大宮スケートセンターでのタイガー戸口戦と8月28日諫早市体育館での猪木戦のみで開幕戦の戸口戦は共に全日本プロレスからの移籍組対決で全日本プロレススタイルのノラリクラリした攻防になりましたが、10年ぶりの猪木戦は格闘技のエッセンスを取り入れてファイトスタイルが変わった猪木に対してビシッと合わせたスピーディーかつシビアな試合をして新日本プロレスのファンを唸らせました。(この項続く)
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