mixiユーザー(id:21258650)

2024年07月16日19:29

160 view

ストロング小林さん追悼最終章(749)

81年全日本プロレス「スーパー・パワー・シリーズ」後半戦の振り返りです。第10戦、6月3日札幌中島体育センター(テレビ収録、観衆5,800人発表)大会。

メインイベントは前日の美深町大会で7年半ぶりにタッグを結成した馬場と大木金太郎がテレビマッチでタッグを結成、ザ・シーク&バグジー・マグロー組と対戦、1本目は日本組の反則勝ち、2本目は大木がBマグローをヘッドバットから体固めで降し、反則含みながら馬場&大木組が2−0でストレート勝ちをしています。

セミファイナルはNWAミッドアトランティック地区のメインイベントを直輸入、リッキー・スティムボートとジミー・スヌーカのシングルマッチ60分1本勝負。

前半戦の全身を駆使してのアームドラッグの攻防、リッキーのカンフーチョップ、スヌーカのリープフロッグから後ろ向きでのリープフロッグ、ダブルチョップの応酬は見応えありで観客を大いに沸かせました。

最後はエキサイトしたリッキーがスヌーカをコーナーに逆さ吊りにして攻撃した為、リッキーの反則負けが取られましたが、これまでの全日本プロレスの外国人対決にはない空中を利したダイナミックなプロレスに観客の目は釘付けになりました。

第12戦、6月5日旭川市総合体育館常盤分館(旧旭川市体育館、テレビ収録、観衆3,200人発表)大会。メインイベントはノーテレビだった5月23日後楽園ホール大会と同一カード、鶴田&リッキー組がシーク&スヌーカ組と対戦、鶴田とスヌーカはシリーズ最終戦の6月11日後楽園ホールでUNヘビー級王座を賭けて対戦が決定しており、その前哨戦。

1本目はスヌーカがスーパーフライ(ダイビング・ボディプレス)から鶴田を片エビ固め、2本目は鶴田がスヌーカをダイビング・ボディアタックから片エビ固め、決勝の3本目はシークがレフェリーのジョー樋口の首をロープで絞めて反則負けが取られ2−1で鶴田&リッキー組が辛勝しています。

セミファイナルは天龍&石川隆士組が新アジア・タッグ王者チーム、ケビン・フォン・エリック&デビット・フォン・エリック組のエリック兄弟と45分1本勝負で対戦、軽量のケビンが捕まり、天龍と石川のダブル・アトミックドロップから天龍がケビンを片エビ固め。

リッキーとスヌーカの札幌でのシングルマッチが好評だった為、馬場は第16戦の6月10日秋田県横手市平鹿広域体育館(テレビ収録、観衆2,400人発表)大会のメインイベントで両者の再戦を組みました。

試合は時間無制限1本勝負、前回同様のダイナミックがムーブの応酬が見られました。しかしエキサイトしたスヌーカが札幌大会のリベンジを…。ロープに逆さ吊りになったリッキーにイスを持ち出してイスで膝を痛打、止めに入った樋口レフェリーをイスで突き飛ばし、スヌーカの反則負け。これで両者の対戦成績は1反則勝ち1反則負けの五分の星に終わりました。

セミファイナルは鶴田&天龍組vsケビン&デビットのエリック兄弟の45分1本勝負で鶴田がケビンをドロップキックから片エビ固め。成長著しいエリック兄弟でしたが鶴田&天龍には通じませんでした。

シリーズ最終戦は6月11日後楽園ホール(テレビ収録、観衆2,400人発表)大会。メインイベントは鶴田にスヌーカが挑戦したUNヘビー級選手権試合60分3本勝負。1本目はスヌーカがコーナーポスト最上段からダイビング・ボディアタックを決めて片エビ固め。

2本目は鶴田がフライング・ボディアタックから片エビ固め。決勝の3本目はスヌーカのスーパーフライを鶴田が両膝を立てた「剣山」で自爆させすかさずボディプレスで押さえ込んでの片エビ固め。2−1で鶴田が2度目のタイトル防衛に成功しました。

セミファイナルはリッキーとシークのシングルマッチ60分1本勝負。南側客席になだれ込んでの場外大乱闘となり、レフェリーに手を出したシークの反則負け。

セミ前はケビン&デビットのエリック兄弟のアジア・タッグ王座に石川&佐藤昭夫組が挑戦した60分3本勝負。1本目はロープの反動で飛んできたケビンをデビットがキャッチしてリフトアップ、ダウンしたままの石川に落下させてケビンが石川を片エビ固め、2本目はデビットがロープ越しにブレーンバスター、これを石川が押し潰してデビットを体固め。

決勝の3本目は佐藤がケビンをバックドロップからの体固めで破り、2−1で石川&佐藤組がタイトル獲得しています。元王者チームとなったグレート小鹿&大熊元司組の極道コンビは小鹿が1942年4月28日生まれ、大熊が1941年12月18日生まれ。

石川と佐藤は共に1953年生まれ、石川が2月5日、佐藤が2月13日が誕生日で一回り近く若返り、アジア・タッグ王座は世代交代しました。

新日本プロレスとの興行戦争は、川崎市体育館が新日本プロレスの「第4回MSGシリーズ」開幕戦が5月8日で、メインイベントは猪木&長州力組vsスタン・ハンセン&ボビー・ダンカン組、公式戦は藤波辰巳vsマイク・マスターズ、アブドーラ・ザ・ブッチャーの新日本プロレス登場で4,000人超満員発表。

全日本プロレスは2週間後の5月22日「スーパー・パワー・シリーズ」開幕戦、メインイベントは鶴田&リッキー組vsシーク&Bマグロー組、セミファイナルが馬場&凱旋帰国の天龍組vsザ・デストロイヤー&カール・フォン・スタイガー組で2,800人発表と満員には成らず。川崎は新日本プロレスの圧勝でした。

後楽園ホールは新日本プロレスが5月10日日曜日昼興行、猪木&藤波組vsサージェント・スローター&マスターズ組、セミがハンセンvsハルク・ホーガンの公式戦を持ってきて3,500人超満員発表、全日本プロレスは13日後の5月23日、鶴田&リッキー組vsシーク&スヌーカ組、小鹿&大熊組vsケビン&デビットのエリック兄弟のアジア・タッグ選手権試合で2,400人発表。

6月11日の最終戦も同じ2,400人発表であり、こちらは新日本プロレスに軍配が上りました。全日本プロレスは4月26日同所でのインターナショナル・ヘビー級王座決定トーナメント2回戦の時が3,400人超満員発表で5、6月は1,000人落としての発表であり興行的には苦戦しました。

札幌中島体育センターですが、新日本プロレスは「第4回MSGシリーズ」には北海道巡業がなく、次期「サマー・ファイト・シリーズ」に北海道を廻り、7月10日に札幌中島体育センター大会を開催しておりこちらと比較することに致します。
2 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2024年07月>
日 月 火 水 木 金 土
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031