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2023年09月10日15:30

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ストロング小林さん追悼(501)

79年新日本プロレス「サマー・ファイト・シリーズ」第31戦はストロング小林が東京スポーツの取材を受けて、ラッシャー木村戦への決意を語った7月30日、静岡県湖西市国際ボウル跡特設リング(観衆3,500人満員発表)大会が行われました。

メインイベントは猪木&藤波辰巳&藤原喜明組がトリオを結成、ジョージ・スチール&トニー・ロコ&ウルトラマン組と対戦した6人タッグマッチ。連日、日本勢相手に短時間でフォール負けしているGスチールが今シリーズ、メインで最初で最後のチームリーダーを務めたある意味貴重な一戦となりました。

1本目は11分43秒、ロコが藤原を体固め、2本目は4分24秒、藤原がウルトラマンを体固め、決勝の3本目は3分3秒、藤波がロコを体固めで破り、2−1で猪木&藤波&藤原組が勝利を飾りました。猪木は7月26日の横浜・綱島駅西口広場特設リングに次いでフィニッシュには絡まず。地方巡業はある程度他の選手にフィニッシュを任せ、場数を踏ませる方針か…。

セミファイナルは坂口征二とクレイジー・レロイ・ブラウンのシングルマッチ45分1本勝負。7月17日、釧路市厚生年金体育館でのNWF北米ヘビー級選手権試合以来のシングル戦となりましたが、6分39秒、坂口の反則勝ちに終わりました。

セミ前で長州力とS小林のシングルマッチ30分1本勝負が唐突に組まれました。新旧北米タッグ王者対決となりましたが、9分34秒、首固めで長州のフォール勝ちという結末に。

同じ日の東スポに「後ろ脳天(バックドロップ)で勝つ」と国際プロレスのエースであるR木村に勝利宣言している下段の試合結果で長州にフォール負けが載ってしまってはテンションが下がるというものです。

世代交代の時は、先輩格に丸め込みで勝つのが通例でこの時の首固めや、スクールボーイ(横入り式エビ固め)、回転エビ固めなどが多くなり、この試合もフィニッシュだけ見ればその範疇かと思いますがそれにしてもR木村戦が正式発表された僅か5日後にこのマッチメイクは酷すぎます。

「長州に負けたS小林に勝ってもR木村は別に大した実績はならない。猪木とは格が違うよ」と言いたげな新日本プロレスの傲慢さと非情さが見て取れます。

シン・リーガンは星野勘太郎を8分51秒、回転エビ固めで破り、ウィリエム・ルスカは木村健吾に窒息絞め(頸動脈絞め)によるレフェリーストップ勝ち。マサ齋藤は木戸修を8分29秒、片エビ固めで破りました。

最終戦の一つ前、第32戦は7月31日、静岡県島田市緑地跡西原公園特設リング(観衆3,500人満員発表)大会。シリーズ最終戦、8月2日、品川プリンスホテル・ゴールドホールで行われる猪木のNWFヘビー級選手権試合の挑戦者はこの大会前まで発表なし。

メインイベントは猪木&木戸組vsM齋藤&ロコ組の対戦。1本目は6分14秒、木戸がロコをネックブリーカードロップから体固め、2本目は9分13秒、ロコが木戸をコーナーポスト最上段からのフライング・ニードロップ、サイド・スープレックスと繋いで体固め。

決勝の3本目、猪木がロコをドロップキックで場外に落とし、代わって入ってきたM齋藤にコブラツイスト、そこへトレーニングウェア姿のタイガー・ジェット・シンが突如として乱入、止めに入ってた木戸をパンチで倒し、コブラツイストを掛けている猪木の背中にパンチ攻撃、M齋藤も加わり2人がかりで猪木を攻撃し、ダウンしたところをコブラクロー、6分7秒、日本組の反則勝ちとなり、2−1で猪木&木戸組の勝利が告げられました。

コブラクローで一旦落とされかけた猪木は場外へ逃れて体勢を整え、「来い、この野郎!」とアピール、8月2日の猪木の対戦相手はシンで決定です。

セミファイナルは坂口とGスチールのシングルマッチ45分1本勝負で5分47秒、体固めで坂口の勝利。

セミ前で8月2日、品川でWWFジュニア・ヘビー級王座を賭けて対戦する藤波とリーガンがタッグで今シリーズ初対決。藤波&木村健組とリーガン&ウルトラマン組のタッグマッチ30分1本勝負は13分6秒、リーガンが木村健を回転エビ固めでフォールしリーガン&ウルトラマン組に軍配が上がっています。

長州はLブラウンに5分36秒、反則勝ち、S小林は星野を11分9秒、カナディアン・バックブリーカーでギブアップさせ、ルスカは永源遙を7分4秒、窒息絞めで破っています。

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