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2022年12月26日07:26

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ストロング小林さん追悼(354)

78年新日本プロレス「ビッグ・ファイト・シリーズ」第15戦は3月22日、大津市滋賀県体育館(観衆2,800人発表)大会。

メインイベントは猪木&木戸修組がマスクド・スーパースター&ロベルト・ソト組と対戦。1本目は9分37秒、Mスーパースターが木戸を体固め、2本目は5分26秒、日本組の反則勝ち、決勝の3本目は4分2秒、猪木がソトを体固めで破り、2−1で猪木&木戸組が勝利を収めました。

3月20日(現地時間)、ニューヨークMSGでジプシー・ロドリゲスを相手にWWWFジュニア・ヘビー級王座3度目の防衛を果たした藤波辰巳がとんぼ返りしてこの日の滋賀大会に出場、セミファイナルでイワン・コロフとシングルマッチ45分1本勝負で対戦、8分3秒、逆さ押さえ込みでフォール勝ちしています。藤波は元WWWFヘビー級王者のコロフからクイックながらカウント3を奪いました。

ストロング小林はセミ前でマスクド・カナディアンとシングルマッチで対戦、8分17秒、カナディアン・バックブリーカーでギブアップ勝ちです。

星野勘太郎はロン・スターと対戦、9分18秒、体固めでスターの勝利。バッファロー・アレンは魁勝司(北沢幹之)と組んで山本小鉄&佐山サトル組と対戦、17分4秒、佐山が魁から羽根折り固め(おそらくチキンウィング・アームロック)からギブアップ勝ち、佐山はデビュー戦の相手を務めた魁から恩返しの勝利を挙げました。

カネックの試合が組まれていませんが、17日の大垣大会での藤波戦で膝を負傷、その後も無理を押して19日豊川、21日津大会に出場しましたが回復せず欠場となりました。

第16戦は3月24日、和歌山県立体育館(観衆3,700人超満員発表)大会。

メインイベントは今シリーズ無法乱入を繰り返し、「火のついた葉巻で猪木の眼を焼く」という残虐な行為をしていたマスクド・スーパースターのマネージャー、グレート・マレンコに対し、猪木の怒りが爆発、ついにこの日、シングルマッチ60分1本勝負で対戦。

マレンコは今シリーズこの日が初試合、赤のショートタイツで登場、猪木はマレンコの額を鉄柱に打ち付けて流血させ、リング中央でボーアンドアロー・バックブリーカー(弓矢固め)。そこへMスーパースターが救援に入って来ましたが、レフェリーのミスター高橋はその前にマレンコが戦意喪失したと判断し2分35秒、マレンコの試合放棄という裁定を下しました。

セミファイナルは藤波が師匠小鉄とタッグを組み、コロフ&Mカナディアン組と対戦したタッグマッチ45分3本勝負。1本目は17分40秒、藤波がコロフを風車固め、2本目は2分45秒、コロフが小鉄をカナディアン・バックブリーカー、決勝の3本目は3分9秒、藤波がMカナディアンをドラゴン・ローリング・クラッチ(前方高角度回転エビ固め、飛龍回転固め)でフォール。藤波が外国人組から1人で2フォール奪い、2−1で藤波&小鉄組が快勝しています。

テレビ中継はメインとセミの2試合のみ放送。S小林はセミ前でMスーパースターとシングルマッチで対戦、9分23秒、反則勝ちを拾いましたがテレビ中継には入らず。 

木戸とスターのシングルマッチは7分5秒、エビ固めで木戸のフォール勝ち、木村健吾はソトとシングルで対戦しましたが10分17秒、片エビ固めで敗れました。

長州力&永源遙組vsアレン&星野組のタッグマッチは12分42秒、長州が星野を体固めで降しています。

第17戦、3月25日、東大阪市中央体育館(観衆2,300人発表)大会。

メインイベントは猪木とコロフの今シリーズ3度目のシングルマッチ60分1本勝負、13分18秒、猪木が体固めでコロフを降し、3月11日八王子サマーランド、15日橿原大会に次いで猪木がコロフに3連勝。

セミファイナルは藤波とS小林がタッグを結成、スター&ソト組とタッグマッチ45分3本勝負で対戦。この大会はノーテレビで、藤波とS小林のどちらが先にコールされたかはわかりませんが、プロレス熱戦譜の慣例によるとS小林の方が格下の扱いになっています。

1本目は8分40秒、S小林がスターを体固め、2本目は3分53秒、ジャパニーズ・レッグロールクラッチ(回転足折り固め)でソトをフォールし、藤波&S小林組が2−0のストレート勝ちを飾っています。

Mスーパースターは永源を5分20秒、体固めで降し、長州とMカナディアンの一戦は8分13秒、片エビ固めで長州のフォール勝ち。

アレンは木戸と組んで藤原喜明&栗栖正信(正伸)組と対戦、16分46秒、アレンが栗栖を体固めで破りました。

翌3月26日はオフでしたが、新宿・京王プラザホテルでWWWFと新日本プロレスの提携強化により74年から続いていた「ワールド・リーグ戦」に代わる春の本場所として開催が決まった「MSGシリーズ」の参加選手発表と予選トーナメントの公開抽選会が、ファンを招待して行われています。

私はこの公開抽選会を観に行きました。

参加外国人選手は、予選トーナメントから出場がバグジー・マグロー(マイティ・ブルータス、ザ・ブルート)、ニコリ・ボルコフ、チーフ・ジェイ・ストロンボー、バロン・シクルナ、トニー・ガレア、コロソ・コロセッティ、マーティン・ジョーンズ、ピート・リーブス、レイ・スチールの9選手、決勝リーグ戦から出場がアンドレ・ザ・ジャイアント。

公式戦外出場選手がウィリエム・ルスカ、終盤1週間にWWWFヘビー級王者のボブ・バックランドが特別参加。

日本側の予選トーナメント出場は猪木、坂口征二、藤波、長州、星野、小鉄、木戸、永源、木村健、藤原の10選手。S小林は残念ながら坂口に代わり、WWWF地区に遠征に出ることが決まっており不参加。

日本側が10選手、外国人側が9選手、残る一枠を狙って上田馬之助が会場に姿を現し参戦表明し、上田の予選トーナメント出場が決定しました。

参加選手の発表に次いで遠征中の坂口を除く日本人選手による予選トーナメント1回戦の抽選会が行われましたが、新間寿が坂口からのメッセージを伝達、「1回戦は猪木選手と対戦したいと言っている」と坂口が75年の「第2回ワールド・リーグ戦」以来3年ぶりの猪木とのシングルマッチを熱望しました。

これにより4月21日、蔵前国技館の開幕戦では予選トーナメント1回戦で猪木vs坂口、初対決となる藤波vs上田の2大公式戦が行われることになりました。

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