78年新日本プロレス「新春黄金シリーズ」は九州地区に移動、第10戦は1月17日、佐賀県嬉野(うれしの)市体育館(観衆2,000人発表)大会。
メインイベントは猪木とジェリー・ブラウンのシングルマッチ60分1本勝負。かつて75年9月の「闘魂シリーズ」ではタッグマッチながらフォールをJブラウンに奪われたことのある猪木でしたが、Jブラウンを問題とせず、6分12秒、アバラ折り(コブラツイスト)であっさりギブアップ勝ちを奪いました。
セミファイナルは坂口征二&星野勘太郎組とタイガー・ジェット・シン&バディ・ロバーツ組が対戦したタッグマッチ45分3本勝負。
1本目は12分37秒、星野とBロバーツが両者リングアウトとなり1−1。決勝の2本目は6分3秒、シンが坂口を体固めで破り、2−1でシン&Bロバーツ組の勝利。星野ではなく日本組のエース格の坂口が決勝フォールをシンに奪われてしまいました。
セミ前は長州力vs上田馬之助のシングルマッチで5分39秒、体固めで上田のフォール勝ち。ストロング小林はサイレント・マクニーを6分25秒、カナディアン・バックブリーカーでギブアップさせました。
ベニー&ビリーのマクガイヤー・ブラザーズは山本小鉄&永源遙組と対戦、3分56秒、ベニーが永源を体固めで圧殺、バッファロー・アレンは木村健吾を7分7秒、腕ひしぎ逆十字固めでギブアップさせています。
第11戦、1月18日、熊本県本渡市民センター(観衆2,500人発表)大会。
メインイベントは猪木&長州組が上田&Jブラウン組と対戦、上田が新日本プロレスのリングでシン以外の外国人選手と組んでタッグマッチに出るのはこれが初めてでした。(国際プロレス参戦時代はリップ・タイラーらとタッグを結成)
1本目は14分51秒、猪木が上田に反則勝ち、2本目は3分4秒、猪木がJブラウンを体固めで破り、反則含みながら猪木&長州組が2−0のストレート勝ちを収めています。
セミファイナルは坂口vsシンのシングルマッチ45分1本勝負で8分39秒、体固めでシンのフォール勝ち。坂口は2日連続でタッグとシングルでシンにフォール負けを喫してしまいました。
ストロング小林はセミ前に出場、Bロバーツを12分5秒、カナディアン・バックブリーカーでギブアップさせました。ベニー&ビリーのマクガイヤー・ブラザーズは永源&荒川真(ドン)組と対戦、4分1秒、ベニーが荒川を体固めで降しています。
星野はマクニーを6分18秒、体固めで破り、アレンは木戸修に8分15秒、逆エビ固めでギブアップ勝ちを収めました。
第12戦、1月19日、熊本市体育館(観衆6,500人超満員発表)大会。
メインイベントは猪木&S小林組のニュー・ゴールデンコンビとシン&上田組の凶悪コンビの対戦という好カード。
1本目は10分32秒、S小林がシンに反則勝ち、2本目は僅か20秒、シンがS小林にリングアウト勝ち、決勝の3本目は5分49秒、上田が猪木に反則勝ちとなり2−1でシン&上田組が勝ちを拾いました。
セミファイナルは坂口とJブラウンのシングルマッチ45分1本勝負、8分11秒、坂口が逆片エビ固めでギブアップ勝ちしています。
ベニー&ビリーのマクガイヤー・ブラザーズは長州&木戸組と対戦、開幕戦の川崎大会と同一カードになりましたが、4分1秒、ベニーが木戸を体固めで降しました。
星野とBロバーツの一戦は13分20秒、体固めでBロバーツに軍配が上がり、永源はマクニーを7分7秒、体固めで撃破、アレンは藤原喜明に8分6秒、腕ひしぎ逆十字固めでギブアップ勝ちしています。
第13戦、1月20日、鹿児島県立体育館(テレビ生中継、観衆7,000人超満員発表)大会。
この大会はテレビ放送順に振り返りたいと思います。先ずはセミ前のS小林と上田の45分1本勝負。ゴングが鳴る前に上田が花束でS小林を殴りつけ、場外に落として試合開始、上田は机、椅子による攻撃。
前日の熊本大会でシン&上田組の攻撃により左眼の下あたりに裂傷を負っていたS小林は早くも目尻のあたりから流血、次の坂口との試合を控えるシンがセコンドについて何やら上田に指示。
上田はS小林にチョーク攻撃、そこへ猪木がS小林を救出に入った為、6分25秒、S小林の反則負けとなってしまいました。
続いて行われたセミファイナルの坂口とシンのシングルマッチ45分1本勝負。前の試合を終えたS小林と上田が双方のセコンドに着く緊迫した展開に。坂口はジャンピング・ニーアタックで攻めたてますがシンはトーキックからカウンターのコブラクロー攻撃。
救援に入ったS小林を見て上田もリングに上がって乱闘となり10分44秒、ノーコンテストとなりました。坂口はテレビ中継ではシンになかなか簡単には負けず。これを地方興行でも維持して欲しいところですが…。翌週1月27日、愛知県体育館での北米タッグ選手権試合に向けて両チームの遺恨が深まりました。
メインイベントは猪木&木戸組とJブラウン&Bロバーツ組のハリウッド・ブロンドスの一戦。Hブロンドスが2人揃ってテレビマッチに登場するのは3週目にして初。
試合は当初は60分3本勝負の予定でしたが、テレビ生中継の放送時間を考慮したか60分1本勝負に変更。Hブロンドスがタッグ屋の意地を見せて20分を超すロングマッチとなり20分36秒、猪木がBロバーツを体固めで破り猪木&木戸組が勝利を飾っています。
テレビ生中継開始前の試合はベニー&ビリーのマクガイヤー・ブラザーズが長州&星野組と対戦、2分11秒、ベニーが長州を体固め。藤原はマクニーを9分9秒に体固めで破り、アレンは荒川と対戦し、6分15秒、体固めでフォール勝ちしました
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