77年新日本プロレス「ゴールデン・ファイト・シリーズ」終盤戦のストロング小林の激闘の模様をお送りします。
北関東をサーキット中の新日本プロレス一行、第25戦は5月24日、群馬県藤岡市民体育館(観衆2,500人満員発表)大会。
メインイベントは猪木&星野勘太郎組がアンドレ・ザ・ジャイアント&テリー・ルージ組と対戦。1本目は12分14秒、星野がルージを体固め、2本目は4分43秒、アンドレが星野をジャイアント・プレスから体固め、決勝の3本目は1分21秒、外国人組の反則勝ちで2−1でアンドレ&ルージ組の勝利。
セミファイナルは坂口征二とビクター・リベラのシングルマッチ45分1本勝負で7分12秒、坂口が片エビ固めでフォール勝ち。
S小林はセミ前に登場し、ブラックジャック・モースを11分19秒、カナディアン・バックブリーカーでギブアップさせています。キラー・カール・クラップは永源遙を6分16秒、体固めで破り、木戸修はテリー・ルージを9分9秒、回転エビ固めで降しました。
長州力は小沢正志(キラー・カーン)とのシングルマッチ。後に維新軍、ジャパンプロレスで行動を共にし、全日本プロレスでは85年3月14日、愛知県体育館でタッグを組み、アニマル&ホークのザ・ロード・ウォリアーズのAWA世界タッグ王座に挑戦したり(両チームリングアウト)、Kカーンがジャパンを裏切って外国人側と手を組んだ時は、86年7月31日、両国国技館でダブルメインイベント第1試合でシングル対決を行い、長州が勝ち。
さらにジャパン分裂の際は長州を激しく非難し、感情的に修復不可能な溝が出来てしまった両者の初の対戦がこの日組まれています。9分25秒、体固めで長州の勝利に終わりました。
第26戦は東海へ、5月25日、岐阜市民センター(観衆3,500人満員発表)大会。
メインイベントは猪木&木戸組がアンドレ&リベラ組と対戦、1本目は14分33秒、木戸がリベラを回転エビ固め、2本目は3分25秒、アンドレがジャイアント・プレスから木戸を体固め、決勝の3本目はアンドレのジャイアント・プレスを受けたダメージで木戸が失神し戦意喪失、試合放棄となり2−1でアンドレ&リベラ組が勝利を収めました。
セミファイナルは坂口とクラップの因縁のシングルマッチで17分8秒、坂口がリングアウト勝ちを拾いました。
S小林の試合はセミ前に組まれ、フェララとのシングルマッチで9分5秒、逆エビ固めでギブアップ勝ち、モースと永源のシングルマッチは8分34秒、体固めでモースの勝利。長州はルージを7分58秒、体固めで撃破しました。
第27戦は四国ヘ。5月26日、高知県民体育館(観衆2,800人発表)大会。メインイベントは猪木とリベラのシングルマッチ60分1本勝負で、僅か3分11秒、猪木が体固めで速攻の勝利。
セミファイナルは坂口&長州組がアンドレ&ルージ組と対戦したタッグマッチ45分3本勝負。1本目は12分16秒、アンドレが長州をカナディアン・バックブリーカーでギブアップさせて先制、2本目は3分54秒、坂口がアンドレに反則勝ち、決勝の3本目は2分27秒、アンドレが坂口をジャイアント・プレスからの体固めで破り、アンドレが坂口、長州から1人で2本奪う無類の強さを見せて2−1でアンドレ&ルージ組の快勝、日本組はルージからも1本も取れずに完敗を喫しました。
S小林はセミ前でモースとシングルマッチで対戦、12分3秒、片エビ固めでフォール勝ち、クラップは星野を11分18秒、ブレーンクローでギブアップさせました。小沢はフェララを9分20秒、体固めで破り外国人相手に嬉しい白星を挙げています。
第28戦、5月27日、香川県高松市民文化センター(テレビ生中継、観衆3,000人発表)大会。
この日はダブルメインイベントでシングルマッチ60分1本勝負が2本組まれました。まずダブルメイン第1試合でS小林とアンドレが対戦、9分23秒、アンドレがジャイアント・プレスから体固めでフォール勝ち。
ダブルメイン第2試合は猪木がクラップと対戦、9分2秒、弓矢固め(ボーアンドアロー・バックブリーカー)でギブアップさせて完勝。シリーズ最終戦、6月1日、愛知県体育館でのNWFヘビー級選手権試合に向けて両雄は絶好調です。
セミファイナルは坂口&長州組vsモース&ルージ組のタッグマッチ45分3本勝負。1本目は15分31秒、坂口がルージをアルゼンチン・バックブリーカーでギブアップさせて先制、2本目は3分58秒、長州がルージをバックドロップからの体固めで破り、坂口&長州組が2−0のストレート勝ちを飾りました。
リベラは星野を6分8秒、体固めで破り、木戸はフェララとの対戦で8分50秒、逆エビ固めでギブアップ勝ちを収めています。
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