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2022年10月11日05:56

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ストロング小林さん追悼(278)

77年新日本プロレス旗揚げ5周年記念「第4回ワールド・リーグ戦」開幕戦、3月4日、群馬県高崎市体育館(テレビ生中継、観衆2,600人発表)大会。 

公式戦はセミファイナルで優勝決定戦進出の最有力候補である坂口征二とジョニー・パワーズが早くも対戦、12分43秒、足8の字固め(パワーズロック)でパワーズがギブアップ勝ち。坂口は2年連続開幕戦黒星発進。

凱旋帰国の吉田光雄はセミ前でロベルト・ソトと公式戦で対戦、9分16秒、リバース・チキンウィング(うつ伏せになった相手の両腕をロックして前方回転してブリッジ)でギブアップさせました。実況席ではこの技を「原爆腕折り」と命名しました。

開幕戦メインイベントは猪木&星野勘太郎組がマスクド・スーパースター&ニコリ・ボルコフ組と対戦、1本目は8分28秒、Mスーパースターが星野をネックハンギングツリーでギブアップさせて先制。2本目は6分45秒にMスーパースターが猪木に反則勝ち。2−0のストレートでMスーパースター&ボルコフ組の勝利。

開幕戦の公式戦はもう1試合テレビ生中継開始前に行われ、木戸修と永源遙の同門対決が行われましたが、12分17秒、逆さ押さえ込みで永源が勝っています。結果だけを見たら「木戸の勝ちの間違いじゃないの?」と思いましたが勝ったのは永源でした。

当時は「旗揚げ記念日」的な大会の開催はなかったものの、3月7日には旗揚げの地、大田区体育館(観衆3,200人発表)での興行がありました。

メインイベントでは猪木と吉田が初の師弟タッグを結成しMスーパースター&トニー・チャールス組と対戦しています。1本目は15分32秒、猪木がチャールスを弓矢固め(ボーアンドアロー・バックブリーカー)でギブアップさせて先制、2本目は3分29秒、吉田がチャールスをサソリ固めでギブアップさせ、猪木&吉田組が2−0のストレート勝ちを収めました。

公式戦は坂口が星野を10分52秒、片エビ固めで破り、パワーズは永源を4分54秒、足8の字固めでギブアップさせ、木戸はソトに9分53秒、逆さ押さえ込みでフォール勝ち。

3月11日、愛知県体育館(テレビ生中継、観衆4,000人発表)大会、メインイベントは7日の大田大会と同一カード、猪木&吉田組vsMスーパースター&チャールス組と対戦。1本目は14分12秒、Mスーパースターがフライング・ネックブリーカードロップからの体固めで猪木からフォールを奪いました。

馬場の得意技で猪木がフォール負けを喫したことで猪木ファンは嫌な思いをしたものです。

2本目は5分54秒、吉田がチャールスをサソリ固め、決勝の3本目は放送時間内に試合が終わりませんでしたが6分18秒、猪木がチャールスを体固めで破り2−1で猪木&吉田組が勝ちましたが、猪木はMスーパースターから直接フォールは返せず。

セミファイナルの公式戦は坂口がソトを9分15秒、片エビ固めで破り、パワーズは木戸を4分4秒、足8の字固めでギブアップさせ4戦全勝となりましたが、木戸戦の試合終了後、「俺はワールド・リーグ戦なんかには興味がない。猪木なぜNWFヘビー級王座への挑戦を受けないのか?猪木が我々NWFへの断りもなく、勝手に『世界』の二文字を削除したのは許せない。勝って『世界』を復活させる、クリーブランドでNWFを復興させる。ワールド・リーグ戦は棄権だ!」と猪木のNWFヘビー級王座への改めての挑戦と、ワールド・リーグ戦の途中棄権を表明してしまいました。

これを受けた猪木はあっさりとパワーズの挑戦を受諾しワールド・リーグ戦の優勝決定戦出場を辞退。3月31日の蔵前国技館でパワーズとNWFヘビー級王座防衛戦を行うと発表。31日蔵前大会初日のワールド・リーグ戦優勝決定戦はリーグ戦1位と2位の選手による優勝決定戦に変更されています。

当初はシードの猪木を含めた14人がラインナップされていましたが、山本小鉄の出場辞退、フレッド・ブラッシーの来日キャンセルで12人でスタートしました。

猪木とパワーズが抜けたことで、さらに2人減って10人の優勝争いとなり、大幅にスケールダウンしてしまいました。
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