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2021年12月12日07:38

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ジャンボ鶴田怪物伝説(966)

88年「エキサイト・シリーズ」最終戦、3月11日、後楽園ホール(テレビ収録、観衆1,750人満員発表)大会。

3月9日の横浜文化体育館でスタン・ハンセンを破り、PWFヘビー級、UNヘビー級、併せてPWF世界タッの三冠王者となった天龍は横浜でのハンセンとの試合で右眼球を打撲、3月10日、千葉県君津市民体育館大会とこの日の最終戦を欠場。激しい闘いの代償は天龍の身体をじわじわと痛めていくことになります。

メインイベントは全日本プロレス本隊対天龍同盟6人タッグマッチ60分1本勝負、鶴田&ザ・グレート・カブキ&石川敬士組と阿修羅・原&新アジア・タッグ王者チーム、サムソン冬木&川田利明組のトリオが激突。

主(あるじ)のいない天龍同盟は必死に本隊に食らいついていきましたが…。鶴田の脇を固めるベテラン2人が試合巧者ぶりを見せつけました。冬木がカブキを羽交い絞めに押えたところへコーナーポスト最上段から川田がミサイルキック。しかし石川がカットに入り、カブキにかわされて同士打ち。フットルースに「一瞬の間」が空いた瞬間、すかさずカブキが川田をエビ固めに丸めこみカウント3、18分51秒、本隊に軍配が上がりました。

セミファイナルはハンセンテリー・ゴディ組がジョン・テンタ&高野俊二組と対戦、横浜大会でベルトを失ったハンセンはその鬱憤を晴らすかのような大暴れ。

ハンセンは高野のフライング・ボディアタックをかわして、高野が立ち上がったところへウェスタン・ラリアット一閃、5分15秒、ハンセンが高野を体固め。ハンセンは次期「チャンピオン・カーニバル」にも連続参戦が決まっており、天龍へのリベンジにむけて反撃の狼煙を上げました。

セミ前は谷津嘉章とジェリー・オーツのシングルマッチ、7分46秒、監獄固めで手堅くギブアップ勝ち。

タイガーマスク&渕正信組とジョーディーンの&マレンコ兄弟の一戦は17分44秒、タイガーマスクがタイガードライバーからジョーを体固め。ヘビー級虎戦士のタイガーマスク相手ではマレンコ兄弟は体格差がありました。

テレビ解説で馬場はマレンコ兄弟の身体の小ささを再三指摘していましたが、実際にはその技術を評価され、翌89年以降は全日本プロレスのレギュラー外国人選手として定期参戦するようになります。

全日本プロレス本隊対国際血盟軍、馬場&田上明組とラッシャー木村&鶴見五郎組は12分54秒、R木村がラッシング・ラリアットからの片エビ固めで田上からフォール勝ち。    

仲野信市&高木功組vsジョー・ディートン &ロッキー・イヤウケア組は9分53秒、ジャパンプロレスに鳴り物入りで入団した84年ロス五輪アマレス日本代表の馳浩が凱旋帰国以降フィニッシュとして多用しているノーザンライト・スープレックスホールド(北斗原爆固め)で仲野がイヤウケアを破りました。

全日本プロレスと国際プロレスの対抗戦の頃からの因縁を持つ大熊元司と寺西勇のシングルマッチは10分39秒、大熊が放った股間へのヘッドバットを急所攻撃と取られ寺西が反則勝ち。同じく、新日本プロレスと国際プロレスの対抗戦でIWA世界タッグ王座を巡る攻防を見せたマイティ井上と永源遙のシングルマッチは7分46秒、回転エビ固めでM井上が勝利。

第1試合に今シリーズ、2月26日、滋賀県栗東町体育館でデビューした小橋健太が本デビュー後、聖地後楽園のリングに初登場、百田光雄と対戦し6分5秒、バックドロップからの片エビ固めで敗れています。
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