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2021年12月02日05:52

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ジャンボ鶴田怪物伝説(956)

88年「新春ジャイアント・シリーズ」最終戦、1月29日、後楽園ホール(テレビ収録、観衆1,850人満員発表)大会。

メインイベントは鶴田&谷津嘉章組の五輪コンビとアブドーラ・ザ・ブッチャー&TNT組のタッグマッチ60分1本勝負。鶴田は前日のジョン・テンタとのタッグに次いで2日連続ブッチャー&TNT組と対戦。

ブッチャー&TNT組も前回の87年「創立満15周年記念世界最強タッグ決定リーグ戦」でインパクトを残して2シリーズ連続参戦し、1月9日には龍原砲のPWF世界タッグ王座に挑戦しましたが惜敗、以後は尻すぼみになっていきました。

両チームは前87年11月21日、同所での最強タッグ開幕戦の公式戦以来の対戦。この時は鶴田がバックドロップからTNTを体固めに降して五輪コンビが勝っています。谷津がトラースキックにきたTNTの足をキャッチしたところへ鶴田がジャンボ・ラリアット。続いて谷津がバックドロップから監獄固めを決め、10分50秒、TNTがギブアップ。五輪コンビの貫禄勝ちに終わりました。

好評だったブッチャー&TNT組ですが、このシリーズ以降、TNTが全日本プロレスに呼ばれることはなくこの時が最後になってしまいました。実際はテコンドーの動きを取り入れたTNTのパフォーマンスがファンに受けた為、ブッチャーが「自分より目立つから」と言ってTNTとのチーム解消を馬場に申し出たからというのが理由らしいです。

全日本プロレスから声がかからなくなったTNTはプエルトリコで仲良くなった武藤敬司のラインで90年9月に新日本プロレスに登場、91年7月にはグレート・ムタのパートナーを務め馳浩&佐々木健介組と対戦、その後W★INGを経て94年にWWF入りしクアン、サビオ・ヴェガのリングネームでスーパースターの仲間入りを果たします。

セミファイナルは全日本プロレス本隊対天龍同盟、テンタ&高木功組の大相撲コンビと天龍&阿修羅・原組の龍原砲が激突、進境著しい若手の巨漢元力士タッグですが、2人ともデビュー1年未満であり、いくら相手の持ち味を引き出す龍原砲とは言え力の差を見せねばならず、8分32秒、天龍がパワーボムからのエビ固めで高木からフォール勝ち。
  
輪島大士&ザ・グレート・カブキ組vsピート・ロバーツ&ポール・ハリス組の英国師弟コンビは11分44秒、輪島がゴールデン・アームボンバー(喉輪落とし)からの体固めでハリスを降して最終戦スッキリした勝ち方をしています。

アジア・タッグ選手権試合、王者チーム石川敬士&マイティ井上組にサムソン冬木&川田利明組のフットルースが挑戦。フットルースは前87年10月24日、兵庫県姫路市厚生会館に次いで2度目の同王座挑戦。

前回は王者チームが嫌らしいインサイドワークで若い挑戦者チーム翻弄。M井上がレフェリーを牽制する間に、石川がコーナー最上段から冬木の脳天にイスを叩きつけるという、反則プレイで23分45秒、石川が冬木を片エビ固めでフォールし初防衛。

今回もベテラン王者組のねちっこい連係プレーが遺憾なく発揮され川田のラリアットをかわしたM井上が左腕を取り、素早くバックに飛びついて両足で右腕を絡めて後方へ倒し丸め込んでの回転十字固めでカウント3。20分42秒、M井上が公式決まり手はエビ固めで川田をフォール。石川&M井上組が2度目のタイトル防衛に成功。フットルースはチャンスは何度もありましたが、その都度王者組の連係に勝機を断たれています。

全日本プロレス本隊対国際血盟軍、タイガーマスク&佐藤昭雄組とラッシャー木村&鶴見五郎組は8分14秒、両チームリングアウトの引き分け。

仲野信市とブラック・アサシンのシングルマッチは3分25秒、逆さ押さえ込みで仲野のフォール勝ち。Bアサシンは見た目は筋肉質で強そうでしたが試合はしょっぱく、2度と日本に呼ばれることはありませんでした。

渕正信&田上明組と大熊元司&永源遙組は10分15秒、急所攻撃により渕&田上組の反則勝ち。第1試合の寺西勇と百田光雄のシングルマッチという通のファン好みのシングルマッチは11分9秒、回転エビ固めで寺西に軍配が上がりました。

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