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2021年07月02日23:02

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どこか煮え切らなかった『ゴジラVSコング』

レジェンダリーによるモンスター・バース第4作『ゴジラVSコング』を見て来ました。公開延期を経ての待望のロードショーです。

1962年の東宝作『キングコング対ゴジラ』との共通点はほとんどありませんでしたが、使われているモチーフはあります。

※ご注意!映画の内容に触れる記述があります※

【物語】
前作から数年後。
米国のハイテク企業エイペックス社の研究所をゴジラが襲撃する。エイペックス社では、地球の中心が空洞であり、そこには莫大な資源が埋まっていると考えていた。
一方、髑髏島ではキング・コングが”モナーク”の施設で隔離されていたが、島外へ移動させることとなる。コングを移送中の艦隊をゴジラが強襲し、巨大怪獣は激しい闘いを繰り広げる。

…それまで地球の守護神だったゴジラが、なぜ人類を襲うかが鍵となる物語です。
密かに建造されていたメカゴジラ、キング・コングの生まれ故郷の存在など、怪獣映画好きには胸熱な展開に。

しかしどうも煮え切らない仕上がりでした。
理由は様々で、「伊福部昭のテーマ曲の不在(前作ではリスペクト最大だったのに)」「小栗旬の扱いの酷さ」「相変わらず悪いのは企業」などなど。

2者の対決は、あいまいだった東宝のオリジナル版よりも明白な結末に終わりますが、どことなく怪獣に哀愁があった東宝版に軍配を上げたいのは自分が古い映画好きだからか。

大スクリーンで怪獣映画を楽しむという目的は達せられたので、満足度はありました。

★★★
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