結局ライオンが一番強い 『ロ−グ』

ミーガン・フォックスが人喰いライオンと戦う映画『ローグ』を見て来ました。
ヘンな映画ですが、良い所もあります。

【物語】
東アフリカ。
隊長のサマンサ（ﾐｰｶﾞﾝ･ﾌｫｯｸｽ）率いる傭兵部隊が、武装勢力に誘拐された要人の娘を救出しにやって来るが、敵の激しい抵抗に遭い、脱出用のヘリも撃墜されてしまう。
無人になっていた密猟者のアジトに逃げ込んだ部隊は、そこで凶暴なライオンと遭遇。隊員を一人ずつ失っていくが…。

…女隊長が率いる特殊部隊が何かと遭遇し、仲間を少しずつ無くしていく展開といえば、近作『モンスターハンター』があったため、既視感がありました。ただしミーガン・フォックスではミラ・ジョヴォヴィッチと比べて若干頼りない感じです（実際、劇中でも隊員たちに隊長の資格を疑われています）。

この映画、監督が娘と書いた脚本で製作されており、その娘（ｲｻﾞﾍﾞﾙ･ﾊﾞｾｯﾄ）も人質のひとりとして出演しております。高校生ぐらいの役でしたが、特徴的なお顔で、年齢は不詳です。

ジョークや歌で場を和ませようとする隊員のひとり（ﾌｨﾘｯﾌﾟ･ｳｨﾝﾁｪｽﾀｰ）がいい役。
ライオンに喰われかけたのに、ボルト・アクションの古いライフル（ウィンチェスター）を見つけて奮闘しています。互いに悪態をつき合う中国人の相棒とのやり取りが泣かせてくれます。

結局、お母さんライオンが一番強い！という映画でした。★★★。