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2020年08月16日22:58

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ジャンボ鶴田怪物伝説(701)

「ニューイヤー・ウォーズ SUPER BATTLE86」第13戦、1月14日、鹿児島県立体育館(テレビ収録、観衆3,700人発表)大会。

メインイベントは全日本対ジャパン軍団抗争、鶴田&石川敬士組と長州力&寺西勇組の対戦が組まれましたが、鶴田&石川組が珍しくゴング前から長州に遅いかかり、鶴田がイスで長州の脳天を殴打し、長州は流血、場外に落として2人がかりのハイジャック式パイルドライバー。

ダウンした長州の脇腹をイスで殴りつけ、長州は戦闘不能状態になり、控室ヘ退場。試合不成立となり、代わりにこの日既に1試合行っている谷津嘉章が寺西と組んで出場、試合開始のゴングが鳴りました。寺西が石川をボディスラムに抱えたところ、石川が滑り降りて咄嗟にバックに回って逆さ押さえ込み。僅か3分2秒、カウント3が入り、鶴田&石川組の勝利に終わりました。

脇腹を痛めた長州は1月28日、東京体育館でのインターナショナル・タッグ王座挑戦に赤信号が灯りました。

しかし、この流れは前84年2月3日、新日本プロレス札幌中島体育センターでの藤原喜明長州襲撃テロリスト事件と同3月22日、尼崎市記念公園体育館での猪木&藤波辰巳&藤原組vs長州&アニマル浜口&谷津組の試合前の寺西以下維新軍の奇襲により、猪木が左肘を攻撃されて戦闘不能となり、代わりに坂口征二が出場した時のパターンと酷似しており、その時の焼き直しであることは想像に難くないです。

全日本とジャパンの軍団抗争も2年目に入り、マンネリ化しつつあり、話題作りと思いますが、普段から遺恨とか因縁には無縁で対ジャパン迎撃の前面に立っていない鶴田がいきなり先に仕掛けたのはいささか無理があったように思います。

「雪の札幌事変」、「尼崎の猪木襲撃」は後にファンに語り継がれていきますが、この「鹿児島の乱」はほとんど印象に残っておらず、殺伐としたアングルは全日本プロレスには不向きだと言うことがよくわかります。

セミファイナルは馬場&天龍組がバリー・ウィンダム&マイク・ロトンド組のUSエキスプレスと対戦、馬場がウィンダムにカウンターの16文キック、ロトンドがカットに入り、怒った馬場はロトンドとウィンダムを場外に投げてそのまま両軍入り乱れての場外乱闘となり11分31秒、馬場とウィンダムが両者リングアウトの引き分けとなりました。

ミル・マスカラスはジャパンの新倉史裕とシングルマッチで対戦し7分54秒、ダイビング・ボディアタックからの体固めで完勝。1月28日、東京体育館での小林邦昭とのIWA世界ヘビー級王座防衛戦に向けて好調な仕上がり。

ジャパン対国際血盟軍、谷津&浜口&栗栖正伸組とラッシャー木村&ザ・グレート・カブキ&阿修羅・原組の6人タッグマッチは10分52秒、R木村が栗栖をラッシング・ラリアットから体固めに決めて国際血盟軍に軍配が上がりました。

全日本対ジャパン、タイガーマスク&ハル薗田組vs小林邦昭&保永昇男組は22分10秒という当時としてはロングマッチとなり、小林が薗田の首固めを一回転させた逆転の首固めでフォール勝ち。マスカラス戦に向けてこちらも負けられない。

同じく全日本対ジャパン、マイティ井上と仲野信市のシングルマッチは7分7秒、M井上がサマーソルト・ドロップからの片エビ固めで勝利。

全日本対国際血盟軍、大熊元司&サムソン冬木組と鶴見五郎&アポロ菅原組は9分57秒、大熊が菅原をジャンピング・ヘッドバットからの体固め。冬木と菅原はM井上に連れられ、国際プロレス崩壊後同じ時期に全日本プロレスに入団しているだけにお互いに心中複雑と言った感じでした。

この試合で鶴見のバックドロップを喰らい、着地を誤った冬木は右肋骨を骨折してしまい、翌日から欠場、1月28日に予定されていたタイガーマスクとのシングルマッチはキャンセルとなり、代わりにカブキがタイガーマスクと対戦することが決定しています。

全日本同士のロッキー羽田と渕正信のシングルマッチは9分53秒、ジュニアの渕がヘビーの羽田を首固めで破り、先輩超えを果たしました。

全日本対ジャパン、ベテラン佐藤昭雄と若手の笹崎伸司のシングルマッチは8分6秒、佐藤が逆さ押さえ込みで若い笹崎を丸め込んでの貫禄勝ち。

第1試合の全日本対国際血盟軍、百田光雄と高杉正彦のシングルマッチは10分、光雄が回転エビ固めで高杉を撃破しました。
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