『グリーンブック』
ステェディカムのワンショットワンシークエンスではないけれどグッドフェローズのあのコパカナーナをパロったので始まり、ラストはスコセッシのみならずコメディの先輩ヒューズにも敬意を表すかのように大災難P.T.A.で終わらせるようなセンス。語らんとすること、そこまで深くなく、少なくともピーター・ファレリーが彼のコメディで語るものより深くなく、多くのバディ・ムーヴィーが表すような互いが相手を思いやり育てあい、そして認めあい、そうした愛の話であり、言わんとする様々なテーマ、もはや多くの他の映画で出し尽くしているもの、それがとっつきやすいのかな、でも、おもしろかった。ステレオタイプなオスカー獲りやすいキャラ演じるマハーシャラ・アリのツッコミよりも、モーテンセンの人間味あるボケがやはり作品を活かしている。
P.S.
出し尽くされているものの一つとして、勇気を示すこと、それはアメリカ映画で、呆れるぐらい繰り返されるといった意味でも永遠のテーマであるけど、共鳴するといった意味でもアメリカでの永遠のテーマ、ネガティヴにしてポジティヴ、でも、アメリカンにとっては生きることにおいてそのことが永遠に大事なテーマなんだろうな、と、そこらへんは深さを感じてしまう。
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