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2020年05月01日22:42

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IMAMURAとWAKAMATSU 74




コレクションしているの3作品とレンタル1作品を観るも、『神々の深き欲望』と『エロス+虐殺』と『北斎漫画』はかつては、これはアート映画なんだ、立派な作品なんだ、と正座をして睡魔と闘いながら目を充血させて観た記憶であるが、今回はとても楽しめて観れた。それらに比すれば『寝盗られ宗介』はかつても今回もどちらも楽しめる作品である。寅さんを観ているのと同じ感覚で触れられるも、やはり原田芳雄の間合いが気持ちいいのだろう。俺だって松竹で撮れるんだ、というような、エスタブリッシュショットとラストの富士の現れ、でもすそ野に広がるのは御殿場、俺の暴れ場がここよ、と若松孝二の笑い声が聴こえてくるような快作である。オープニングタイトルに奥山和由や宇崎竜童の名前が出てきて、それから作品中身、お金かかってるなと思わせるも、いつもあるような奇を衒ったショットがなく、正攻法で勝負するような絵作り、だから、かつてもそして今も楽しめたのかな。
                 そのうち、つづく


つづき
『神々の深き欲望』も『エロス+虐殺』も、イマヘイもキジューもそれまでの集大成的なアプローチで制作したんだろうな。でも、イマヘイにおいて、タブーはなくおおらかにネイチャーはあること、掟によってそれはへし折られても、それも含めて、観念の生んだ神々という概念を生んだ人間の、オギャー、在り方そのもの、つまりネイチャーなんだ、と表しているのに比すれば、キジューの場合は、常にタブーがあるからラブーがあるといった,禁忌があるんだろうな、という印象を持つ。フィクションとノンフィクションの揺らぎはこの時代、たくさんの作品で描かれていたけれど、岡田茉莉子が飼いならされたアイドルであることを捨てながらもやはり完全にノンフィクションには行かず大劇場で演劇を続けるように、長年添い遂げてうまがあうはずのキジューが嵐が丘をあのようなメソッドでやったのは今回エロスを観て、改めて造形美のヒトなんだと納得した。
                そのうち、つづく





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