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2020年04月23日22:42

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ジャンボ鶴田怪物伝説(586)

85年ジャパンプロレス自主興行シリーズ「ビッグ・ラリアート・フェスティバル」は5月16日、札幌中島体育センター(観衆6,900人超満員発表)で最終戦を迎えました。

ジャパン、全日本連合軍による札幌中島体育センター大会は2月1日の全日本プロレス「激突!オールスター・ウォーズ」以来3か月半ぶりでしたがこの時も7,800人(超満員)発表の観客を動員し、札幌での長州人気の高さを証明して見せました。

メインイベントは軍団抗争ではなく、マサ齋藤&長州力組とスタン・ハンセン&デービーボーイ・スミス組のタッグマッチ。M齋藤とハンセンは新日本プロレス時代の79年4月の「第2回MSGシリーズ」、80年1月の「新春黄金シリーズ」と2度一緒になっていますが、同じ外国人ヒールサイドでありタッグは組みましたが対戦はなし。

試合は8分24秒、長州がリキラリアットからの体固めでスミスを破り、初の自主興行シリーズ最終戦をピンフォール勝ちで飾って見せました。

セミファイナルはジャパン対全日本軍団抗争、キラー・カーン&谷津嘉章組vs鶴田&天龍組。こちらは11分52秒、天龍が谷津をリングアウトで破り、鶴龍コンビが勝ちを拾っています。

セミ前に組まれたのが全日本対国際血盟軍、馬場&石川敬士&渕正伸組とラッシャー木村&鶴見五郎&剛竜馬組の一戦、11分50秒、石川が長州の得意技、サソリ固めで剛をギブアップさせて馬場&石川&渕組の貫禄勝ち。

新日本プロレスでも凌ぎを削っていた小林邦昭とダイナマイト・キッドがシングルで対戦。83年4月、キッドのツームストン・パイルドライバーで首を痛めて欠場を発表した初代タイガーマスクが返上した2本のベルトを争ったことで知られ、4月3日、蔵前国技館ではNWA世界ジュニア、翌4月4日には新潟市体育館でWWFジュニア王座をそれぞれ賭けて王座決定戦で対戦、いずれも両者リングアウトで決着はつかずに終わっています。

試合は小林が場外のキッドめがけて放ったトペを自爆され、高速バックドロップを食らった小林が13分38秒、リングアウト負けを喫しました。

アニマル浜口とカナディアン・ルイスのシングルマッチは6分24秒、浜口がブロックバスター(サモアン・スープレックス)からの体固めで勝利。

ジャパン対全日本、保永昇男&仲野信市組vsタイガーマスク&マイティ井上組は8分15秒、タイガーマスクが仲野をブロックバスターホールド(岩石落とし固め)でフォール。こちらのブロックバスターホールドは猪木が75年に使っていた相手を横抱きにして後方へ投げてブリッジして固めるタイプの技で、投げはジョージ・ゴーディエンコのスタイルと一緒です。

同じくジャパン対全日本、栗栖正伸&新倉史裕組とグレート小鹿&大熊元司組の一戦は11分33秒、大熊が技巧派の一面を見せて逆さ押さえ込みで栗栖からフォール勝ち。

全日本同士の佐藤昭雄&百田義浩組とロッキー羽田&川田利明組は12分41秒、佐藤が川田をソバットから片エビ固めに決めて佐藤&義浩組の勝利。同じく全日本同士のマジック・ドラゴンとターザン後藤のシングルマッチは10分36秒、フライング・ニードロップからの体固めでMドラゴンの勝ち。

第1試合のジャパン対国際血盟軍は笹崎伸司がアポロ菅原と対戦、6分57秒、菅原がブロックバスター(サモアン・スープレックス)からの片エビ固めで笹崎を降しました。

全6戦に亘るジャパンプロレス初のシリーズは豪華メンバーを集めましたが観客動員は後楽園、静岡、札幌は満員、超満員。大阪、広島、仙台は満員とはいきませんでした。これはやはり新日本プロレス、全日本プロレスという団体名のブランド力に負けた部分もあったと思います。
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