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2020年04月21日23:13

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ジャンボ鶴田怪物伝説(584)

85年ジャパンプロレス自主興行シリーズ「ビッグ・ラリアート・フェスティバル」は折返し地点の第4戦、5月14日、広島県立体育館(観衆4,500人発表)大会。新日本プロレスも81〜83年のブーム以前は広島は観客動員に苦戦していた地区であり満員マークはつかず。

メインイベントはジャパン対全日本頂上決戦、長州力&谷津嘉章組vs鶴田&天龍組が今回はジャパンのリングで2度目の対戦が実現、前回の2月1日、全日本プロレスの札幌中島体育センターでの初対決は鶴龍コンビに鉄柱で額を割られた谷津が錯乱し鶴龍ばかりかパートナーの長州にも八つ当たりの暴行を働き21分7秒、ノーコンテストとなっています。

試合は天龍が谷津にバックドロップを決めようとしたところ長州がカットに入りこれを阻止。これを見た鶴田もリングに入り、長州が天龍を、鶴田が谷津を同時にバックドロップで投げ、そのまま両チーム場外へ。

場外で長州と鶴田が殴り合い、長州と鶴田はリングに上がったものの、試合権利のある谷津と天龍はバックドロップのダメージが深く場外でダウン。12分28秒、谷津と天龍が両者リングアウトのドロー決着となりました。

セミファイナルはキラー・カーンとスタン・ハンセンの一騎討ち。両者のシングルマッチは81年12月1日、新日本プロレスの愛知県体育館で実現、6分29秒、ハンセンが場外でのショートレンジのウエスタン・ラリアットでリングアウト勝ちしています。

この試合はテレビ朝日で収録されましたが、この名古屋大会はハンセンが全日本プロレスのリングに登場した後の12月25日に放送された為、本放送ではお蔵入りとなり、97年にサムライTVで放送された「闘いのワンダーランド」で初めて放送されています。

Kカーンの「アルバトロス殺法」ダイビング・ダブルニードロップをハンセンがかわし、135Kgの巨体を軽々と宙に浮かせての強烈なドロップキック、そして、ロープ際でのウエスタン・ラリアット。Kカーンはこのダメージで場外へ転落し起き上がれず、6分56秒、ハンセンがまたもリングアウト勝ちでKカーンを返り討ちにしてみせました。

セミ前は全日本対国際血盟軍、馬場&石川敬士&渕正伸組とラッシャー木村&鶴見五郎&剛竜馬組の対戦、ジャパン迎撃の切り込み隊長として勢いに乗る石川が11分6秒、長州の得意技であるサソリ固めで剛からギブアップを奪いました。

マサ齋藤&アニマル浜口組vsダイナマイト・キッド&デービーボーイ・スミス組の注目の一戦は9分53秒にキッド&スミス組の反則勝ち。

ジャパン対全日本、小林邦昭&保永昇男&新倉史裕組とタイガーマスク&マイティ井上&マジック・ドラゴン組は11分48秒、タイガーマスクが新倉からジャーマン・スープレックスホールドでフォール勝ち。

川田利明はカナディアン・ルイスとのシングルマッチに抜擢されましたが、8分7秒、片エビ固めでフォール負け。ジャパン対全日本、永源遙&栗栖正伸組vsグレート小鹿&大熊元司組は9分2秒、大熊が永源を首固め。

全日本同士の佐藤昭雄&ロッキー羽田組と百田義浩&百田光雄組の百田兄弟の対戦は12分49秒、佐藤が光雄をフライング・ニードロップから体固めで佐藤&羽田組の勝利。

ジャパン対国際血盟軍、仲野信市とアポロ菅原は15分時間切れ引き分け。ジャパン対全日本、笹崎伸司とターザン後藤の第1試合は9分36秒、ダイビング・ボディプレスからの体固めでT後藤が勝ち星を挙げています。

なお、新日本プロレスはこの6日後の5月20日に広島県立体育館で「85IWGP&WWFチャンピオン・シリーズ」を開催、猪木vsキングコング・バンディ、藤波vsボブ・バックランド、ザ・コブラvsヒロ斉藤のWWFジュニア・ヘビー級選手権試合と豪華ラインナップで勝負しましたが、こちらも4,870人発表と満員とは成らず、後発の方が少なく発表することはまずないので、興行戦争は引き分けでした。
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