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2020年01月20日22:23

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週プロ流智美あの日あの時予想2019年総括(11)

第77戦 3月20日発売号●【予想】アンドレ・ザ・ジャイアント&ダスティ・ローデス&ミル・マスカラス、夢の豪華トリオが実現。(78年ニューヨークMSG)【正解】猪木、タイガー・ジェット・シンのNWF世界ヘビー級王座に挑戦も両リンで逃げられ王座奪回成らず。(75年新日本プロレス蔵前国技館)【参考】2013年3月20日発売号は鶴田&天龍組vsザ・マフィア1&2号。(77年ノースカロライナ州グリーンズボロ・コロシアム)

【解説】WWWF78年3月の定期戦でアンドレ・ザ・ジャイアント&ダスティ・ローデス&ミル・マスカラス組という豪華夢のトリオが実現。ケン・パテラ&プロフェッサー・タナカ&ミスター・フジ組のヒールトリオと対戦。7分、アンドレがフジを体固めに決めて快勝しています。

この大会には新日本プロレスから坂口征二、藤波辰巳が出場し、テレビ朝日の中継クルーが試合を収録していましたが、アンドレ組の試合も4月7日のワールドプロレスリングの中で放送され、マスカラスを招聘している全日本プロレスの代表である馬場から、「確信犯」的なテレビ朝日及び新日本プロレスに厳重抗議が為されています。

日本人選手は団体との契約の他に、テレビ局ともそれぞれ契約を交わしており、新日本プロレスの選手が日本テレビに許可なく出ることは許されませんでしたが、参加外国人にはそこまでの縛りはなく、放送するか否かは各局の判断となりますが、新日本プロレスとテレビ朝日側が「やってしまえ!」という形でマスカラスをテレビ朝日に登場させてしまったかと思われます。

ちなみにこの日は藤波が凱旋帰国した「ビッグ・ファイト・シリーズ」の合間を縫ってMSGのリングに登場、ジプシー・ロドリゲスを相手にWWWFジュニア・ヘビー級王座の防衛戦を行い、8分45秒、回転エビ固め(藤波自身はジャパニーズ・レッグロールクラッチを決めようとしましたが、ブリッジする前にカウント3が入ってしまい、不満を現にしています)で3度目の王座防衛。藤波はとんぼ返りで日本に戻り、シリーズに復帰。

ビッグ・ファイト・シリーズを欠場して短期のWWWF地区遠征に来ていた坂口はウィリエム・ルスカと柔道ジャケットマッチで対戦、10分45秒、ルスカが帯で坂口の首を絞めて反則負けとなりました。

なお、テレビ朝日はこの年の11月10日に放送された次週より開幕の「プレ日本選手権」予告映像の狼軍団のデモンストレーションに高千穂明久を登場させたり、79年8月17日のカナダ・カルガリー大会の放送の時(同年10月17日の水曜スペシャルで90分枠で放送)には先日亡くなったケンドー・ナガサキことミスター桜田の試合(ミスター・ヒトと組んでハーマン・シェーファー&ベン・デリオン組と対戦)を放送。当時はまだ2人とも全日本プロレス所属でした。

さらに80年元日の「新春プロレススペシャル」では前79年12月17日、ニューヨークMSGで行われたハーリー・レイスvsローデスのNWA世界ヘビー級選手権試合を放送。またしても馬場を激怒させています。

75年3月の猪木とタイガー・ジェット・シンの一連のNWF世界ヘビー級王座を巡る激闘については本連載(1)、及び前回に書いてありますので重複する箇所は割愛させて頂きますが、3月13日、広島県立体育館での王座決定戦で猪木はシンにフォール負けを喫し、ベルトを奪われてしまいました。

翌週のシリーズ最終戦、3月20日、蔵前国技館(観衆10,500人満員発表)で猪木はシンの王座に屈辱の挑戦。これまでの鬱憤を晴らすようかの大暴れをした猪木はシンの額を鉄柱に叩きつけて流血させ、割れた傷口にナックルパンチ。場外に逃げるシンを深追いし、19分1秒、両者リングアウトのゴングが鳴らされました。

猪木は3月7日の横浜文化体育館、13日の広島で仕掛けられたブレーンバスターをロープ越しに見舞ってフォールの体勢に入りましたが後の祭り。NWF世界ヘビー級王座は1年3か月ぶりに海外流失となった訳であります。

この回の流さんの正解は1年前の18年3月20日発売号(この年は3月21日水曜日が春分の日で祝日、20日火曜日に発売)の時の私の予想でした。(この時の正解は84年3月21日、新日本プロレス大阪城ホール大会)1年後に正解を出されたことになりました。

アンドレ&ローデス&マスカラス組の夢のトリオはどちらかと言えば「ゴング」向けのネタだったかも知れません。

※対戦成績は77戦17勝60敗。
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