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2018年07月07日13:10

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ファンタジープロレスの巨匠桜井康雄さん追悼(399)

団体として旗揚げ以来、初の元日興行を行い、攻めに出る全日本プロレス、長州vsトム・マギーの異種格闘技戦は内容に乏しく、完全なるプロレスでしたが、元日から超満員3,400人発表の観衆を集めて興行は盛況に終わりました。

1月2日、後楽園ホール大会2日目(テレビ収録、観衆3,400人超満員発表)は前85年に次いで殺伐とした全日本vsジャパンの対抗戦ムードからか、この年も新春恒例のバトルロイヤルは行われず。まだこの時は「明るく楽しく激しい」のキャッチコピーはありませんが、全日本プロレスの古き良き伝統をやめてしまったことを惜しむ声も多数ありました。

メインイベントは鶴田、天龍組がニキタ・コロフ、クラッシャー・クルスチェフのザ・ロシアンズと初対決。ザ・ロード・ウォリアーズの時は初来日して初顔合わせでインターナショナル・タッグ王座防衛戦を行った鶴龍コンビですが、今回はシリーズ終盤の1月28日東京体育館、2月5日札幌中島体育センターでジャパン最強タッグの長州、谷津嘉章組とのタイトルマッチ2連戦が組まれており、ノンタイトルでの対戦。

試合は11分31秒、ニキタが入場の時に首からかけてくるチェーンを持ち出して鶴田、天龍を攻撃して反則負けとなりました。

セミファイナルは長州、谷津、アニマル浜口組vs前日より共闘しているラッシャー木村、阿修羅・原の国際血盟軍に助っ人として加わったザ・グレート・カブキ組。

ジャパン軍団は原にターゲットを絞って攻撃しましたが13分42秒、R木村がカットに入り、レフェリーを突き飛ばしての反則負けとなりました。

正月らしい華やかなカードとしてタイガーマスクが2日より特別参加のミル・マスカラスのシングルマッチが組まれています。

期待された空中戦のような攻防は見られず、マスカラスはサーフボード・ストレッチなどの密着ワザでタイガーマスクの動きを封じ、最後はコブラツイストの掛け合いから11分34秒、両者リングアウトの引き分けに終わりましたが、内容は凡戦だったと思います。

1月3日、後楽園ホール(観衆3,400人超満員発表)の3日目で今シリーズ初の全日本vsジャパンの対戦が組まれ、メインイベントで鶴田、天龍、タイガーマスク組と長州、谷津、小林邦昭組が激突。17分56秒、天龍と小林邦が両者リングアウトとなりました。私は3日間全て会場観戦しましたが、3日目のメインが一番面白かったです。

セミファイナルでは石川敬士、大熊元司組がザ・ロシアンズと対戦。ニキタのロシアン・シックルが大熊に決まり、7分14秒、対固めで勝利。 

1月7日までの特別参加だったロシアンズに代わり、9日、岩国市体育館(観衆3,100人満員発表)からバリー・ウィンダム&マイク・ロトンド組のUSAエキスプレスが参戦。

来日第1戦はセミファイナルで鶴田、石川組との対戦。ウィンダムは83年の世界最強タッグ決定リーグ戦にロン・フラーとのタッグで初来日していますが、ロトンドは初来日でした。

試合は10分4秒、ウィンダムがダイビング・ラリアットからの体固めで石川をフォールして初戦を飾っています。

また、この日から事前に発表されていなかったハワイから来た経歴不明の謎のプロレスラー、マイティ・ミロが参戦しています。どういうルートで来たかも謎で、当時いきなり東京スポーツに試合結果だけ掲載されて、「誰?」という感じでした。

初戦はハル薗田とシングルマッチを行い、6分44秒、フィッシャーマン・スープレックスホールド(網打ち式原爆固め)で敗れており、実力の方は対したことはなかったです。

ロード・ブレアースPWF会長やキング・イヤウケアの紹介というわけでもなさそうで、おそらく、ハワイで静養していた馬場に使ってくれと売り込んで、トライアウト的に参戦したような経緯かと推測致します。


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