83年世界最強タッグ決定リーグ戦も後半戦に突入。1日の移動日を経て第12戦は12月7日、馬場のお膝元である新潟市体育館大会(観衆5300人満員発表)。
公式戦は2試合組まれ、鶴田、天龍組が阿修羅・原、マイティ井上組と対戦。鶴田がフライング・ボディシザースドロップで小柄なM井上をフォールし失点1の9点となり、スタン・ハンセン、ブルーザー・ブロディ組を抜いて首位に。原、M井上組は2点。
タイガー・ジェット・シン、上田馬之助組vsバリー・ウインダム、ロン・フラー組はシンが必殺コブラクローでフラーをマットに沈めてこちらは失点4の6点。ウインダム、フラー組は2点。
夢のシングルマッチでは馬場はハンセンと対戦、パワーで勝るハンセン相手に地元でハッスルし両者リングアウト。
ブロディはザ・モンゴリアンをキングコング・ニードロップからの体固めで力の差を見せ付けました。
この日は公式戦と夢のシングルマッチのマッチメークの影響からメインイベントはドリー・ファンク・ジュニア、石川敬士組vsミル・マスカラス、ドスカラス組のマスカラス・ブラザーズの一戦が組まれ、ドスカラスが石川を片エビ固め。
第13戦は12月8日、仙台・宮城県スポーツセンター(観衆5300人発表、テレビ収録)。
公式戦は鶴田、天龍組とウインダム、フラー組が対戦。天龍が延髄斬りからのバックドロップでフラーを体固め。鶴龍コンビ1失点のまま11点で首位を維持。ウインダム、フラー組は失点8で2点と覇気が失せた感じです。
夢のシングルマッチは因縁のドリーvsブロディが実現。2年前の仙台(81年10月6日)で父のピンチにリングに上がった愛息ディンク君にキングコング・ニードロップを放って血ヘドを吐かせたブロディに対し怒りのエルボースマッシュを連発。
逆上したドリーはロープへ逃げるブロディになおも攻撃を加え、割って入ったレフェリーに暴行を加え、反則負けを取られました。
マスカラスはM井上に得意のダイビング・ボディアタックを決めて快勝、ハンセンはモンゴリアンをウエスタン・ラリアット1発で仕留めました。
第14戦は12月9日、山形県体育館大会(観衆4300人発表)。
公式戦は馬場、ドリー組とマスカラス兄弟が激突。場外に転落したドリーにドスカラスがプランチャ。そのまま4者が場外乱闘に突入。
冷静に戦況を見ていた試合権利を有するドリーがカウント10寸前でリングに上がり、馬場、ドリー組のリングアウト勝ち。
馬場、ドリー組も失点1の9点で手堅く星を稼ぎましたが残す相手はハンセン、ブロディ組、シン、上田組という厄介なチームであり、年齢から来るスタミナ切れが心配されました。
マスカラス兄弟は失点8の2点止まりで上位食いは1回も出来ず。公式戦の開始から立て続けに上位陣と対戦したマッチメーク上の不運はあったかと思います。
スペシャルマッチはハンセン、ブロディ組とウインダム、フラー組の対戦となりハンセンがウインダムをラリアットから体固め。
鶴田、天龍組vsシン、上田組は鶴龍コンビの反則勝ちとなっています。
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