83年世界最強タッグ決定リーグ戦第2戦は11月26日、土曜日ノーテレビの後楽園ホール大会(観衆3500人発表、超満員)。7月10日、テリー・ファンクさよならシリーズ以来の全日後楽園観客発表タイ記録でした。
公式戦は鶴田、天龍組とザ・モンゴリアン、鶴見五郎組。天龍が鶴見を片エビ固めに決め、鶴龍コンビは2戦2勝の4点。モンゴリアン、鶴見組は0点。
メインイベントは馬場、ドリー・ファンク・ジュニア組とスタン・ハンセン、ブルーザー・ブロディ組が特別試合で対戦し両チームリングアウトの引き分け。
第3戦は11月27日、秋田県立体育館(観衆4800人発表)。秋田は市立体育館もありますが、今回はキャパの広い県立体育館(6000人収容)を使用。
公式戦はハンセン、ブロディ組と阿修羅・原、マイティ井上組が激突。ブロディのキングコング・ニードロップがM井上に炸裂し、ハンセン、ブロディ組も2戦2勝の4点。原、M井上組は0点。
この日予定されていたタイガー・ジェット・シン、上田馬之助組とモンゴリアン、鶴見組の公式戦はシン、上田の子分格にあたる鶴見が棄権を表明し、シン、上田組に白星を献上。
シン、上田組が不戦勝となり2点を獲得。モンゴリアン、鶴見組は0点。全日本では最強タッグにしても春のチャンピオン・カーニバルにしても、同門対決をこのような形で終わらせてしまうケースがあり、(79年最強タッグではアブドーラ・ザ・ブッチャー、ザ・シーク組vs大木金太郎、キラー・トーア・カマタ組は大木組がブッチャー組に白星献上している)リーグ戦ならではの同門対決をやらないというのは個人的には頂けないと思います。
鶴田はミル・マスカラスと夢のシングルマッチを行い両者リングアウトの引き分けとなりました。
第4戦は北海道に上陸、11月28日、函館市民体育館(観衆5800人超満員発表)。
公式戦はシン、上田組vs原、M井上組。シンがブレーンバスターで原を体固め。シン、上田組は4点、原、M井上組は0点。
夢のシングルマッチはドリーとハンセンか両者リングアウト。天龍はブロディのキングコング・ニードロップにフォール負け。
鶴田は初対決となったロン・フラーをバックドロップからの体固めで降し力の差を見せ付けました。馬場はモンゴリアンを16文キックでからの体固めで撃破。
第5戦は序盤戦最大の山場である11月29日、札幌中島体育センター大会。(観衆7500人超満員発表、テレビ収録)
メインイベントは師弟対決、馬場、ドリー組vs鶴田、天龍組。タッグではもちろんこの両チームは初対決。
試合は若さで勝る鶴田、天龍組が馬場に狙いを定めて攻撃。鶴田がジャンピング・ニーパットを見せれば天龍は延髄斬り。しかし、その度にドリーが巧妙にカット。
ドリー独特のかち上げるようなエルボースマッシュが鶴田にヒット、鶴田もエルボースマッシュのお返し、馬場が天龍に河津落とし。
さらにロープに天龍を飛ばした馬場は天龍に32文ロケット砲。加齢からくる衰えと糖尿病の悪化から82年2月4日、東京体育館でのハンセンとの初戦を最後に封印していた32文を解禁しました。
実際にこの日の32文ロケット砲が最後の32文となりました。
試合は両チームの大技ラリーとなりあっという間に45分時間切れ引き分け。この日がリーグ戦初日の馬場、ドリー組は1点、鶴田、天龍組は5点となりました。
セミファイナルはハンセン、ブロディ組vsモンゴリアン、鶴見組。 ハンセンとブロディがダブル・ドロップキックを見せて観客を大いにどよめかせました。
ブロディがモンゴリアンをロープに振り、待ち受けていたハンセンがウエスタン・ラリアットから体固め。
ハンセン、ブロディは6点。モンゴリアン、鶴見組は0点となりました。
夢のシングルマッチはミル・マスカラスと上田の異色対決。1分18秒に上田の反則負けで期待外れの内容に終わっています。
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