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2017年01月21日21:24

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ジャンボ鶴田怪物伝説(311)

83年4月3日は馬場のお膝元、三条市厚生福祉会館大会(観衆3500発表超満員)。メインイベントは馬場、鶴田組のインターナショナル・タッグ王座にスタン・ハンセン、アレックス・スミルノフ組が挑戦。

ハンセン、スミルノフ組は異色のタッグチームでしたが、国際プロレスではエースのスミルノフも全日本では3、4番手外国人であり、後からタイトル戦がズラリと控えていたところから勝敗の行方はある程度読めてしまいました。

試合は地元の馬場が奮闘、ハンセン、スミルノフを16文キックで蹴散らして試合を優勢に進め鶴田にタッチ。

鶴田とスミルノフがロープワークの最中、リング下にいた馬場がレフェリーの目を盗んでスミルノフの足を掬ってダウンさせる反則プレー。

すかさず鶴田がフライング・ボディシザースドロップ(空中胴絞め落とし)でフォール。13分58秒体固めで馬場、鶴田組が18度目の防衛に成功しています。

セミファイナルは開幕戦と同一カードでテリー・ファンクがロン・バスを逆さ押さえ込み。

セミ前は翌日の4月4日、地元鶴岡市体育館でケリー・フォン・エリックのミズーリ州ヘビー級王座に挑戦する石川敬士と4月7日、仙台・宮城県スポーツセンターで勝者に挑戦する天龍がタッグを組んで、ケリー、テッド・デビアス組と前哨戦を行い両チームリングアウトの引き分け。

翌4日、鶴岡市体育館で(観衆3000人発表)はケリーのミズーリ州ヘビー級王座に石川が初めて挑みました。石川の国内シングル初タイトル戦。また、伝統あるミズーリ州王座が初めてミズーリ州、カンザス州以外で海を超えた日本でのタイトル防衛戦となった訳です。

試合は石川が地元の声援を受けてアームホイップ、相撲タックルでケリーを追い込んでいきました。

石川はトップロープに上がり、ダイビング・エルボーバット、これを冷静に見ていたケリーは石川が飛び降りて来たところへガッチリとタイガークローに捕らえました。

虎の爪が石川の頭部を絞め上げていき、そのままカウント3が入り13分41秒、ケリーがタイトル防衛を果たしています。

4月7日、仙台で馬場、鶴田組のインターナショナル・タッグ王座に挑戦することになったテリーとデビアスのアマリロ師弟コンビはアジア・タッグ王者チームの阿修羅・原、マイティ井上組と対戦しテリーが伝家の宝刀スピニング・トーホールドでM井上をギブアップさせました。

原とデビアスは本格的に天龍とのトライアングルでライバルとして抗争すればもっと面白い展開になっていたかと思います。

メインイベントは馬場、鶴田、天龍組の全日本最強トリオが揃い踏みしハンセン、バス、チック・ドノバン組との対戦。小柄なドノバンが狙い打ちされ天龍がドノバンを片エビ固め。

4月7日、仙台・宮城県スポーツセンター(観衆6800人発表超満員、テレビ収録) では日米師弟コンビによるインターナショナル・タッグ選手権試合、馬場、鶴田組vsテリー、デビアス組。

交通事故の後遺症から来る体調不良(強度のむち打ち)によりトップ戦線からは一歩引いた感のあったディック・スレーターに代わりデビアスがテリーのパートナーに。

しかし、まだこの時点ではデビアスはスレーターの域には到達しておらず馬場、鶴田組にターゲットにされ、12分3秒、馬場が珍しい逆エビ固めでデビアスからギブアップを奪い19度目の防衛。

失礼ながら馬場の腕力というのは…であり馬場の逆エビは相手の両足をロックしている両腕より上体が前に出てしまっており、腰が悪い為か十分に腰を落としておらず、説得力には欠けました。

セミファイナルは天龍がケリーのミズーリ州ヘビー級王座に挑戦。ケリーがディスカス・パンチを見せれば天龍は延髄斬りで反撃。

両者もつれて場外戦となり、ケリーは場外で天龍にタイガークロー。そのまま場外カウントが数えられ、14分23秒に両者リングアウトの引き分けでケリーが王座防衛を果たしています。

ケリーの得意技であるディスカス・パンチはクルリと相手の前で身体を一回転してからパンチを打ついわゆる見せ技ですが、その動きはかなりゆったりとており、回転して背を向けている時に反撃されたらどうするのか?と突っ込みたくなるような技でした。

これはひとえに私のアメプロに対する理解力が乏しかっただけの話です。
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