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2016年11月11日19:39

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トム・クルーズの”年相応”さ 『ジャック・リーチャー』

トム・クルーズ主演でヒットした『アウトロー』の続編、『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』を見て来ました。

監督が前作のクリストファー・マッカリーからエドワード・ズウィックに代わり、脚本もズウィックが手掛けています。


【物語】
ある人身売買事件を解決に導いたことがきっかけで、ワシントンの陸軍基地に努めるスーザン・ターナー少佐(コビー・スマルダーズ)と知り合ったジャック・リーチャー(トム・クルーズ)。彼女に会うためにワシントンにやってきたリーチャーだったが、彼女はスパイ容疑で逮捕された後だった。逮捕を不審に思ったリーチャーは調査を始めるが、彼にも殺人容疑がかけられる。


…監督がエドワード・ズウィックになり、アクションよりもドラマが濃い作劇になっています。
主人公のタフガイ=リーチャーと女性少佐、そして巻き込まれたティーンの娘の3人によるドラマが軸となり、事件のスケール感が小さくなりました。

前作で悪玉を演じて衝撃的だったヴェルナー・ヘルツォーク監督のような、インパクトのある悪玉が不在なのも残念要素です。

しかし主演のトム・クルーズは、『ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション』でもそうだったように、あえてキレの良さを押し出さず、年相応の(痛みを感じさせる)アクションに徹していて好感が持てます。プロのアクション俳優によるアクション演技は、見ていて気持ちの良いものです。

近作の『ミッション:インポッシブル』シリーズでもそうですが、トム・クルーズの映画のヒロインは粒揃いで、この映画のヒロイン役=コビー・スマルダーズもまた良かった。知性的で尖ってて、主導権を握りたがる女性軍人という役にぴったりでした。

★★★。
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