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2022年12月24日11:11

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ストロング小林さん追悼(352)

78年新日本プロレス「ビッグ・ファイト・シリーズ」、関東地区に戻り、3月11日は八王子市東京サマーランド(観衆1,700人発表)大会。

メインイベントは猪木とイワン・コロフのシングルマッチ60分1本勝負。76年12月2日、大阪府立体育会館でのNWFヘビー級選手権試合以来のシングルマッチ、前回はコロフが猪木をアルゼンチン・バックブリーカーに担ぎ上げて猪木は自力で返せず。

コロフのセコンドについていたパット・パターソンが猪木がギブアップしたと誤認してリングに上がり、コロフの肩を叩いて「ユーの勝ちだ」とアピール。コロフは勝ったと思いアルゼンチンを解きましたが猪木はギブアップしておらず試合続行。慌てたコロフは猪木をカナディアン・バックブリーカーに担ぎ上げたところ、猪木は滑り降りての電光石火の逆さ押さえ込み、22分36秒、九死に一「勝」で猪木が薄氷の王座防衛を果たしました。

しかし、減量してパワーダウンしてしまったコロフは猪木の敵ではなく、10分10秒、卍固めで猪木があっさりギブアップ勝ちを奪いました。

セミファイナルは後の80年に国際プロレスでIWA世界タッグ王者チームとなるストロング小林&永源遙組がマスクド・スーパースター&マスクド・カナディアン組と対戦したタッグマッチ45分3本勝負。

1本目は13分46秒に永源とMスーパースターが両者リングアウトで1−1。これは試合権利の有無の問題かと思いますが永源には殊勲の両リン。決勝の2本目は3分30秒、S小林がMカナディアンをカナディアン・バックブリーカーでギブアップさせて2−1でS小林&永源組の勝利となりました。マッチメイクには恵まれてないS小林と永源だけにこの勝ちは嬉しいです。

藤波辰巳はセミ前でロベルト・ソトと対戦、9分55秒、ジャーマン・スープレックスホールドで快勝。カネックは藤原喜明を9分16秒、体固めで破り、長州力と木村健吾のシングルマッチは11分52秒、体固めで長州の勝ち。

ロン・スターの試合記録が見つかりませんでしたが、前日の郡山大会で藤波のドラゴン・スープレックスによるダメージで首を痛めて欠場かと思われます。

タッグマッチ勉強中のバッファロー・アレンは星野勘太郎と組んで木戸修&佐山サトル組と対戦、13分11秒、アレンが佐山を体固めで破りました。3月6日、越谷大会以来の試合出場となる山本小鉄は栗栖正信(正伸)を9分19秒、体固めで降しています。

第9戦は3月14日、千葉県銚子市体育館(観衆2,500人満員発表)大会。

S小林はメインイベントに出場、猪木とのニュー・ゴールデンコンビでコロフ&Mカナディアン組と対戦、1本目は15分28秒、S小林がMカナディアンをカナディアン・バックブリーカーでギブアップさせ、2本目は2分39秒、猪木がコロフを体固めで破り、猪木&S小林が2−0でスッキリとストレート勝ちを飾りました。

セミファイナルで、3月30日、蔵前国技館でWWWFジュニア・ヘビー級王座を賭けて対戦する藤波とカネックがノンタイトルのシングルマッチ45分1本勝負で国内初対決、9分27秒、藤波のリングアウト勝ち。

Mスーパースターは長州を6分22秒、体固めで破り、木戸はソトを8分7秒、回転エビ固めで破りました。スターはこの日出場、永源を9分26秒、首固めで降しています。

アレンはこの日、山本小鉄と初タッグを結成、木村健&小林邦昭組と対戦、13分43秒、アレンが小林邦を体固めで破っています。

第10戦、3月15日、奈良県橿原体育館(観衆3,300人満員発表)大会。

メインイベントは東京サマーランド大会に次いで猪木とコロフのシングルマッチ60分1本勝負。13分2秒、体固めで猪木のフォール勝ち。

セミファイナルはその後40年以上に亘り闘ったり、組んだりすることになる藤波と長州が初のタッグを結成し、Mカナディアン&ソト組と対戦したタッグマッチ45分3本勝負。1本目は12分46秒、長州がMカナディアンをカナディアン・バックブリーカーでギブアップさせて先制、2本目は僅か59秒、Mカナディアンが長州を回転エビ固め、決勝の3本目は3分43秒、藤波がソトを回転エビ固めに降して2−1で藤波&長州組が勝利を飾っています。

S小林はセミ前でMスーパースターとシングルマッチ、ボロ・モンゴル時代は76年7〜8月の「アジア・リーグ戦」でシングルで対戦あり、Mスーパースターに変身してからは初対決となりましたが10分42秒、体固めでMスーパースターのフォール勝ちに終わりました。

カネックは永源を7分37秒、体固めで降し、スターは藤原に8分37秒、体固めでフォール勝ち。アレンは星野と組んで木戸&栗栖組と対戦、13分58秒、星野が栗栖を体固めで破り、アレン&星野組が勝っています。

第11戦、3月17日、岐阜県大垣市スポーツセンター(テレビ生中継、観衆3,300人満員発表)大会。

メインイベントは猪木&S小林組のニュー・ゴールデンコンビがMスーパースター&ソト組と対戦、1本目は11分25秒、MスーパースターがS小林を体固め、2本目は5分16秒、日本組の反則勝ち、決勝の3本目は外国人側のマネージャー、グレート・マレンコが乱入、火のついた葉巻を猪木に押し付ければ怒りの猪木もMスーパースターのマスクを頭から引き裂いて顔面上部を露出させて反撃。3分54秒、1−1からノーコンテストとなりました。

度重なるマレンコの乱入に激怒した猪木は翌週の3月24日、和歌山県立体育館でマレンコとシングルマッチを行い、制裁を加えると発表。今シリーズ試合には出ていないマレンコですが果たして往年のシューターぶりは発揮できるのか?

セミファイナルは14日の銚子大会に次いで藤波とカネックがノンタイトルのシングルマッチ45分1本勝負でWWWFジュニア・ヘビー級選手権試合2度目の前哨戦。

試合はカネックの鉄柱攻撃で藤波が額から流血、藤波もカネックのマスクを目から引きちぎって激しい試合展開に。藤波は前週の郡山でのスター戦に次いでドラゴンロケットを放ちましたが10分11秒、両者KOの引き分けとなりました。この試合が非常に面白く、藤波とカネックはライバルとして「手が合う」と観客とテレビ視聴者は認識し、本番のタイトルマッチが俄然楽しみになって来たのですが…。

テレビ中継はセミとメインの2試合を放送。セミ前は長州とコロフのシングルマッチ、3月3日、高崎大会での開幕戦ではコロフからタッグマッチでクイックながら回転エビ固めで1フォール奪っている長州でしたが、シングルでは歯が立たず、4分13秒、カナディアン・バックブリーカーでギブアップ負けとなりました。

木戸vsスターの一戦は8分52秒、体固めで木戸がフォール勝ち、アレンはこの日もタッグマッチに出場、星野と組んで永源&荒川真(ドン)組と対戦、16分57秒、星野が永源を回転固めで降しています。
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