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2021年12月16日05:55

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ジャンボ鶴田怪物伝説(970)

88年「チャンピオン・カーニバル」参加外国人選手プロフィール続き、特別参加組の紹介です。今シリーズは第2戦に3月27日、全日本プロレスとしては初の試みとなる日曜日開催の日本武道館大会があり、序盤戦に大物をズラリと揃えました。

開幕戦3月26日、茨城県古河市立体育館〜4月1日、富山市体育館まで特別参加の「不沈艦」スタン・ハンセンは2〜3月の「エキサイト・シリーズ」に次いで2シリーズ連続参戦。

先シリーズでは3月5日、秋田市立体育館でのテリー・ゴディと組んでの天龍&阿修羅・原組の龍原砲とのノンタイトル戦で龍原砲のサンドイッチ式ラリアット、サンドイッチ式延髄斬りの合体攻撃の前に失神させられ、蘇生して怒りの大暴れをしたものの(結果は14分52秒、両チーム反則)、赤っ恥をかかされました。

さらに3月9日、横浜文化体育館では天龍とのPWFヘビー級、UNヘビー級ダブル・タイトルマッチで14分40秒、首固めで初フォール負けを許し、PWFヘビー級王座から転落、完全に無冠になってしまいました。

全日本プロレスのナンバーワン外国人レスラーとしてプライドを大きく傷つけられたことは言うまでもなく、今回は天龍の二冠を狙っての来日となりました。久しぶりに怖いハンセンを見ることが出来そうです。

同じく開幕戦3月26日、古河大会から4月1日、富山大会まで特別参加の「黒い呪術師」アブドーラ・ザ・ブッチャーは1月の「新春ジャイアント・シリーズ」以来2シリーズ2か月ぶりの来日。

前87年11〜12月の「創立満15周年記念世界最強タッグ決定リーグ戦」で6年半ぶりに古巣全日本プロレスに復帰したブッチャーには観客の反応も暖かく、気を良くして試合をしていました。88年「新春ジャイアント・シリーズ」では単独エースとして活躍、TNTと組んでPWF世界タッグ王座に挑戦、鶴田のインターナショナル・ヘビー級王座に挑戦。王座奪取は成りませんでしたが、「ブッチャー健在」をアピールしています。

今回、「犬猿の仲」と言われたタイガー・ジェット・シンと79年8月26日、日本武道館での「プロレス夢のオールスター戦」以来8年7か月ぶりにタッグを結成。果たして心配されるコンビネーションはどうか、仲間割れはあるのか?

なお、ブッチャーはシリーズ参戦は4月1日、富山までですが、オフ日である4月2日、両国国技館で行われる梶原一騎追悼興行「88格闘技の祭典」に参加の為2日まで残留します。

開幕戦3月26日、古河大会から4月1日、富山市体育館まで特別参加のタイガー・ジェット・シンは前87年10月「創立満15周年記念ジャイアント・シリーズ」以来5か月ぶりの来日、前回はタイトル挑戦もなく、国内デビュー戦の相手を務めたを輪島大士とのシングルマッチもありませんでした。

ブッチャーの項でも書きましたが、今回因縁深いブッチャーとのタッグ結成、長年、全日本プロレスと新日本プロレスのトップヒール外国人レスラーとして日本マット界に君臨、81年5月のブッチャー新日本プロレス移籍について真っ先に拒絶反応を示し、7月に全日本プロレスに移籍。

以来シンは全日本のトップヒールとして定着、出戻りブッチャーとタッグを組むのは抵抗があるかと思われました。不仲についてはシンがブッチャーを嫌っているというのが定説になっていますがチームとして機能するかが注目されます。

中盤戦4月3日、福井県武生市体育館〜最終戦22日、神奈川県川崎市体育館まで特別参加のジミー・スヌーカは前87年11〜12月の「創立満15周年記念世界最強タッグ決定リーグ戦」以来3か月ぶりの来日、ブルーザー・ブロディと6年ぶりに全日本プロレスでタッグを結成しましたが準優勝。今シリーズもブロディのタッグパートナーとしての来日であり、龍原砲の持つPWF世界タッグ王座を狙っての来襲となります。

対する日本側は首と腰を痛め、先シリーズ手術の為入院、全休していた輪島が復帰。また1月から負傷欠場している栗栖正伸と小川良成は引き続き欠場。

シリーズのビッグマッチ及びタイトルマッチは3月27日、日本武道館でブロディが鶴田に挑戦するインターナショナル・ヘビー級選手権試合、天龍の保持するPWFヘビー級、UNヘビー級二冠王座にハンセンが挑戦するリターンマッチの2大タイトルマッチが実現。

4月4日、愛知県体育館では日本武道館での鶴田vsブロディ戦終了時点でのインターナショナル・ヘビー級王座に谷津嘉章が挑戦。谷津にとっては全日本プロレス所属になって以降、初のシングルベルトへの挑戦。4月15日、大阪府立体育会館では名古屋大会終了時点でのインターナショナル・ヘビー級王者に天龍が挑戦、天龍が3月27日、日本武道館で二冠を防衛した場合は三冠王座統一戦実現の可能性も。

4月19日、仙台・宮城県スポーツセンターでは大阪大会終了時点でのインターナショナル・ヘビー級王者に3月27日、日本武道館大会での鶴田vsブロディ戦の敗者がリターンマッチを挑むことが決定。

4月21日、後楽園ホールでは新アジア・タッグ王者チーム、サムソン冬木&川田利明組のフットルースに前王者チーム、石川敬士&マイティ井上組が挑むリターンマッチが実現、シリーズ最終戦の4月22日、川崎市体育館では天龍&原組の持つPWF世界タッグ王座にブロディ&スヌーカ組が挑戦。

新日本プロレスとの興行戦争ですが新日本プロレスは4月11日、後楽園ホールより「スーパー・ファイト・シリーズ」が開幕、両国国技館使用禁止の代替会場としてこの年オープンした有明コロシアムに初進出が決定。(5月7日)

後楽園ホールは先攻が新日本4月11日月曜日、後攻が全日本4月21日木曜日、大阪府立体育会館は先攻が全日本の4月15日金曜日、後攻が新日本の4月27日となります。
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