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2024年11月24日07:40

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ジャンボ鶴田怪物伝説(1000)

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87年全日本プロレス「サマー・アクション・シリーズ」第14戦、7月19日後楽園ホール(テレビ収録、観衆2,350人超満員発表)大会。

この日、会場の入口には7月16日(現地時間)プエルトリコ・バイヤモン球技場のシャワールームでホセ・ゴンザレスに刺され、翌17日早朝に出血多量により死亡したブルーザー・ブロディ(本名フランク・ドナルド・ゴーディッシュ、享年42歳)死亡の貼り紙が貼られ、多くの観客が足を止めて見入っていました。

「謹告・次期シリーズ参加予定でありましたブルーザー・ブロディ選手は不慮の死を遂げました。ご冥福をお祈りすると共に謹んでご報告申し上げます。全日本プロレス」

第4試合終了後、ブロディの遺影を持ったガウン姿の馬場がリングに上がり追悼セレモニーが行われ10カウントの弔鐘が鳴らされました。リング下には日本側、外国人側の選手が並び、ブロディの盟友スタン・ハンセンは涙ぐむ場面も見られました。

後楽園ホール大会メインイベントは世界タッグ王者チーム、鶴田&谷津嘉章組の五輪コンビがテリー・ゴディ&シーク・アリ組と対戦したタッグマッチ60分1本勝負、9分37秒、鶴田がSアリをフライング・ボディシザースドロップ(空中胴絞め落とし)からの体固めで破り鶴田&谷津組の快勝となりました。

セミファイナルは負傷欠場していた阿修羅・原がこの日より戦列復帰、天龍源一郎との龍原砲復活で輪島大士&石川敬士組の相撲コンビとタッグマッチ45分1本勝負で対戦。

原の左眼の傷跡は肉が盛り上がり綺麗にはなってきましたが依然痛々しい。少しの攻撃を受けてもまた傷口が開いてしまいそうです。

観客席からは「原、無理すんなよ!」という声援が飛びました。原のコンディションを心配した天龍はなかなか原にタッチせず孤軍奮闘で1対2の様相を呈しています。いつもは天龍に痛めつけられる輪島&石川はこの時とばかり天龍を交互に痛めつけていきます。

15分過ぎ、業を煮やして原が入ってきて傷口が開くのも恐れず果敢にヘッドバット、石川にジャンピング・ドリルアホール・パイルドライバー。ここで再び入った天龍が石川にパワーボム。20分41秒、ガッチリエビ固めに押さえ込んでカウント3が入り龍原砲が勝利を飾りました。

セミ前はハンセンと高木功のシングルマッチ30分1本勝負。盟友であり若手時代から苦楽を共にしたブロディの突然の死に憔悴していたハンセンでしたが、普段は見せることない両腕を突き上げてのアピールからウェスタンラリアットを一閃!4分21秒、体固めで高木を一蹴しています。

勝ったハンセンは両腕を上げて勝利をアピールすると「ブローディ!ブローディ!」とブロディの名前を天に向かって連呼しました。超満員の観客にもハンセンの思いが伝播し、一体になってのブロディ・コール、感動的なシーンでした。

アジア・タッグ選手権試合60分1本勝負、王者チームサムソン冬木&川田利明組のフットルースに決起軍の仲野信市&高野俊二組が挑戦。決起軍は巡ってきたベルト挑戦のチャンスを何とかモノにしようとスタートから攻勢に出ました。

仲野が冬木にダイビング・ボディアタックを見せれば、高野も冬木に2�辰猟洪箸魍茲�したフライング・ラリアット。

仲野が川田をアルゼンチン・バックブリーカーに担ぎ上げ、自軍コーナーへ。高野がコーナーポスト最上段からダイブしてのチョップ攻撃。決起軍は間断なく攻めていきます。

冬木のバックを取った高野はジャーマン狙い、これを前屈みになって防いだ冬木は両足を引っ掛けて前方に一回転しエビ固め。15分45秒、サムソンクラッチで冬木が高野からカウント3を奪い、冬木&川田組のフットルースが2度目のタイトル防衛に成功しています。 

決起軍のタイガーマスク&田上明組はレオ・バーク&ミッチ・スノー組とタッグマッチ30分1本勝負で対戦。11分11秒、タイガーマスクがスノーをジャーマン・スープレックスホールドで撃破。

馬場はザ・グレート・カブキとのタッグでラッシャー木村&鶴見五郎組の国際血盟軍と対戦、12分28秒、カブキが鶴見をバックドロップからの片エビ固めでフォール勝ちしています。

馬場の試合の前にブロディの追悼セレモニーが行われました。

ジョン・テンタ&渕正信組vsザ・デストロイヤー&デビッド・サンマルチノ組の一戦は12分20秒、テンタがパワースラムからの片エビ固めでDサンマルチノを降しました。

マイティ井上&小橋健太組と大熊元司&永源遙組のタッグマッチ20分1本勝負は12分41秒、大熊がジャンピング・ヘッドバットからの体固めで小橋からフォールを奪いました。

寺西勇と小川良成のシングルマッチは9分6秒、ジャーマン・スープレックスホールドでベテラン寺西に軍配が上がりました。百田光雄は菊地毅に8分21秒、バックドロップからの片エビ固めで破っています。

7月21日、全日本プロレスではブロディの急死により8月29日日本武道館で行う予定だった「サマーナイト・オールスター・ウォーズ」は「ブルーザー・ブロディ・メモリアルナイト」としてブロディの追悼大会として開催することを発表しました。
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