話は前後しますが、77年11月14日、日本武道館で行われた「格闘技大戦争」に新日本プロレスのデビュー2年目、若手の佐山サトル(当時19歳)が出場。
第6試合で全米プロ空手WKAミドル級1位のマーク・コステロと対戦、コステロの打撃を食らいながらも組みついて突破口を見出そうとしましたが通じず2分6ラウンドをフルに闘い抜いて判定負けを喫しています。
この時の敗戦のトラウマが後に佐山を総合格闘技への道へと進ませることになる訳です。
8月2日、日本武道館で行われた猪木vsザ・モンスターマンの「格闘技世界一決定戦」のセミファイナルに出場し、キックボクシング全日本ライト級2位の鈴木勝幸(相模ジム)を破ったベニー・ユキーデは岡尾国光(目白ジム)と対戦、4ラウンド1分33秒、KO勝ちを飾りました。
77年新日本プロレス「闘魂シリーズ第2弾」第15戦は11月19日、大阪・高石市臨海スポーツセンター(観衆3,400人満員発表)大会。
メインイベントは猪木とクルト・フォン・ストロハイムのシングルマッチ60分1本勝負で7分4秒、猪木の反則勝ちに終わりました。
セミファイナルは坂口征二&木戸修組とウィリエム・ルスカ&ゴールデン・ファルコン組のタッグマッチ45分3本勝負。ルスカは初めてのタッグマッチ出場となりました。
1本目は12分33秒、ルスカが木戸を裸絞め、2本目は2分28秒、木戸がGファルコンを回転エビ固め、決勝の3本目は3分40秒、坂口がGファルコンを片エビ固めに決めて2−1で坂口&木戸組の勝利。
ストロング小林はセミ前に出場、パット・パターソンとシングルマッチ30分1本勝負で対戦、9分5秒に足4の字固めでギブアップ負けを喫しています。
長州力はスティーブ・ライトを7分47秒、体固めで破り、星野勘太郎はマーティン・ジョーンズを8分52秒、片エビ固めで撃破。グレート・アントニオは山本小鉄&小沢正志(キラー・カーン)&魁勝司の3人と1対3ハンディキャップマッチで対戦、6分47秒、小沢を体固めで圧殺しています。
九州地区に移動し、第16戦は11月21日、福岡県飯塚市体育館(観衆2,500人満員発表)大会。
メインイベントは猪木&長州組とパターソン&ストロハイム組の対戦。シリーズ最終戦の12月8日、蔵前国技館で坂口&S小林組の保持する北米タッグ王座に挑むパターソンとストロハイムが初タッグを結成。
1本目は14分51秒、猪木がストロハイムを体固め、2本目は4分12秒、パターソンが長州を足4の字固め、決勝の3本目は2分14秒、長州がパターソンから反則勝ちを拾い、2−1で猪木&長州組が辛うじて勝ちを収めています。
セミファイナルは坂口とGファルコンのシングルマッチ45分1本勝負で9分45秒、片エビ固めで坂口のフォール勝ち。
S小林はセミ前に出場、軽量のMジョーンズを7分14秒にカナディアン・バックブリーカーでギブアップさせました。ルスカは永源遙を7分40秒、体固めで破り、木戸はSライトを9分4秒、回転エビ固めに丸め込んでフォール勝ち。
アントニオは星野&小鉄&栗栖正信(正伸)と1対3ハンディキャップマッチで対戦、7分2秒、栗栖を体固めで降しています。
シリーズ折り返し地点、第17戦は11月22日、宮崎県小林市体育館(観衆2,000人発表)大会。
メインイベントは猪木&星野組がパターソン&Sライト組と対戦。1本目は16分17秒、星野がSライトを体固め、2本目は2分29秒、パターソンが星野を足4の字固め、決勝の3本目は3分25秒、猪木がSライトを体固めで破り、2−1で猪木&星野組に軍配が上がりました。
S小林はセミファイナルでストロハイムとシングルマッチ45分1本勝負で対戦し9分48秒にリングアウト勝ち。
アントニオはセミ前で坂口&木戸組と1対2ハンディキャップマッチで対戦、坂口という新日本プロレスのトップクラスとは初対決でしたが、6分39秒、体固めで木戸を破りました。
長州とルスカのシングルマッチは7分40秒、腕固め(おそらく腕ひしぎ逆十字固め)でルスカの勝利、永源はMジョーンズを9分24秒、片エビ固めで破り、小沢とGファルコンのシングルマッチは14分13秒、エビ固めでGファルコンがフォール勝ちを飾っています。
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