77年新日本プロレス「ゴールデン・ファイト・シリーズ」開幕戦、4月22日、大阪府立体育会館(テレビ収録、観衆4,400人発表)大会。関東地区ではこの日、プロ野球中継が入り、「ワールドプロレスリング」は1時間遅れの午後9時から放送されました。
この日が77日ぶりの復帰戦となるストロング小林はセミファイナルでブラックジャック・モースとシングルマッチ45分1本勝負で対戦、13分36秒、長身のモースを担ぎ上げて豪快なカナディアン・バックブリーカーでギブアップさせてカムバック第1戦を白星で飾りました。
この日のメインイベントは猪木&坂口征二組の黄金コンビがブルート・バーナード&キラー・カール・クラップ組と対戦、1本目は17分22秒、猪木がクラップを体固め、2本目は1分47秒、日本組の反則勝ち、反則含みながら2−0で猪木&坂口組が不完全燃焼な勝利。
この日、ファンからの公募により決定した吉田光雄のリングネームが倍賞鉄夫リングアナウンサーによって発表され、リングネームは長州力(ちょうしゅう りき)に決定しました。長州としての第1戦はテリー・ルージとのシングルマッチで6分51秒、バックドロップからの体固めでフォール勝ちしています。
テレビ放送はメインとセミ、及び長州のリングネーム発表を放送。
星野勘太郎とビクター・リベラの対戦は10分49秒、体固めでリベラが勝利。木戸修はリック・フェララを10分3秒、逆さ押さえ込みで破っています。
第2戦は関東に戻り、4月23日、神奈川県足柄上郡大井町スーパーヤオマサ駐車場特設リング(観衆2,500人満員発表)大会。
S小林はセミファイナルでクラップとシングルマッチ45分1本勝負で対戦、12分56秒、両者リングアウトの引き分け。ワールド・リーグ戦の公式戦でクラップに完敗していたS小林でしたが、リーグ公式戦というバイアスをかけなければ、本来クラップはS小林が簡単に負けるようなレスラーではないです。
メインイベントは猪木&星野組にバーナード&リベラ組と対戦、1本目は6分48秒、リベラが星野を体固め、2本目は5分14秒、星野がリベラを体固め、決勝の3本目は3分27秒、猪木がリベラを体固めに決めて2−1で猪木&星野組が勝っています。
坂口はセミ前でモースとシングルマッチで対戦、8分52秒、片エビ固めで勝利、長州はフェララを6分23秒、体固めで降しています。
第3戦は再び近畿地方ヘ。4月25日、和歌山県御坊市体育館(観衆2,200人発表)大会。メインイベントは猪木&木戸組がクラップ&モース組と対戦、1本目は14分42秒、木戸とクラップが両者リングアウトで1−1。決勝の2本目は2分50秒、猪木がモースを体固めで破り2−1で猪木&木戸組が勝利を飾りました。
セミファイナルでは坂口とバーナードがシングルマッチ45分1本勝負で対戦、7分3秒にバーナードが体固めで坂口からフォール勝ちを奪いました。前半戦のエースとは言え、56歳のロートルのバーナードに35歳の坂口があっさり敗れてしまうとは…。
S小林はセミ前に出場し、ルージを5分6秒、カナディアン・バックブリーカーでギブアップさせました。長州とリベラのシングルマッチは9分47秒、長州の反則勝ち。星野はフェララと対戦し11分27秒、体固めでフォール勝ちしています。
近畿から沖縄入りした新日本プロレス一行、第4戦は4月27日、沖縄市(旧コザ市)体育館(観衆2,700人満員発表)大会。S小林はメインイベントに出場、猪木とのニュー・ゴールデンコンビでバーナード&モース組と対戦。
1本目は14分6秒、S小林がモースに反則勝ち、2本目は2分10秒、猪木がモースを体固めで破り、反則含みながら猪木&S小林組のニュー・ゴールデンコンビが2−0のストレート勝ちを挙げました。
前々夜、バーナードにシングルで手痛いフォール負けを喫した坂口はこの日はセミで因縁深いクラップとシングルマッチ45分1本勝負で対戦、11分50秒、両者リングアウトの引き分け。
木戸vsリベラは9分4秒、体固めでリベラが勝利し、長州はルージを7分53秒、逆エビ固めでギブアップさせています。
第5戦は4月28日、那覇市奥武山(おうのやま)体育館(テレビ収録、観衆3,500人発表)大会。
メインイベントは猪木とバーナードのシングルマッチ60分1本勝負。シリーズ最終戦、6月1日、愛知県体育館でのアンドレ・ザ・ジャイアントとのNWFヘビー級王座防衛戦に向けスッキリ勝っておきたいところでしたが、バーナードの巧みに凶器を使った反則攻撃に苦戦、8分25秒、両者リングアウトの引き分けに持ち込まれてしまいました。
猪木にとっては痛恨のドローですが、シューターとしての一面を持つバーナードには尊敬の念を抱いて一目置いていたように思います。
セミファイナルは坂口&長州組とリベラ&モース組のタッグマッチ45分3本勝負。1本目は13分5秒、リベラが長州を体固め、2本目は2分11秒、長州がリベラを体固め、決勝の3本目は6分3秒、坂口がモースを体固めで破り、2−1で坂口&長州組に軍配が上がりました。
S小林はセミ前でクラップとシングルで対戦、14分28秒、反則勝ちとなっています。
テレビ放送はメインより上記3試合が放送されました。
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