全日本プロレス、エキサイティング・ウォーズ86、3月1日は秋田県立体育館大会(テレビ生中継、観衆3,600人発表)では試合前に3月13日、日本武道館で行われる全日本プロレスvsジャパンプロレスの7対7全面対抗戦の組合わせ抽選が行われました。
決定したカードは天龍vs谷津嘉章、鶴田vsアニマル浜口、タイガーマスクvs長州、馬場vs寺西勇、マイティ井上vsキラー・カーン、石川敬士vs小林邦昭、サムソン冬木vs栗栖正伸となっています。
秋田大会メインイベントは長州、谷津組が国際血盟軍のラッシャー木村、阿修羅・原と対戦。このシリーズ、全日本とジャパンの全面対抗戦でマッチメークの「蚊帳の外」に置かれた感のある国際血盟軍はここで簡単にやられる訳にもいきません。
8分28秒、両チームリングアウトの引き分けとなりました。
セミファイナルは鶴田とタイガー・ジェット・シンの一騎討ち。試合は場外戦となり、シンが連れて来たセコンドの謎のインド人が介入し、3分53秒に鶴田の反則勝ち。謎のインド人は正体不明でしたがこの年の5月にシンの売り込みで全日本プロレスに参戦するダシラン・シンの可能性が強いと思われますが、確証はありません。
セミ前は天龍vsテリー・ゴディの一戦で、こちらは真っ向勝負の激しい肉弾戦となり16分15秒、両者リングアウトとなりました。
元NWA世界ヘビー級王者、ハーリー・レイスのテレビマッチでの扱いはこの日も悪くクラッシャー・ブラックウェル、ワンマン・ギャングと組んで馬場、石川、大熊元司組との対戦5分9秒、ギャングが大熊をフライング・ボディプレスで圧殺しました。
3月4日は大阪城ホール大会(テレビ収録、観衆8,800人発表)では新インターナショナル・タッグ王者チーム、長州、谷津組が前王者チーム、鶴田、天龍組とリターンマッチを行っています。
試合は20分超えの激闘となり24分27秒、両チームリングアウトの引き分けで長州、谷津組が初防衛を果たしています。
セミファイナルでは1月28日、東京体育館で対戦し冬木の乱入でノーコンテストとなったタイガーマスクとザ・グレート・カブキの再戦。17分30秒、カブキがタイガーマスクの顔面に毒霧を吹きかけての反則負けとなりました。
セミ前はKカーンとシンがシングルで対戦。両者は新日本プロレス時代の81年4月3日、後楽園ホールで一度だけシングルで対戦し、Kカーンが反則勝ちしていますが、約5年ぶりのシングル戦はKカーンがシンのお株を奪う反則殺法を見せ、5分57秒にKカーンが反則負けとなりました。
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