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2026年07月26日08:09

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【配信連動企画】昭和プロレス年史外伝��これぞ日本選手権!第2回ワールド・リーグ戦(10)

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75年新日本プロレス「第2回ワルド・リーグ戦」、九州ツアーは4月26日の大分県中津市片津公園特設リングから5月5日、福岡スポーツセンターまで10日間に亘る長期サーキットでしたが、ストロング小林のエース時代の国際プロレスを放映していたTBS系ネットの強い大分、宮崎、長崎、福岡での興行が多くS小林のこの地域での知名度は高く、観客動員に大きく貢献しました。

この75年の春に、関西キー局のネット局編成が入れ換わり、毎日放送がTBS系に、朝日放送がNET系に編成替えされました。いわゆる「腸捻転現象解消」です。

これにより関東地区では「新婚さんいらっしゃい」、「必殺シリーズ」、「霊感ヤマカン第六感」などがTBSからNETに、「仮面ライダーストロンガー」などがNETからTBSに移動しています。

第27戦、5月6日広島県立体育館(観衆5,800人発表)大会。新日本プロレスとしては先の「ビッグ・ファイト・シリーズ」に次いで2か月連続の開催となりました。前回がアントニオ猪木vsタイガー・ジェット・シンのNWF世界ヘビー級王座決定戦で12,000人(超満員発表)の大観衆を動員しており、発表では半分以下ですが不入りではなかったように思います。

この日はメインイベントの公式で猪木vsストロング小林の3度目の対決が実現。前74年12月12日、蔵前国技館での猪木との再戦に敗れてからアメリカには行かずに「猪木さんを内部から研究したい」と新日本プロレスのリングにフリーで特別参加し、「今度はワールド・リーグ戦で猪木さんに勝ちたい」と言っていたS小林にその時が訪れました。

残念ながらこの日もノーテレビ。既に2敗の猪木はこれ以上の負けは許されません。お互いに背負うものが大きかったこの一戦。先手を取ったのは猪木。グラウンドでのクルスフィックスの攻防から強烈な張り手。グラッときたS小林ですが、ベアハッグで喰らいついていきます。猪木がリバース・インディアン・デスロックをみせれば、S小林はスリーパーホールド、ニードロップで反撃、さらに欧州式のショルダー・ネックブリーカードロップ。

S小林は猪木を高々と担ぎ上げるとアトミック・ドロップ、続けてハイアングルのシュミット式バックブリーカーからフォールの体勢へ。しかし猪木は巧みにポジションをずらしてロープに足を掛けました。

両者リング中央でスタンドの体勢で猪木の右ストレート、このあたりは猪木の常套手段だ。グラつくS小林にブレーンバスター。S小林もショルダー・タックルで猪木を場外に落とすとブレーンバスターのお返し。しかし猪木はS小林の肩の上で反転して滑り降りるとバックに回ってコブラツイスト狙い、両者もつれてリング下に転落、場外乱闘となり29分32秒、両者リングアウトの裁定が下りました。

判定を不満とする両者は「残り時間だけでも闘わせてくれ」とアピールし試合再開となりましたが28秒では決め手に欠け30分時間切れ引き分けとなりました。この時のルールでは時間切れも両リンも引き分けは同じ0.5点加算となり、猪木は木戸修からの不戦勝を入れて11戦8勝2敗1分の8.5点。S小林は14戦11勝1敗2分の12点で残りはスーパー・デストロイヤーとの公式戦を残すのみとなりました。

この日の他の公式戦は星野勘太郎と山本小鉄の注目のヤマハ・ブラザーズ対決。前年は小鉄が予選落ちした為実現していない夢のカード。スピーディーな攻防で観客を沸かせましたが、13分51秒、逆さ押さえ込みで日本プロレスでは2年先輩である星野に軍配。

マサ齋藤はマンマウンテン・マイクを6分9秒、キャメルクラッチ(ラクダ固め)でギブアップ勝ち。Sデストロイヤーはサングレ・フリアーとのマスクマン対決で4分37秒、カナディアン・バックブリーカーでギブアップさせました。

第28戦、5月7日、島根県浜田市体育館(観衆3,100人発表)大会での公式戦は小鉄が柴田勝久を6分46秒、体固めで破り、外国人白星配給係対決となったフリアーとジョン・ガニアの対戦は8分26秒、片エビ固めでJガニアの勝利となっています。S小林は公式戦外でファザール・シンを7分、逆エビ固めでギブアップさせています。

メインイベントは坂口征二&M齋藤組がキラー・カール・クラップ&Mマイク組と対戦したタッグマッチ60分3本勝負。1本目は14分43秒、日本組の反則勝ち、2本目は4分12秒、MマイクがM齋藤を体固め、決勝の3本目は3分39秒、M齋藤がMマイクを体固めで破り2−1で坂口&M齋藤組の明大同期の桜コンビの勝利。

猪木はセミファイナルのシングルマッチ45分1本勝負でSデストロイヤー対戦、10分8秒、弓矢固めでギブアップ勝ちしました。

第29戦、5月8日、島根県出雲市体育館(観衆3,400人発表)大会の公式戦では新日本プロレス旗揚げメンバー同士である猪木と小鉄がこちらもたった一度きりとなったシングル対決。小鉄のダイビング・ボディプレスを自爆させた猪木が11分1秒、弓矢固め(ボーアンドアロー・バックブリーカー)でギブアップ勝ちし12戦9勝2敗1分で9.5点。残り公式戦はJガニア、Fシン、坂口戦。

キラー・カール・クラップはマサ齋藤に13分39秒、リングアウト勝ちを収め11戦10勝1敗で残りはSデストロイヤー、Fシン、大木金太郎、星野戦の4つ。齋藤は8勝6敗。マイクとJガニアの対戦は5分18秒、マイクが体固めで勝ちました。

出雲大会メインイベントは珍しい大木&星野組が実現、Sデストロイヤー&サングレ・フリアー組のマスクマンコンビと対戦したタッグマッチ60分3本勝負。1本目は16分15秒に大木組の反則勝ち、2本目は4分19秒に大木がフリアーを体固めでフォールし大木&星野組が2−0で反則含みながらストレート勝ちしています。

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