mixiユーザー(id:21258650)

2024年11月27日06:44

411 view

ジャンボ鶴田怪物伝説(1003)

88年全日本プロレス「サマー・アクション・シリーズ」7月27日長野市民体育館で行われた天龍源一郎とスタン・ハンセンのPWFヘビー級、UNヘビー級の二冠選手権試合は壮絶な死闘となり、ハンセンがリングアウト勝ちし二冠王座を獲得しました。

この一戦は88年の「東京スポーツ新聞社制定プロレス大賞」の年間ベストバウトを獲ることになる訳ですが、「天龍革命」以降の天龍vsハンセンは鶴田vsハンセン以上に観客をエキサイトさせる名勝負ばかりでした。

そこはひとえに天龍の「受けっぷり」の良さと天龍がハンセンを「怒らせる」こと、この二つにつながると思います。ハンセンも天龍が相手だと新日本プロレスでの猪木との一連の抗争で見せたような凶暴性を全面発揮、「ブレーキの壊れたダンプカー」ぶりを見せつけていきました。

猪木もハンセンの激しい攻撃を受けまくりましたが時にはスカしたりスピードで撹乱し、逆ラリアート、ミサイルキック、コーナーポスト最上段からの延髄斬りなどの奇策で意表を突いたり、丸め込みで勝ってみせましたが、天龍はスカさず変化球は用いず、己の肉体をぶつけて真っ向勝負できましたからハンセンの闘志にさらに火をつけ、天龍vsハンセンの試合内容に外れなしとなりました。

「サマー・アクション・シリーズ」第21戦は7月29日群馬県高崎市中央体育館(テレビ収録、観衆2,850人発表)大会。

天龍は27日長野大会でのハンセン戦で前歯2本を折り、右まゆの上・左目まぶた・額2か所などを裂傷(15針縫う負傷)。翌日腫れがひかなかった為、高崎大会を欠場しています。

メインイベントは鶴田&谷津嘉章組の五輪コンビにハンセン&テリー・ゴディ組が挑戦した世界タッグ選手権試合三番勝負第2戦60分1本勝負。

第1戦の7月16日高松大会ではノーコンテストに追わっており、鶴田&谷津組の初防衛はカウントされず。高松で鶴田の再三のコブラツイストで右脇腹を重点的に攻撃され、27日長野大会では天龍に腰に重いキックを何発もぶち込まれたハンセンは右脇腹にテーピングを施して試合に臨みました。

鶴田、谷津はハンセンの右脇腹を集中攻撃、交互にキック、ベアハッグと痛めつけ、鶴田はここでもコブラツイストを使い拳でハンセンの右脇腹をグリグリ攻撃し動きを止めようとします。

さらに場外フェンスにハンセンの右脇腹を叩きつけダメージを加えていきました。ハンセンも力を振り絞って反撃、鶴田をボディスラムで放り投げゴディに交代、王者組も谷津にタッチ。

谷津も負けじとゴディの140Kgの巨体にジャーマン・スープレックスホールドを決めましたがカウント2。谷津がゴディをブルドッキング・ヘッドロックに決めようと対角線に。ゴディも腰を落として防御。

そこへハンセンが入ってきてエプロンの鶴田にラリアット、鶴田はもんどり打って場外へ転落。分断に成功した挑戦者チームは谷津へサンドイッチ式のタックルからハンセンが谷津をロープに振ってのショルダースルー、それをゴディが受け止めてパワーボムという合体攻撃、16分54秒ゴディが谷津をエビ固め。カウント3が入りベルト移動。初代王者は初防衛に失敗、ハンセン&ゴディ組が、第2代王者チームとなりました。

ハンセンはPWFヘビー級、UNヘビー級と併せて四冠(世界タッグ王座を二冠とするかどうかは意見の分かれるところですが、インターナショナル・タッグとPWF世界タッグの2本、計4本のベルトを使っており、全日本プロレスでは二冠にカウントしている)王者となりました。

セミファイナルは決起軍対天龍同盟、タッグマッチ45分1本勝負、タイガーマスク&田上明組と阿修羅・原&サムソン冬木組が対戦。大将・天龍の欠場で自分もこのシリーズ欠場していた副将の原が奮戦。冬木が田上にラリアット、田上はこれをかわしましたが待ち構えていた原が田上にヒットマン・ラリアット。

15分6秒、原が田上を片エビ固めでフォールし天龍同盟が快勝しています。

セミ前は輪島大士&石川敬士組がシーク・アリ&ミッチ・スノー組とタッグマッチ30分1本勝負で対戦、12分46秒、輪島がラリアットでスノーを体固めで破り、輪島&石川組の勝利。 

ザ・グレート・カブキはレオ・バークを8分46秒、バックドロップからの片エビ固めでフォール勝ち。

馬場はジョン・テンタとのタッグでラッシャー木村
&鶴見五郎組の国際血盟軍とのタッグマッチ30分1本勝負。11分52秒、テンタが鶴見を豪快なパワースラムからの片エビ固めで降しています。

決起軍の仲野信市&高野俊二組はザ・デストロイヤー&デビッド・サンマルチノ組との対戦。12分52秒、高野がダブル・ニードロップからの体固めでDサンマルチノにフォール勝ち。

本隊対天龍同盟、マイティ井上&寺西勇組の元国際プロレスチームと川田利明&小川良成組の一戦は8分15秒、M井上が小川を回転エビ固めで破り、ベテランらしい試合運びを見せて完勝しています。

高木功と小橋健太のシングルマッチは10分38秒、フィッシャーマンズ・スープレックスホールド(網打ち式原爆固め)で高木の勝利。

大熊元司&永源遙組vs渕正信&北原辰巳組は10分36秒、大熊がジャンピング・ヘッドバットから北原を体固め。百田光雄は菊地毅に7分18秒、バックドロップからの体固めでフォール勝ちをしています。
6 12

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2024年11月>
日 月 火 水 木 金 土
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930