81年全日本プロレス「創立10周年記念ジャイアント・シリーズ」中盤戦、第11戦、10月15日大分県立荷揚町体育館(観衆4,200人満員発表)大会。
メインイベントは鶴田にジミー・スヌーカが挑戦したUNヘビー級選手権試合60分3本勝負。両者の同タイトル戦は6月11日後楽園ホール以来4か月ぶり。前回は3本目にスーパーフライを膝で迎撃した鶴田が電光石火のフライング・ボディプレスを決めての2フォール勝ち防衛でした。
1本目はスヌーカがダイビング・ヘッドバットから片エビ固め、2本目は場外でスヌーカの額を鉄柱に打ち付けた鶴田がリングアウト勝ち、決勝の3本目は鶴田が回転エビ固めでスヌーカをフォールし、2−1で鶴田が4度目のタイトル防衛を果たしています。
第16戦、10月21日盛岡・岩手県営体育館(テレビ収録
、観衆2,800人)大会はダブル・メインイベントでダブルメイン第2試合で馬場とアレックス・スミルノフが初シングルマッチ60分1本勝負で対戦。ちなみにスミルノフは74年2月の「エキサイト・シリーズ」にマイク・デュボイス名義で全日本プロレスに初来日いますが、この日時はまだグリーンボーイで扱いも最下位であり、馬場とはタッグマッチで2回対戦したのみ。試合は僅か3分33秒で馬場の反則勝ちに終わりました。
ダブルメイン第1試合は鶴田と上田馬之助のこちらもシングル初対決の60分1本勝負。場外乱闘となり鶴田は上田の竹刀を奪って上田の頭部を滅多打ち。そこへタイガー・ジェット・シンがサーベルを持って乱入、2人がかりで鶴田を痛めつけて反則勝ち。
セミファイナルはドリー・ファンク・ジュニア&テリー・ファンク組のザ・ファンクスとシン&マスクドX組が対戦したタッグマッチ45分1本勝負でドリーがスピニング・トーホールドでXからギブアップ勝ちを奪いました。
シンが連れてきたXの正体は78年1月、79年2月に新日本プロレスにシンと一緒に来日したサイレント・マクニーでした。
第19戦、10月24日北海道・千歳市スポーツセンター(テレビ収録、観衆2,000人発表)大会ではシン&上田組の凶悪コンビが馬場&鶴田組のインターナショナル・タッグ王座に挑戦。新日本プロレスでは坂口征二&ストロング小林組を破り、北米タッグ王座についた本格的タッグチームだけに馬場&鶴田組も苦戦が予想されました。
1本目はシン&上田が2人がかりのダブル・ブレーンバスターから上田が鶴田を片エビ固め、2本目は鶴田が上田をジャンピング・ニーパットから片エビ固め、決勝の3本目はシンが鶴田をコーナーに逆さ吊りにしてコブラクロー、救援に駆けつけた馬場にシンが凶器攻撃、上田がビール瓶でレフェリーのジョー樋口を殴りつけて反則負け。馬場&鶴田組が2−1で辛勝、11度目の防衛を果たしました。
セミファイナルはドリー&テリー組のザ・ファンクスとブルーザー・ブロディ&スミルノフ組が対戦したタッグマッチ45分1本勝負でドリーがスミルノフをリバース・スープレックスからの体固めでフォール勝ちしています。
セミ前の天龍vsスヌーカは両者リングアウトの引き分けに終わりました。スヌーカは全日本プロレスでのポジションは鶴田より下、天龍と同格という感じでした。
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