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2022年11月15日21:50

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ストロング小林さん追悼(313)

77年新日本プロレス「闘魂シリーズ」中盤戦のストロング小林の激闘の模様をお伝えします。

シリーズ折返し地点の第18戦、9月16日は坂口征二の地元、久留米市福岡県立体育館(テレビ生中継、観衆2,800人発表)大会。

メインイベントは猪木がブラックジャック・マリガンと初のシングルマッチ60分1本勝負で対戦。スタン・ハンセンに比べるとマリガンは動きが大味でスピード感に欠けていました。

試合の途中でテレビ中継の放送時間は終了してしまいましたが、15分16秒、猪木が弓矢固め(ボーアンドアロー・バックブリーカー)でマリガンの2mの巨体を2つ折りにしてみせギブアップ勝ちを飾りました。

セミファイナルは坂口とハンセンのシングルマッチ45分1本勝負で地元で負ける訳にいかない坂口は奮闘、10分11秒、両者リングアウトの引き分けに持込みました。

ストロング小林はセミ前に登場、木戸修とのタッグでザ・ハングマン&ロディ・パイパー組とタッグマッチ45分3本勝負で対戦。

1本目は6分6秒、S小林がパイパーを体固め、2本目は5分49秒、パイパーが木戸を逆さ押さえ込み、決勝の3本目は4分54秒、ハングマンが木戸を体固めで破り、木戸が2本奪われて2−1でハングマン&パイパー組が勝利を飾っています。


テレビ生中継は上記3試合を放送。長州力はソニー・キングを10分26秒、逆エビ固めでギブアップさせ、星野勘太郎はペッツ・ワトレーを8分1秒、体固めで撃破。藤原喜明はジョン・ハリスに8分55秒、体固めで敗れました。

九州サーキットから中国地方ヘ。第19戦は9月17日、山口県下関市体育館(観衆2,000人発表)大会。

メインイベントは猪木&長州組がハンセン&パイパー組と対戦、1本目は10分41秒、長州がパイパーに反則勝ち、2本目は5分40秒、猪木がパイパーをエビ固め。反則含みながら猪木&長州組が2−0のストレート勝ちを収めています。

S小林はセミファイナルでハングマンとシングルマッチ45分1本勝負で対戦、11分7秒、両者リングアウトの引き分け。

坂口はキングを7分8秒、逆片エビ固めで破り、マリガンは星野に6分5秒、カナディアン・バックブリーカーでギブアップ勝ち、木戸はハリスを8分57秒、片エビ固めで破り、永源遙はワトレーに8分4秒、片エビ固めでフォール勝ち。

下関出身である佐山サトルの試合記録がありませんが、今シリーズは巡業に出ておらず、11月14日、日本武道館での「格闘技大戦争」出場の為に特訓に入ったかと思われます。

新潟に移動し第20戦は9月20日、新潟県吉田町(現在の燕市)体育館(観衆2,500人満員発表)大会。

メインイベントは猪木&星野組vsマリガン&パイパー組の一戦。1本目は12分4秒、星野がパイパーを回転エビ固め、2本目は4分47秒、猪木がパイパーを体固めで破りパイパーから2本連取した猪木&星野組が2−0でストレート勝ち。

S小林はセミファイナルでハンセンとシングルマッチ45分1本勝負で対戦、7分11秒、両者リングアウトの引き分けとなりました。

セミ前で坂口がハングマンとシングルマッチ30分1本勝負で対戦、9分23秒、体固めでフォール負けを喫しました。

長州はワトレーを7分26秒、体固めで破り、永源はキングに9分20秒、反則負け。地元新潟県吉田町出身の小沢正志(キラー・カーン)はハリスとシングルマッチで対戦して10分13秒、体固めで勝ちました。

甲信越は1日だけで、東北地方に移動、9月21日は山形県尾花沢市体育館(観衆3,300人満員発表)大会。

メインイベントは猪木とハングマンのシングルマッチ60分1本勝負で7分20秒、アバラ折り(コブラツイスト)で猪木のギブアップ勝ちとなりました。

セミファイナルは坂口&長州組とハンセン&パイパー組のタッグマッチ45分3本勝負。1本目は9分21秒、坂口がパイパーを片エビ固め、2本目は4分52秒、ハンセンが坂口にリングアウト勝ち、決勝の3本目は3分4秒、パイパーが長州から体固めでフォールを奪い、2−1でハンセン&パイパー組の勝利。

S小林はキングに8分23秒、逆エビ固めでギブアップ勝ちし、木戸はハリスを7分2秒、体固めで撃破、星野は8分47秒、体固めでワトレーを降しています。

この日マリガンの試合記録がありませんが、記録の欠落や体調不良による欠場ではなさそうです。

第22戦、9月22日、福島県会津体育館(テレビ収録、観衆3,300人満員発表)大会。

この日、前日の尾花沢大会を欠場したマリガンが9月29日、大阪府立体育会館で予定されているハングマンと組んでの北米タッグ王座挑戦を辞退したいと申出がありました。

理由としては、16日、久留米大会で猪木にノンタイトル戦で弓矢固めでギブアップ負けをしましたが、敗戦のニュースが、マリガンが主戦場にしていたNWAミッドアトランティック地区を牛耳るノースカロライナ州のプロモーター、ジム・クロケット・ジュニアの耳に入り、「現役のUSヘビー級王者のマリガンが日本で猪木に負けるとは何事か!」と激怒しているとの報を聞き、自信喪失して王座挑戦を辞退したいとのことでした。

いくら何でも、このロジックにはかなり無理がありそうです…。(この項続く)
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