mixiユーザー(id:21258650)

2022年11月04日23:18

397 view

ストロング小林さん追悼(302)

77年新日本プロレス「アジア・チャンピオン・シリーズ」7月21日、仙台・宮城県スポーツセンター大会メインイベント、ストロング小林がタイガー・ジェット・シンの持つアジア・ヘビー級選手権に挑戦した一戦。

1本目はS小林をヘッドロックに捕らえ、鉄柱に打ち付けようとしたTJシンでしたが、S小林に外されて鉄柱に誤爆、この間にリング上のミスター高橋レフェリーは20カウントを数え、13分52秒、両者リングアウトの裁定が下り、1−1となりました。

1本目終了のゴングが鳴らされた後、両者はリング下へ。セコンドの山本小鉄がリングに上がるよう促す。だが、怒りの収まらないS小林はイスを持ってTJシンに殴りかかろうとします。これをサブレフェリーの田中米太郎が止めに入りましたが、エキサイトしたS小林はこれを振り切ってTJシンの側頭部を一撃。

イスを持って観客にアピールするS小林。新日本プロレスに入団してからは見せたことのないような強さ、さらに鉄柱攻撃、TJシンはコメカミのあたりから流血。

決勝の2本目のゴングが鳴りました。S小林はコーナーでTJシンの割れた額に噛み付き、サードロープを使っての首絞め。さらに対角線のコーナーに飛ばす、正面から突っ込んで来たS小林の下腹部にTJシンはトーキックからコブラクローを決めました。足を刈って倒して絞め上げる。

TJシンはロープに飛ばしてのコブラクロー、S小林のボディにトーキックを放ってから、もう一度ロープに振ってコブラクロー、S小林はこれを返してアトミック・ドロップ、TJシンはリング外へ。S小林はエプロンのTJシンの首根っこを捉えると、コーナーの鉄柱ヘ。その時、S小林は止めに入った高橋レフェリーを肘で小突いていました。

TJシンにエプロン越しのブレーンバスター、フォールにいきましたが、S小林がその前にレフェリーを肘で小突いていたことが反則として、高橋レフェリーはカウントを入れず。

怒ったS小林はコーナーマットを外して剥き出しになった金具にTJシンの額を打ち付ける。反則カウントを取る高橋レフェリーをうるさいとばかりS小林はボディスラムの要領で持ち上げて反対側のコーナーに逆さ吊り。

戻って来たところ、TJシンはS小林をトーキックからコブラクロー。ここで試合終了のゴングが鳴らされ、3分33秒、レフェリー暴行によるS小林の反則負け。2−1でTJシンが2度目のタイトル防衛に成功です。

コーナーに逆さ吊りにされた高橋レフェリーの代わりに田中米太郎レフェリーがリングに入って来る。前週の7月15日の札幌大会でなぶり殺しにされて失神、アジア・タッグ王座を奪われる屈辱を味わされた坂口征二が怒りの表情でリングに入って来ました。

TJシンが場外に逃げ、本部席のマイクを使って「ウエダ、ウエダ!」とパートナーの上田馬之助を呼び寄せるとパートナーの上田馬之助がTJシンのサーベルを持って入って来ました。

上田はマイクを持つと「こっちは綺麗な試合してんのに何だ小林は反則ばかりやりやがって!」とTJシンの流血した額を指差しながらアピール。

リング上の坂口は話を聞こうとリングに上がった実況の山崎正アナウンサーのマイクを掴むと、「今日は小林さんがシンをやっつけました!福岡では自分と小林さんとであいつらに必ず勝ちます!」とアピールしています。

アジア・ヘビー級のベルトは獲れませんでしたが日頃、シングルマッチでは10分前後でフォール負けばかりで全くいいところがなかったS小林が日頃の鬱憤を晴らすようかの大暴れを見せ、TJシンを圧倒、ファンの溜飲を下げてくれた一戦でした。

仙台大会その他の試合結果ですが、セミファイナルの猪木&坂口組の黄金コンビとエル・ゴリアス&ブラック・ゴールドマン組のタッグマッチ45分1本勝負は9分5秒、坂口がゴリアスをアトミック・ドロップから片エビ固めでフォール勝ち。

テレビ中継はセミとメインの2試合を放送。メインのTJシンvsS小林のアジア・ヘビー級選手権試合はビデオパック・ニッポン&ポニーキャニオンから発売されたDVD−BOX「悪逆無道!極悪ヒール烈伝」、集英社より発売の「燃えろ新日本プロレス」など複数の映像ソフトに収録され発売されている他、メインとセミはテレ朝チャンネル「ワールドプロレスリング・クラシックス」で繰り返し再放送されていますので、現在も視聴可能です。

セミ前の長州力と上田のシングルマッチは9分18秒、長州の反則勝ち、マサ齋藤はガマ・シンを11分47秒、体固めで破り、永源遙はモハン・シンに4分31秒、片エビ固めでフォール勝ち。木村たかし(聖裔、健吾)はタルバー・シンと対戦し、9分34秒、体固めで敗れています。
4 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2022年11月>
日 月 火 水 木 金 土
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930