77年新日本プロレス旗揚げ5周年記念「第4回ワールド・リーグ戦」終盤戦、3月26日、秋田県鹿角市大湯体育館(観衆2,500人発表)大会では猪木とマスクド・スーパースターの2度目のシングルマッチが行われ、9分11秒、猪木が体固めでフォール勝ち。
タッグマッチでは1フォール負けを許した猪木でしたが、その後シングルでは2連勝しています。
セミファイナルは坂口征二&木戸修組がジョニー・パワーズ&トニー・チャールス組とタッグマッチ45分3本勝負で対戦、1本目は12分47秒、木戸がチャールスを逆回転エビ固め(チャールスの回転エビをひっくり返す)、2本目は5分59秒、坂口がパワーズに反則勝ち、2−0で反則含みながら坂口&木戸組がストレート勝ちを収めています。
3月27日、秋田県大曲市圏民体育館(観衆3,000人発表)大会。公式戦では坂口に敗れただけの1敗の吉田光雄とMスーパースターが対戦し8分12秒、体固めでMスーパースターが勝ち10戦全勝でリーグ戦全日程終了。優勝決定戦1位通過が決まりました。吉田は9戦7勝2敗で坂口と並びました。
大曲大会メインイベントは猪木&木戸組とパワーズ&チャールス組が対戦、1本目は16分31秒、猪木がパワーズに反則勝ち、2本目は2分53秒、猪木がチャールスを体固めで破り2−0で猪木&木戸組がストレート勝ち。
東北から関東に戻り、3月28日は群馬県館林市民体育館(テレビ収録、観衆2,400人満員発表)大会。この日の収録は3月31日&4月1日、蔵前国技館2連戦の後に放送される分で、公式戦の放送はありません。(4月15日放送)
メインイベントは猪木&坂口組の黄金コンビがMスーパースター&ニコリ・ボルコフ組と対戦。1本目は19分44秒両チームリングアウトで1−1。決勝の2本目は9分44秒猪木がボルコフを体固めに降し、猪木&坂口組の黄金コンビが2−1で勝利を飾っています。
セミファイナルは初の一騎討ちとなる吉田とタイガー・ジェット・シンのシングルマッチ45分1本勝負。3月24日、札幌大会に上田馬之助と共に猪木とパワーズの試合に残留したシンは、4月1日、蔵前国技館での北米タッグ王座防衛戦とテレビ収録の館林大会に出場。上田は試合が組まれませんでした。
試合は9分25秒、吉田が辛くも反則勝ちを拾いましたが、凱旋帰国シリーズとあってフォール負けは逃してもらった感じでした。
3月29日、静岡県沼津市体育館(観衆3,600人超満員発表)大会では9戦7勝2敗の吉田と8戦7勝1敗のボルコフが公式戦で対決、吉田が勝てば8勝2敗となり、翌30日の坂口vsボルコフの公式戦最終試合の結果如何では優勝決定戦進出の可能性が出て来ます。
試合は8分4秒、両者リングアウトの引き分けとなり、共に0.5点加算、吉田は10戦7勝2敗1分の7.5点でリーグ戦全日程終了で決勝進出への道が絶たれ、ボルコフは9戦7勝1敗1分の7.5点で翌日の坂口戦に決勝進出を賭けることになりました。
3月30日、愛知県常滑市民体育館(観衆2,500人発表)大会では9戦7勝2敗、7点の坂口と9戦7勝1敗1分の7.5点のボルコフが対戦。勝った方が決勝進出。引き分け(時間切れ、時間内問わず)でもボルコフが決勝進出です。
坂口はここで乾坤一擲の力を発揮、9分20秒、体固めでボルコフからフォールを奪い、10戦8勝2敗の単独2位で決勝進出が決定しました。ボルコフは10戦7勝2敗1分の7.5点でリーグ戦全日程終了し吉田と同点3位に終わりました。
蔵前国技館2連戦初日、3月31日、蔵前国技館(テレビ収録、観衆9,500人発表)大会。この日は猪木vsパワーズのNWFヘビー級選手権試合と第4回ワールド・リーグ戦優勝決定戦の両方が行われています。私はこの興行は会場で生観戦しました。
まず、ワールド・リーグ戦優勝決定戦(60分1本勝負)ですが、1位10戦全勝のMスーパースターと2位の10戦8勝2敗、坂口の対戦。
Mスーパースターの十八番、フライング・ネックブリーカードロップを自爆させた坂口が20分55秒、逆エビ固めでギブアップ勝ちし、2年連続の逆転優勝を飾りました。
リーグ戦の総括は次回に書きたいと思います。
次いで行われた猪木とパワーズのNWFヘビー級選手権試合(時間無制限1本勝負)。この試合、猪木に何としても勝ってベルトをオハイオ州クリーブランドに持ち帰りNWF王座に「世界」の二文字を復活させたいパワーズは、得意の足8の字固め(パワーズロック)で猪木がロープエスケープ出来ないように、リング四方のロープを外した状態で試合をする「ノーロープデスマッチ」を提案。
猪木の得意技であるコブラツイストはロープの反動を利用して入ることも多く、またパワーズが散々苦渋を味わされた卍固めにしてもロープワークの攻防の中から入ることもしばしばあります。
そこで自分に有利になるようにノーロープリングでの試合を受けるよう猪木に迫り、猪木はこれを受諾していました。
しかし、この試合の特別レフェリーを務めるルー・テーズは「ノーロープ・デスマッチは危険である。タイトルマッチに相応しくない」とこれを却下、通常のルールでの試合となった訳です。
試合はパワーズの足8の字固めを凌いだ猪木が20分23秒、バックドロップからの体固めでフォール勝ち、8度目のタイトル防衛に成功しています。
※観戦チケットをアップしました。劣化してます…。
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