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2022年06月24日05:03

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ストロング小林さん追悼(168)

北米タッグ王座のベルトは2か月ぶりに猪木&坂口征二組の腰に戻り、猪木復帰で新日本プロレスは元気を取り戻しました。

75年「闘魂シリーズ」も最終週に突入、新日本プロレスの巡業は最後は東北ツアー。10月4日、福島県保原町(現在の伊達市)体育館(観衆2,400人発表)大会。

メインイベントは今シリーズ3度目の対戦となる9月22日、愛知県体育館での北米タッグ王座決定戦と同一カード、坂口&ストロング小林組のパワー・ファイターズとジェリー・ブラウン&バディ・ロバーツ組のハリウッド・ブロンドスの対戦。これまで惨憺たる目に合わされている坂口&S小林組としてはシリーズが終わるまでに何とかHブロンドスに一矢報いたいところです。

1本目は11分7秒、S小林とBロバーツが両者リングアウトで1−1。決勝の2本目は7分42秒、坂口がJブラウンに反則勝ち。2−1で坂口&S小林組がHブロンドスからスコアの上では初勝利を挙げましたが、1本もフォール、ギブアップは取れずに終わりました。

セミファイナルでは猪木がジャック・ルージョーを10分42秒、アバラ折り(コブラツイスト)でギブアップさせています。

10月6日、岩手県釜石市新日鉄小川体育館(観衆2,900人満員発表)大会、S小林はセミ前でJブラウンとシングルマッチで対戦し、11分18秒、両者リングアウトの引き分け。

猪木はセミファイナルでマイク・サンドーに10分21秒、弓矢固め(ボーアンドアロー・バックブリーカー)でギブアップ勝ちを収めました。

10月7日、宮城県古川市トップレジャーセンター(観衆2,800人発表)大会、メインイベントは猪木&S小林に山本小鉄を加えたトリオがJブラウン&Bロバーツ組のHブロンドス&レイモンド・ルージョー組と対戦した6人タッグマッチ。

1本目は23分40秒、日本組の反則勝ち、2本目は3分34秒、猪木がBロバーツを体固め。2−0で猪木&S小林&小鉄組がストレート勝ちを飾っています。

猪木、初の長期欠場という大ピンチの中で開幕、7週間のロングランとなった「闘魂シリーズ」もいよいよ最終戦となりました、10月9日、蔵前国技館(テレビ収録、観衆10,500人満員発表)大会。

メインイベントは猪木のNWF世界ヘビー級王座の初防衛戦、挑戦者は8月7日に米IWAのリングで59歳でカムバックを果たした不滅の鉄人ルー・テーズ。特別レフェリーは現役としては未来日に終わった50〜60年代におけるアメリカ東部地区でスーパースターとして活躍した「幻の強豪」アントニオ・ロッカ。

試合は60分1本勝負。年齢から来るスタミナ低下から、長期戦になっては分が悪いテーズは、ゴングと同時に猪木のバックを素早く取ってのバックドロップの奇襲からフォールの体勢も、猪木はクリア。

59歳とは思えない身体のキレ、飛燕のようなその場飛びのドロップキックの連発で猪木を追い詰め、エプロン越しに放った2発目のバックドロップは猪木にロープを蹴られて両者ダウン。試合前に「テーズをバックドロップで投げる」と公約していた猪木はテーズを「テーズ式ヘソ投げバックドロップ」で投げてみせました。

自らの代名詞のバックドロップで投げられたテーズはショックを隠せず、脇が甘くなったテーズを猪木はボディスラムの要領で抱えあげて投げてブリッジして固めるブロックバスター・ホールド(岩石落とし固め)に決めて、テーズはカウント3寸前で右肩を上げたように見えましたがレフェリーのロッカはカウント3。17分43秒、猪木がフォール勝ちで王座初防衛を果たしました。

ロッカに限らずですが、レフェリー慣れしてない元レスラーのレフェリングというのは、ベタ足歩きでフットワークが悪く、カウントに入る際に膝をついてしまい、やはり膝を痛めている人が多い為にカウントに入るタイミングがワンテンポ遅くなります。テーズはロッカに「右肩が上がっていた」と抗議したものの判定は覆らず。

セミファイナルは坂口&S小林組のパワー・ファイターズvsJブラウン&Bロバーツ組のHブロンドスの今シリーズ4回目の対戦(45分3本勝負)。この試合はビデオパックニッポンから発売された「史上最強オールスター外国人烈伝」DVD−BOXにダイジェスト映像が収録されており、現在も視聴可能です。

1本目は17分48秒、S小林がBロバーツを体固め、2本目は4分17秒、坂口がJブラウンに反則勝ち。反則含みながら、坂口&S小林組が2−0のストレート勝ちを収め、最終戦にしてこれまでの怨みを晴らすような大暴れを見せて、ファンの溜飲を下げました。

蔵前大会その他の試合はJルージョーが永源遙を10分1秒、体固めで破り、星野勘太郎はRルージョーを10分29秒、体固めで撃破、父Jルージョーとの親子タッグで何度かメインイベントにも出場、いい動きを見せたRルージョーでしたが、新日本プロレスとモントリオールルートがこの後疎遠になり、若手有望株ながら新日本プロレスに再来日はなりませんでした.

小沢正志(キラー・カーン)はサンドーを12分42秒、片エビ固めで破り、木村たかし(聖裔、健吾)はクレイトン・トムソンを7分37秒、首固めで丸め込んでフォール勝ちを収めています。

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