85年「激烈!スーパー・パワー・ウォーズ」開幕戦、3月29日、後楽園ホール(テレビ収録、観衆3,000人超満員発表)大会。私はこの興行は観に行きました。
メインイベントでは4月3日、山形県体育館で行われるインターナショナル・タッグ選手権試合の前哨戦、鶴田がパートナーを石川敬士に選び、スタン・ハンセン&ロン・バス組の「テキサス・ロングライダーズ」と対戦。
試合は好連携を見せたハンセン&バス組が絶妙なチームワークを発揮、8分8秒、ハンセンが石川をウエスタン・ラリアットからの体固めでフォールしハンセン&バス組が開幕戦を白星で飾りました。
長州力はセミファイナルでボブ・ブラウンとのシングルマッチ。ジャパンプロレスに移籍してからの長州は軍団抗争中心で旗揚げ戦の84年12月4日、高松市民文化センターでの怪覆面X戦と同12月13日、後楽園ホールでのデービーボーイ・スミス戦、そして2月21日、大阪城ホールでの天龍戦のみ。
カード発表を聞いた時のファンの反応は「えっ!Bブラウン大丈夫か?」という感じでした。Bブラウンは全日本プロレスの常連でしたが、技はなく、パンチ、キックしか出来ない悪役だけど人のいいオジサンのイメージがあり、年齢も馬場と同じ38年生まれの46歳と当時としてはロートルと言えました。
リングで対峙した時は正直、長州よりもBブラウンの方が身体が大きく、長州は思ったよりも攻めあぐねています。しかしバックドロップで投げると、自らロープに飛んでのリキラリアット1発。そのまま押さえ込んで4分25秒に体固めで勝利を収めています。
セミ前は全日本対ジャパン、天龍&大熊元司組vsキラー・カーン&谷津嘉章組。ジャパン軍相手だと普段のナマクラぶりから一気にスイッチが入る大熊が奮闘を見せましたが、谷津がワンダー・スープレックス(フロント・スープレックス)で重い大熊を投げたところにKカーンがコーナーポスト最上段からのダイビング・ダブルニードロップ、11分48秒、Kカーンが大熊を体固め。
全日本対国際血盟軍、馬場&グレート小鹿組とラッシャー木村&鶴見五郎組の一戦は6分48秒、R木村が小鹿をラッシング・ラリアットからの片エビ固めで降し国際血盟軍の勝ち。メインイベント含めた後ろ4試合中、3試合がラリアットによるフィニッシュでした。
全日本対ジャパン、タイガーマスク&川田利明組と小林邦昭&保永昇男組は10分23秒、小林が川田をフィッシャーマン・スープレックスホールド(網打ち式原爆固め)でフォール。同じく全日本対ジャパン、マイティ井上&渕正伸組とアニマル浜口&栗栖正伸組は10分27秒、両チームリングアウトの引き分け。この一戦での場外乱闘で栗栖のイス攻撃を頭部に食らった渕は裂傷を負って翌日から欠場しています。ジャパンの寺西勇は先シリーズから負傷欠場中。
全日本対国際血盟軍、佐藤昭雄&マジック・ドラゴン組vs剛竜馬&アポロ菅原組は9分26秒、佐藤が菅原を回転エビ固めで降し、全日本対ジャパン、ターザン後藤は新倉史裕を9分57秒、首固めで破っています。百田義浩vs仲野信市は9分15秒に逆さ押さえ込みで仲野の勝ち。百田光雄は笹崎伸司を6分18秒、逆エビ固めでギブアップさせました。
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