85年「激闘!エキサイティング・ウォーズ」開幕戦は2月22日、後楽園ホール(テレビ収録、観衆3,400人超満員発表)大会。
前日の21日、ジャパンプロレスの自主興行、大阪城ホール大会が行われたばかりですが、全日本プロレス一行は東京ヘ戻りシリーズ開幕戦を迎えました。私も当日則夜行バスで大阪から東京に戻り、この日の開幕を連続生観戦しています。当時は学生でしたので、家に帰って寝ていたと思いますが35年前と今と全く行動パターンが変わっていないのに改めて気付かされます。
開幕戦のメインイベントは馬場&鶴田の師弟コンビのパートナーに心境著しい渕正伸が抜擢され、ブルーザー・ブロディ&キラー・ブルックス&クラウス・バラス組と対戦。
渕は大仁田厚、マジック・ドラゴン(園田一治)と並んで全日本プロレス若手三羽烏と言われていました。80年9月に大仁田と共に海外遠征に出発、83年8月に凱旋帰国、8月31日、蔵前国技館でチャボ・ゲレロの持つNWAインターナショナル・ジュニア・ヘビー級王座に挑戦して敗退して以降はこれと言った活躍はありませんでしたが、
長州力率いるジャパンプロレスとの対戦でその実力が再評価されました。2月3日、北海道立北見体育センターではアジア・タッグ王座決定戦に、既に佐藤昭雄とのコンビで王座戴冠を果たしている石川敬士のパートナーを務め、ジャパンのベテラン、アニマル浜口&寺西勇組と対戦。海千山千のジャパン軍を相手に両チームリングアウトと互角の試合を見せました。
そんな渕は聖地後楽園ホールのメインイベント、キャリア11年にして初登場でしたが11分4秒、ブロディのキングコング・ニードロップからの体固めで残念ながらフォール負けを喫しました。
セミファイナルは全日本対ジャパン軍団抗争、天龍&石川&佐藤昭雄組vs長州&谷津嘉章&浜口組。谷津と浜口が佐藤にダブルのフライング・ネックブリーカードロップ、ダウンした佐藤にすかさず長州がリキラリアットを決めて9分32秒、長州が佐藤を体固めに決めてジャパン軍の勝利。
全日本対ジャパン、タイガーマスク&マイティ井上組と小林邦昭&仲野信市組は10分5秒、M井上が仲野をサマーソルト・ドロップからの体固めで破り全日本本隊が勝ちを収めました。
キラー・カーンは初来日のT・G・ストーンを問題とせず、4分56秒にダイビング・ダブルニードロップからの体固めで完勝。
全日本対国際血盟軍、グレート小鹿&大熊元司組とラッシャー木村&鶴見五郎組の一戦は9分2秒、R木村が大熊をラッシング・ラリアットからの体固めで降しています。国際血盟軍は手薄なだけに大将であるR木村の負けは許されません。
保永昇男vsチャボ・ゲレロは初対決。チャボが新日本プロレスで藤波のライバルとして活躍していた80年に保永はデビュー。格の違うを見せつけて9分7秒、回転エビ固めでチャボの貫禄勝ち。
全日本対ジャパン、マジック・ドラゴン&ターザン後藤組と栗栖正伸&新倉史裕組は13分22秒、Mドラゴンが新倉を回転エビ固め。剛竜馬は笹崎伸司を5分49秒、バックドロップからの体固めで破り、川田利明vsアポロ菅原は9分17秒、雪崩式ブレーンバスターからの体固めで菅原が勝利を飾っています。
先シリーズに比べ、開幕戦に出た外国人選手が5人と少なめだったこともあり、この日は全9試合でした。
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