85年IWGP&WWFチャンピオン・シリーズ、第2戦は5月11日、佐賀県唐津市文化体育館大会(観衆2,150人発表)。
この日予定されていたIWGP挑戦者決定トーナメント1回戦、ストロング・マシン1号vsロン・ミラーはミラーの来日キャンセルによりマシン1号の不戦勝。
ミラーは来日して負傷等の理由で試合を欠場した訳ではなく、初めから来ていないのですからマシン1号を不戦勝にするのは?かと思います。
ここはミラーの代打としてトニー・セントクレアーか高野俊二をエントリーしてマシン1号と対戦させても良かった。おそらくどちらと闘ったにせよマシン1号の勝利は動かなかったと思われ、新日本プロレスの常連であるセントクレアーの方がミラーよりよほどいい仕事をしたと考えます。
前回も書きましたが豪華メンバーを活かすも殺すもマッチメーカー次第。この辺りは工夫の余地がありました。
ちなみにミラーはオーストラリアを主戦場にしていたベテランで、ラリー・オーディ(73年10月、全日本プロレスのジャイアント・シリーズに来日)とのコンビでザ・オーストラリアンズとして活躍。72年5月、馬場が抜けた後の日本プロレス「第一次ゴールデン・シリーズ」に初来日。
82年5月、全日本プロレスの「エキサイト・シリーズ」に実に10年ぶりに再来日。この時は扱いは最下位で5月28日、旭川市総合体育館常盤分館で、NWAインターナショナル・ジュニア・ヘビー級王座を獲得した大仁田厚の凱旋試合の相手を務め、4分28秒、体固めで敗れています。(大仁田vsジェイ・ヤングブラッドの同タイトル戦は3日後の6月1日、札幌中島体育センター)
いずれにしてもミラーにそう多くは期待出来なかったのでここは代役を立てた方が無難だったでしょう。
この日のメインイベントは猪木&坂口&木村健吾組vsアンドレ・ザ・ジャイアント&ディック・マードック&アドリアン・アドニス組で14分9秒に猪木とアンドレが両者リングアウト。
セミファイナルは藤波がヤングライオン杯優勝の小杉俊二とタッグを組み、ジミー・スヌーカ&アイアン・マイク・シャープ組と対戦。12分34秒、スヌーカが小杉を体固め。小杉がこのポジションで試合をするのは荷が重かったです。
キングコング・バンディは星野勘太郎を5分17秒、体固めで降し、この日不戦勝を拾ったマシン1号はマスクド・スーパースターとマスクマン対決を行い5分15秒に反則負け。
ヒロ斉藤はトニー・セントクレアーに5分30秒、体固めでピンフォール負け。ザ・コブラ&高野俊二組vsカネック&エンリケ・ベラ組は11分16秒、カネックが高野俊を体固めで破りカネック&ベラ組が勝利を飾りました。
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