全日本プロレス84年「スーパー・パワー・シリーズ」は8月23日、後楽園ホールで開幕。馬場のNWA第一副会長就任を祝福するかのような豪華外国人メンバーが集結しました。
PWF世界タッグ王者のブルーザー・ブロディ、クラッシャー・ブラックウェル、ジム・ガービン、チャボ・ゲレロ、ヘクター・ゲレロ、ムーンドッグ・エド・モレッティ、ベビー・フェイスがシリーズ全戦参加。またガービンの女性マネージャーとしてプレシャスが全戦参加しています。
前半戦特別参加がPWF世界タッグ王者のスタン・ハンセン、ドリー・ファンク・ジュニア。
8月26日田園コロシアムより参加がラ・フィエラ、8月30日浦和市(現さいたま市浦和区)忠実屋西浦和店駐車場特設リングからフィッシュマンが参加。
終盤戦にNWA世界ヘビー級王者リック・フレアーが特別参加。また馬場&ドリー組のマネージャーとして前83年8月引退したテリー・ファンクが特別参加しています。
日本側は7月30日、東京・永田町のキャピトル東急ホテルでの全日本プロレスとメキシコUWAの業務提携発表の時の記者会見に同席していたグラン浜田がフリー参戦。また、外国人側ヒールサイドとして鶴見五郎がシリーズ全戦参加しています。
ブロディは4月のグランド・チャンピオン・カーニバルPART�軌瞥茖瓦�月ぶりの来日、前回の来日ではハンセンと組んで新設されたPWF世界タッグ王座決定リーグ戦では4月25日、横浜文化体育館で馬場&ドリー組を破り、最多得点で優勝、初代王者となっています。
しかし4月14日、愛知県体育館で行われた鶴田のインターナショナル・ヘビー級王座に挑戦した試合では18分26秒、大荒れのノーコンテストとなっており、ベルト奪回は出来ておりません。
ハンセン&ブロディ組は6月23日、プエルトリコ・バイヤモンでキング・トンガ(プリンス)&カルロス・コロン組と初防衛戦を行い、プエルトリコの英雄コロンを戦闘不能にして試合放棄で圧勝、まさに死角なし。
8月26日、田園コロシアムでは公式戦で完勝した馬場&ドリー組の挑戦を受けての2度目の防衛戦を行なうことになっており、返り討ちにしておきたいところです。
また9月3日、広島県立体育館では前々シリーズのグランド・チャンピオン・カーニバルPART�兇把疆帖�天龍組vsタイガー・ジェット・シン&上田馬之助組が2度に亘り王座決定戦で対戦し(5月20日、後楽園ホール、6月8日、川崎市体育館)ノーコンテストと両チーム反則で決着つかず、空位のままとなっていたインターナショナル・タッグ王座決定戦にブラックウェルと組んで出場、鶴田&天龍組との対戦が決まっています。田園コロシアムで馬場&ドリー組に防衛し広島の試合に勝てばブロディは「タッグ二冠王」のまたとないチャンス。
鶴田のインターナショナル・ヘビー級王座には9月6日、大阪府立体育会館で挑戦が決定。次のジャイアント・シリーズには来日がなく、その後は世界最強タッグ決定リーグ戦となりますのでブロディに取っては年内最後の挑戦となる訳です。
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