馬場、タイガーマスクは翌日の86年4月20日はミネソタ州ミネアポリス・ヒューバート・Hハンフリー・メトロドームで行われたAWA主催のみ「レッスルロック」に出場。
この日はそれぞれシングルでの出場となり、馬場は全日本プロレスの常連であるボブ・ブラウンと対戦、5分9秒に16文キックからの体固めで完勝。
タイガーマスクは"ロックンロール"バック・ズモフ(80年5月、全日本プロレスのスーパー・パワー・シリーズに1度だけ来日)と対戦、10分15秒にフライング・ボディアタックからの体固めでこちらも難なく勝利を収めました。
AWA主催のビッグショーにAWA世界ヘビー級王者がいなくてはおかしいということで、王者のスタン・ハンセンが4月19日の神戸・兵庫県立体育館での鶴田戦を終えた後、馬場、タイガーマスクの後から、アメリカに戻ってこの日の大会に出場。日本時間は21日であり、ハードな移動でした。
ハンセンは元同王者であるニック・ボックウィンクルの挑戦を受けて防衛戦を行い、10分8秒、反則勝ちで王座防衛を果たしています。
81年5月10日、イリノイ州シカゴ・コミスキーパークでの引退試合でニックを降し、AWA世界ヘビー級王者のまま引退したガニアが60歳にして限定復帰。
シーク・アドナン・アル・ケーシー(64年4月の日本プロレス、第6回ワールド・リーグ戦にインデアン・ギミックのチーフ・ホワイト・ウルフとして初来日、74年8月の新日本プロレス、闘魂シリーズにアラビアン・ギミックのシーク・オブ・シークス・バグダッドとして再来日)とケージ(金網)マッチで対戦。5分8秒に反則勝ちしています。
大会のメインイベントは古巣AWAに登場したアニマル&ホークのザ・ロード・ウォリアーズvsマイケル・ヘイズ、ジム・ガービン組のケージマッチで7分8秒、アニマルがガービンをホークとのダブル・インパクトからの体固めで降し、2日連続でメインを勝利で飾りました。
ハンセン、馬場、タイガーマスクは試合が終わると日本へとんぼ返りし全日本プロレスのチャンピオン・カーニバルに出場。
シリーズ最終戦、4月26日、大宮スケートセンター(テレビ当日ディレイ中継、観衆3,400人超満員発表)ではハンセンがAWA世界ヘビー級王座を、長州がPWFヘビー級王座を賭けてのダブル・タイトルマッチで対戦、4月5日、横浜文化体育館での再戦が行われていますが、16分30秒に両者リングアウトの引き分けとなり共にタイトル防衛。長州は初防衛に成功。
このシリーズ、ハンセンvs鶴田、ハンセンvs長州の間で争われたダブル(トリプル)タイトルマッチですが、終わってみれば反則裁定でもベルトが移動するPWFヘビー級王座が長州に移ったのみに終わりました。
UNヘビー級王座決定リーグ戦の決勝は大方の予想通り、天龍とテッド・デビアスの対戦となり、21分7秒、デビアスが足4の字固め狙いに来たところを天龍が首固めに捉えてカウント3が入り、天龍は自ら返上したUNヘビー級王座に返り咲いています。
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