2023年9月26日(火)
『にっぽんGメン』(1948)
監督:松田定次
アマゾンプライム
集団で次々と粗暴な強盗事件を引き起こすグループに、警視庁捜査一課は辣腕刑事たちを召集し特別捜査班=「にっぽんGメン」を組織する。
しだいに追いつめられていく強盗グループ。
そして、Gメンたちと強盗グループの熾烈な銃撃戦は始まる・・・・
ありゃま、初見かとおもったら、すでに見ていた。
それでも、古い映画ということもあり、面白い。
製作された1948年(昭和23年)は、GHQの占領施策のため時代劇を撮ることができなかった時期。
そのため片岡千恵蔵や月形龍之介が刑事や警察幹部役で登場する。
前回見たときも、クライマックスの銃撃戦の迫力に驚いたが、再見してもその印象はかわらない。
どこかで、まだ戦争と地続きだったのかもしれない。
今回、へえーとおもったことがひとつ。
それは千恵蔵扮する刑事が、浮浪者がたむろする地下通路から家出少年を助け出し、下宿先の杉村春子に預けるというエピソードが出てきた。
千恵蔵は少年を「ノガミで見つけた」と言う。
一瞬「ノガミ」が何のことか分からなかった。
しばらくして、ノガミは野上で「上野」のことだと分かった。
ジュクとかブクロは今でも通用する(とおもう)が、ノガミは知らなかった。
まあ、どうでもいいことだが。
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